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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
同じシリーズの「お寺」が題材の本は
中世が中心で
テーマの寺が変わるたびに時代が戻って
結局何が起こったのかつかみにくかった。
神社ならもっと古い時代の話が読めるだろうと思ったら、
確かにそれはあったのだけれど、
日本人の風俗に浸透(神道だけに)しすぎていて、
途中から歴史を読んでいるのか民俗学の話なのかわからなくなった。
日本は仏教国とはいうものの、
本地垂迹によって実際に身近だったのは神様であって、
その話をすると日本人の生活の話になってくるのは自然な流れなのだと感じた。
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伊勢神宮の式年遷宮
歴代天皇が代替わりのたびに王宮を遷していたものを、持統天皇が恒久的な藤原京を建設したことで、歴代遷宮は停止し、その停止を引き取る形で式年遷宮が始まったという説。
天照大神は三種の神器(八咫の鏡、八尺瓊の勾玉、天叢雲剣)をニニギに渡してちじょに降臨させた。
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読みかけとなっていた本です、最後まで読みたいと思っておりますが、現在このような本に部屋が占領されてきており、苦渋の決断ながら処分することに至りました。近い将来、この本を読破できる機会が来ることを願っています。
2017.12.31作成
途中までですが、気になったポイントです。
・伊勢神宮は、皇大神宮(内宮)と、豊受大神宮(外宮)を中心に125社に分かれており、内宮の祭神は、天照大神だが、外宮は豊受大神という神が祀られている。朝廷は、伊勢神宮に皇女(天皇の娘)や天皇の姉妹を一人、奉仕させていた。それを、斎王(斉宮:さいくう)と呼ぶ。南北朝時代まで続いた(p27)
・式年遷宮は、権力・権威の新生を視覚化し、社会に最大限のアピールし印象付ける効果があった。技術伝承説もある(p32)
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日本には多くの神社が存在し、その歴史的由緒背景を読むととても奥深いものを感じ、日本文化を保持継承していることは素晴らしい遺産であり誇りと言える。史上では神社分離、取り潰し、併合など多くの災難にも遭っているが、特に天皇家皇族の神話など戦国時代、太平洋戦争などで燃え尽き現存しない神社仏閣、史跡なども多くの「神」に対する啓蒙が現在でも祭り事などで継承していることに興味深い。 徳川時代の日光参拝に多額の費用、多くの人足と参拝者があったのことに驚愕する。
日光東照宮の造営は1年5ヶ月、のべ650万人、総工費2千億円
日光参拝19回(@譜代旗本のみ参加13万3千人、人足22万8千人、馬32万6千匹)
午前6時に親衛隊出立、将軍午前10時、先鋒から最尾まで10時間を要した参列
参拝日程は4日間、古河城、宇都宮城に宿泊、費用は20万両(140億円)