投稿元:
レビューを見る
「グレイトフルデッドのビジネスレッスン#」
本書は、日経BP社から刊行の「グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ」と同様に、
「グレイトフル・デッド」モノだけど、原題にあるように、
「ビジネスで必要なことは、すべてグレイトフルデッドに学んだ」という内容である。
具体的には、”10のレッスン”として、グレイトフルデッドの取組と、現代の企業であれば、
どう応用できるかのヒントが満載である。
”フリー”だ、”シェア”だなどの話だけなのかと思って読み始めたが、
いい意味で期待を予想を裏切ってくれて面白かったのが、
10のレッスンのうち、
、
・Lesson1:戦略的インプロヴィゼーションをマスターせよ
戦略的インプロヴィゼーション=即効の行動と長期的な方向性とを調整し一致させるプロセス
・Lesson5:ビジネス部族を形成せよ
企業がどのようにコミュニティとどういう関係性でいるのか?などが中心。
・Lesson8:リーダーシップを通じて変化をしよう
変革のリーダーが持つ重要な要素、などが中心。
・Lesson9:権限をシェアせよ
フラットな組織、権限のシェア、そのような組織での採用プロセスなどが中心。
・Lesson10:経験経済を有効に活かせ
経験経済と言われる現代では、我々は最も自分らしさを実現してくれる製品やサービスを買う。
などは中心。
の5つのLesson。
詳細はネタバレになるので、是非、買って読んでみてください!!
投稿元:
レビューを見る
ビジネス書って結構概念的なことばかりで読み終わったあとに「じゃあ具体的にどんなことすればいいんだろう?」って思ってしまうことも少なくないんですが、この本は実際に「ああじゃあ自分はこうしてみよう」というアイデアが湧いてきました。
それはおそらく机上の学問的アプローチではなく実際のグレイトフル・デッドが行なってきた数々のトライ&エラーを分析してまとめあげているからだと思います。そういう意味ですごく実践的な内容だと思います。
自分で小さなビジネスをしている人やコミュニティを作っている人は読んで損はないと思います。
投稿元:
レビューを見る
この本ではグレイトフルデッドというバンドの音楽面ではなく、組織運営(バンド関係者はもちろん、デッドヘッズと呼ばれるファンも含んだコミュニティ)についての本。
メールやSNS、ネット上でのシェアの概念が無かった時代に、その先駆けのような活動をアナログ方式で運営していたのは興味深い。失敗例についても述べられているのも面白い。
グレイトフルデッドの音楽は数える程しか聴いたことが無かったが、ツインドラムと刺激的な演奏が印象的だったことは覚えている。バンドの背景を知って彼らの音楽を聴くとさらに楽しめそう。
あらためて色々な音源を聴いてみたくなったところで、彼らのテーピング(ライブ録音)とシェアOKの姿勢と、WEBの発達によってたくさんの音源を無料で聴くことができるのも嬉しい。
投稿元:
レビューを見る
誤字が多すぎ!
「顧客に親切であれ。高品質の商品やサービスを提供し、彼らの関心事に気を配れ。そうすれば、生涯の顧客になってくれる。」と本の中に書いてあるのだけど読んでないのでしょうか?
こういういい加減な仕事をしてると読者は離れていくよという反面教師にはなりますが…。