紙の本
出版社コメント
2003/05/06 12:57
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投稿者:PHP研究所 - この投稿者のレビュー一覧を見る
これまでのカウンセリング的なコーチングの本とは異なり、リーダーの組織運営に力点を置く。経営者、上司に必須のスキルとして紹介。
1980年代にアメリカからもたらされた「コーチング」の手法が、いま日本で注目されている。
コーチングとは、人の能力と喜びを最大限に引き出し、自己実現をサポートするためのコミュニケーション技術のこと。特に著者は、人間が行動する要素として、「危機感」「快感」「価値感」の3つを取り上げ、リーダーとしてのモチベーションの持たせ方やマネージャーのあるべき姿を説く。
そもそも人間の能力にはそれほどの差はないにもかかわらず、元気な会社とそうでない会社があるのだろうか。元気な会社には、変化するだけのエネルギーが満ち溢れており、社員が活き活きと働き、高いモチベーションを維持しているからだろう。
本書では、「リスニング」など3つのベース・スキルと「目標設定」「行動計画」など6つのコア・スキルを学び、組織活性化のノウハウを伝授する。一人でも部下を持つ管理職やリーダーの方々にぜひ読んでもらいたい一冊である。
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◆著者は日本メンタルヘルス協会の衛藤信之氏に師事後、コーチング、カウンセリング、コミュニケーション講座・心理学講座などの講師として活躍。わかりやすく、身近な事例にあふれていて、かつ論理的な説得力のある内容。
◇お互いの違いを理解し、そしてその差を少しでも埋めようとするという作業こそ、コミュニケーションの本質的な意味。みんな同じならば、コミュニケーションはもともと必要ない
◇社員は最も価値ある経営資源であり、その資源を活かす、つまりモチベーションをあげることがリーダーに求められていることだ
◇コーチングとは、プレーヤーの能力を最大限引き出し、自己実現をサポートするためのコミュニケーション技術である
◇多くの人は人の話を聴きながら「次に自分が何を言うか?」ばかり考えている
◇優秀なコーチは普段何も言わず、選手をじっと見て、相手がアドバイスをほしいときに、適切なひとつのアドバイスをする
◇「答えを持って聴く」と相手は話さなくなります
◇コーチングは「やり方」に効果があるのではなく「あり方」に効果がある
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最強リーダーのパーフェクト・コーチング―部下のこころに火をつける9つの法則
上村 光弼,岸 英光
PHP研究所(2002-11)
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◆著者は日本メンタルヘルス協会の衛藤信之氏に師事後、コーチング、カウンセリング、コミュニケーション講座・心理学講座などの講師として活躍。わかりやすく、身近な事例にあふれていて、かつ論理的な説得力のある内容。
◇お互いの違いを理解し、そしてその差を少しでも埋めようとするという作業こそ、コミュニケーションの本質的な意味。みんな同じならば、コミュニケーションはもともと必要ない
◇社員は最も価値ある経営資源であり、その資源を活かす、つまりモチベーションをあげることがリーダーに求められていることだ
◇コーチングとは、プレーヤーの能力を最大限引き出し、自己実現をサポートするためのコミュニケーション技術である
◇多くの人は人の話を聴きながら「次に自分が何を言うか?」ばかり考えている
◇優秀なコーチは普段何も言わず、選手をじっと見て、相手がアドバイスをほしいときに、適切なひとつのアドバイスをする
◇「答えを持って聴く」と相手は話さなくなります
◇コーチングは「やり方」に効果があるのではなく「あり方」に効果がある