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紙の本
日記という手法で内面から痛みをとる
2014/12/13 02:36
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:いし - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本のタイトルからすると西洋医学が主流の現在においては、非常に意外な感じを受けてしまいます。
しかも、著者である笠原医師は整形外科の医師ではなく、麻酔、精神分野を専門とするところからも意外性を感じさせる。
笠原医師についてはテレビ番組や専門誌、あるいは雑誌の健康記事で既にご存じの方も多いと思います。
この本の一番の特徴は、認知行動療法という簡単そうでなかなか継続して実践することが難しいことを、一般の方々が非常に分かりやすく、読みやすい書き方で書いてあることだ。
また、その実践方法も「日記」という誰もが少なくとも一度は夏休みの宿題として書いた経験がある、身近な方法を用いることで、その効果を得ることができるようになっている。
外傷による痛みや捻挫等による痛みであれば、整形外科の分野であるだろうが、この著作では整形外科の分野では原因不明とされてしまう痛みの仕組み、そして、その痛みの原因は、ストレス、心のあり方によるものとして、多くの実体験を踏まえて分かりやすい文章表現で、認知行動療法を教えてくれる。
また、患者のみならず周囲にいる身近な家族の対処方法についても書かれていて、本人のみならず、そのような痛みを抱える家族が読む本としても最適である。
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