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富士フィルムの転機の物語。
今までのものにしがみついて朽ちていくか、全く新しいものに挑戦をして勝っていくか。
仕事をしていく上で時を見定める勉強になる本。
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出てくる社名は架空だが、富士フィルムがモデルなのはすぐわかる。
まさに奇跡の業態転換。フィルム屋が化粧品って誰が想像しただろう・・・
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富士フィルムをモデルにした会社を舞台にした小説。実際の富士フィルムでもこんな感じだったのだろうか。化粧品は興味なかったけど、ちょっと気になった。それにしても、化粧って本当、大変なんだなぁ。自分が女だったら多分、ほとんどやってない。
ところで、本の説明が、『人類』の存亡をかけたエボラ出血熱との闘いが続く中、富士フィルムの薬剤が全世界から注目を浴びた』という文で始まっているものの、エボラ出血熱の治療薬についての話はなし。それもそのはず、本書は2013年に発売された本の文庫版だった。エボラ治療薬開発までの道のりかと思っていたのでちょっとがっかり。
ところで、本書には関西弁を話すキャラが二人でてくるのだけど、東京出身なのに時々関西弁を話す女性より、大阪で会社を経営している男性のほうがエセ関西弁っぽい気がした……。
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ノンフィクションを登場人物や企業名を変更してフィクションとして書き上げた作品
富士フィルムが化粧品事業(ヘルスケア事業)に乗り出した際の苦難やリスクを取っていくところに非常に興味を引かれた。
同じ製造業に努めるものとして、新しい分野に飛び込みリスクを取っていかなければ、今の事業のままで将来まで安泰なんてことはあり得ない。
しかし、変わろうとしない人と変わらなきゃと必死な人がいて
この本ではその差が、うまく表現されていて、同じような悩みを持つものとして、良い刺激を受ける作品だった。
特にエンジニアが製品志向ではもう駄目だ!市場志向で物事を考えていかなければと 変化し成長していく姿が同じエンジニアとして共感した。
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急速なデジタル化が進み、カメラのフィルムが時代とともに消滅する危機を迎えた富士フィルムが、新規に化粧品事業に乗り出す話。会社というものは同じことをしていると50年で倒産すると言われていて、まさにその通りで実話に基づき成功を収めたのはさすがである。もちろん化粧品事業には今までのノウハウが相当生きている。