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一年半ぶりくらいの新刊。ようやくの生徒会選挙。なるほどこうひねってきたかという感じ。シリーズとしては今後も続いていくのかしら。結構綺麗に終わっているけど。それとあとがきの日付が二月になっているのは一体?
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いよいよ天王寺会長とヒカゲとの勝負の生徒会選挙回!
なんだけど、ちょっとこれは期待していたのとは違ったかな。
正直評価に困る展開だった。
期待していたのは、圧倒的な天王寺会長に対して、ヒカゲが詐欺師の本領発揮で一発逆転するような展開。
確かに、御園先輩を引き入れる所までは面目躍如だった。
けれど、逆に彼が会長に縛られるとは思わなかった。
そこからの展開はヒカゲに主導権はなく、ある意味シリーズでもっともへたれだった。
それにキリカの役割がちょっと唐突すぎるだろうと。
だから、最後の結末はお約束だと思うけど、ちょっとすっきりはしなかった。
なんというか、やるせないなあと。
ラストの展開は分かっていてもホッとした。
ああ、これで最終巻かなと思って読み終わったわけだけど、後書き的には、まだ続くのかな?
ならば、今度は強くなったきりかの姿を描いて欲しい。
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イベント満載の学園に、ついに生徒会選挙の時期がきた。
今こそ、反旗を翻すべき時。
無敵にしか見えない生徒会長に勝つために! が
全員の合言葉。
それはそれで間違ってないと思いますが
口を開くと憧れやら、認めてほしいやら。
動力源にはなると思うのですが、何か違う?
どうすれば勝てるか、どうしたらいいのか。
右往左往していますが、どうしてこうなったのか、の
ニュースソースが…どういう事ですか?!w
黒幕と言っても、案外間違ってない気がします。
打倒、を掲げているので、学園生活(?)はシリアス。
情報を得るためだけに出て行った先では…頑張れ…w
何かこう…読んでいて、政治のシステムに
詳しくなったかのような錯覚を覚えます。