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今時のアラサー
2016/04/30 10:54
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:けいこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
花、豆、草、星4姉妹の中で地味な豆32歳かな?人並みに稼いで旦那を支える。でも、女性が年収が高いことは世の中でなかなか受け入れてもらえない、その中でもがきながら新しい女性のあり方、楽しみ方を探していく姿に働く彼氏ありまだ未婚のバリバリ働く私には共感がもてました。容姿にコンプレックスを持ちながらも、それとは違う持ち味を自然と見出す姿に勇気をもらえます(*^^*)ズバッと正解が出るものではなくて、今の自分の姿をしっかりと考えるきっかけにしてもらいました!
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うーん。つまらなかった。
四人姉妹の次女豆子を視点に動く物語なのだが、豆子に全くもって感情移入できない、理解しがたいので楽しめるはずなく終わった。仕事はできるけどブスでプライドは高く、ちょっとどころではないズレ感が痛い。そんなブスな自分が恋をして結婚してくれる男性に巡り合ったが相手には金がないため自分の貯金で結婚式を挙げることにした豆子だが、結婚式だけでなくそれ以前の事柄にもお金がたくさんかかることにひどくストレスをかかえるなか、香りのビジネスに興味を持ち…っていうよくわからない物語だった。ゴボウの香水、経済力と言う名の香水、ちょっとだけ興味はあるけどね。
華やかな名前を持つ長女花、四女星。
地味な名前の豆子と三女のニート草子。
わたしはたぶん花や星派だから豆子の気持ちがわからないだけなのだろうか…うーん。すごい卑屈な物語だったな。
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あぁ~~ナオコーラさんだなぁ、と読みながらずっと思ってた。
社会とどう関わるか、はこれまでもテーマとしてあった気がするけど、今回はそれがド直球で飛んでくる。
「女性が」「女性だから」「女性なら」言い出したらきりがないけど。
こういうの好きじゃないって思っていても、結局使ってしまうし受けいれてしまうし。
何かひとつ括る言葉があるってやっぱり便利っちゃ便利なんだよね。
そんな中で、私はどうするんだろうとか、ぐるぐる考えてしまった。
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女性と経済力。それを香りに、というのが山崎さんらしい視点だな、とは思うけど、なんだろうな。特に豆子さんは、出会えてるだけで幸せだと思うのに、何をそんなに欲しがるのか、他の人に知ってほしいのかとも思ってしまいました。世の中まだそういう人にすら出会えてなく、豆子さんほどの「経済力」もないけれど、日々坦々と働いて、社会の中で自分なりにしっかり楽しく生きている女性はいっぱいいると思うなぁ。山崎さんの作品。好きでずーっと読んできているけど、個人的に今、こういう女性作家の結婚とか出産とか、そういった作品はあまり読みたくない。なんだか私生活と関係あるのかしら、とかつい、思っちゃう。ってこと自体がまあ、可愛くない自分、なんでしょうけど。
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世の中って、こういう人ばかりのはず。
だから、面白みに欠ける内容かもしれませんが、ぜひとも他の姉妹の話も作ってほしい。
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凄いなあ、これだけオンナの中を見せてもらえると
共感による恐怖しかない。
止められなくてざくざく読了
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私も難しい性格だと思うし、自信を持てているわけではないけれど、豆子さんも生きにくい性格の人だなと思う。豆子さんの考え方にはわかる部分もあるけれど、共感できない方が多かった。4姉妹の物語なら、他の姉妹の視点で話が進む章があってもよかったな
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四姉妹の中の一人、豆子が主人公。豆子は容姿に劣等感を持っている所もあるが、仕事に関しては姉妹の中で一番稼いでいると自負している所がある。自信過剰な性格であり、豆子は相手の裏の裏を読むタイプの女性でイライラさせられる場面が多い。豆子が結婚するのですが、その過程もイライラする。でも、それは豆子がそういう性格なので仕方がない、と読み進めラストは豆子が周囲の意見や空気を読んで終わるのですが・・・。うーん、これはもしかして、ナオコーラさん自身が結婚した際に感じた事や行動があるのでは、と思ってみたり。色々な考え方の人が世の中には沢山いるので、豆子みたいな性格の人が本当に実在しそうだなぁ、と。そんな感覚で読了しました。
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人間関係や夫婦関係は、なんら悩みは無く、他者が自分を正しく評価してくれないと、ひたすらグダグダしている主人公。斬新。
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吉祥寺のくぐつ草やら思い浮かぶところがたくさんあるお話。働く女子の悩みにあるある。と何度も。最後に見た映画がリトルミスサンシャインなのを読んで、ナオコーラさん仲良くなれるかもと苦手意識が飛んだw
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花・豆子・草子・星は四人姉妹。このうちの豆子という32歳の会社員をしている次女の事を中心に物語は進む。豆子は自分で自分を「ぶす」「ぶす」と言い切り、マイルールに縛られて生きる。それだけが正しいのだと信じて。そんな豆子が「やらかして」しまう。よりによって、自分の結婚式の時に・・・。次第にかたくなな心がほどけてゆく豆子。豆子、あなたはもっと自由に生きていいのだよ、と語りかけたくなる。「自分の思いに正直」に生きる豆子の姿は決して「ぶす」なんかではないはずだ。
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2015.8.4
女の経済観念のはなし。
なんか、よくわからないけど、姉妹でも同じだったり違ったりするみたい。
豆子っぽいのに憧れたけど、草子に足突っ込んでる感じだし。働いてはいますけどね?理想と現実と違うなって思いながら読んでしまった。
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四姉妹かぁ、なかなか賑やかに違いない!
花、豆子、草子、星という名前も素敵だ。
中でも、豆子を中心とする話。ちょっと変わった感覚の持ち主。特に、金銭とニオイに関しては強いこだわりがある。ゴボウの香水って……。
何かしらにこだわりがあるというのは好きだなぁ。
近頃、どこへいってもチェーン店ばかりで画一的で面白みに欠けるから、せめて人間くらいは超個性的であり続けて欲しい。
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「ぶす」だから結婚はできないと思っていた草子だが経済力はないが気の良い相手と結婚する。式に対する思い入れはずいぶん人と違う。ゴボウの匂いがする香水考案。
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離婚歴のある派遣社員の長女、器量は悪いが稼ぎのある次女、ニートだが家で親の面倒を見る優しい三女、高収入の夫を持ち人生計画通りに進んでいる四女の四姉妹の物語。一人で人生を歩むべく貯金にいそしんできた次女が、預金も行動力もないが愛情ある男と結婚することになり、結婚式を巡って金がからみそれぞれの経済観が明らかになる。次女の心情が丁寧に綴られているが、やや理屈ありきで、特に結婚式で怒りを爆発させる場面は会話に臨場感がなく、全く感情移入できなかった。ただ、結婚費用を男が全て出す場合、世間はそれを「甲斐性がある。男の責任を果たしている」と褒めたたえられるが、同じことを女がすると「可哀そう。そんな男を選んで大変だ」と哀れみを受けるという意見には非常に共感した。