紙の本
攻かっこいい!
2017/10/31 17:22
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ガルドランがいい男です。
カレスに傷をつけるのは本意じゃなくて、優しく優しく慎重に鞭を使うところが印象的でした。
ウィドや、冬至祭にちょっと出てきた護衛管など、ホロリとするようないい人もいて読んでいる側には救いになりました。
でもそんな小さな幸せも、悩み傷ついているカレスの救いにはなっていないのがもどかしかったです。
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今回の話を読んで、痛い話(精神的にも肉体的にも)を
書かせたら本当に一番な作家さんだと思った。
途中から、かわいそうすぎて涙が止まらなかった…。
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同人誌で初めて読んだときも涙が溢れましたが、ストーリーを重々承知していてもやっぱり泣けます。
改稿されて更に深みが出た…というか、リオも、統治面ではちゃんと「できる子」だったのだと知りました(ごめんなさい;)
互いがためらいがちに差し伸べた手を繋ぎ合わせるまで、もう一歩。続編の商業化も楽しみですv
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号泣した。しかし、続きがものすごく気になる感じで終わってるので☆はマイナスいち。続き出ると聞いたが。
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初出
ruin-傷-――2002年2月 同人誌掲載作を大幅改稿
ruin-林檎とどんぐり-――書き下ろし
「光の螺旋」シリーズ第3弾。2段組でボリュームたっぷりの作品。
ようやく続編「緑の日々」も発売!
兄弟同然に育ってきた初恋相手への報われない片想いに苦しみ、次第に心の均衡を失っていく青年の話。
タイトル通り傷を負うシーンがあちこちにありますが、心の苦しみを誤魔化す為に…という感じなので
本人があまり痛がる様子が続かなかったり、痛がらなかったりなのと、
僕的に残虐と思えるまでの行為が無かったことから、その辺は結構平気でした。
最初から後半まで主人公が追い詰められっぱなしで酷い話だとは思いますが(笑)
主人公に感情移入すると本当にずーっとぼろぼろ泣きっぱなしになる作品です(;_;)
元々この作品の元になった話の方を先に読んでいたので、思いをよせられていることにまっっったく気が付かない彼についても嫌いじゃないんですが、こうして別の視点で読んでみると…鈍いっていうのも結構罪だなぁと…
恋愛作品に恋のライバルの登場は日常茶飯事ですが、恋破れたライバルへの見方もちょっと変わるかも。
まあ、ここまで思いつめていくキャラはそうそうあちこちには登場しないと思いますが。
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つっ、続くんですよね?続いてくれますよね、六青さんっ!!カレスにはもっと幸せになってもらわないと、不憫過ぎるんですけど…。今作発売記念で雑誌「リンクス」に掲載されたSSをつい立ち読みしちゃいました。続編があるという話は一切載ってませんでしたけど…。商業でも同人誌でもどちらでもかまいませんから、どうか続きを書いてください!!
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六青さんのは大体私のツボにドンピシャ!なのだけど、これは凄い。
きました。本当に。
前提になっているほうの話の同人誌を読んで号泣しまくったのもよく覚えています。
こちらのカプの同人誌は持っていないので、続きが気になります…!!
早く、早く続きを〜〜!!
蠱蟲の虜の続きも待っているんですが…!!
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元気な時に読んでください。
この一言に尽きると思います。もう、ガルドランの無償の愛が堪らん。カレスの自傷行為には辟易させられるけれど、一番はカレスの片思いの相手の鈍感さだと思う。
お前領主ならもうちょっと周り見ろ(-_-♯)
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六青みつみさんの作品の中でも最も痛々しく辛く重苦しい物語だと思います。
この「光の螺旋」シリーズはファンタジー物語としても地理や歴史などを含めとても魅力的で読み応えがあります。
が、BL作品として見た場合あまりにも受けが不幸すぎる…つらいです。
報われることのない想いをずっと幼なじみに抱いているカレスが、何故そこまで苦しまなくてはならないのか!?と悲しみでいっぱいになります。
BLではよく受けや攻めの恋路の邪魔をし意地悪をするようなキャラが出てきますが、例えばそのいわゆる当て馬キャラが本当にその人物を愛していた場合、受けと攻めがハッピーエンドになった後、その当て馬キャラはどうなってしまうのか?という問題をここまで真摯に描いた作品は他に類をみないのではないかと思います。
数年前に購入してあまりにつらい内容なので積んでいたのですが、改めて読むとそのつらさの中にもとても美しい描写であったり、胸をしめつけるような感情があり読んでいて何度も切なくなりました。
この後続編の「ruin 緑の日々」で救いがあると良いのですが……いささか不安が…。
カレスが想いを寄せているライオネルとその恋人のエリヤについては「一枚の絵」という作品でメインになっています。こちらを先に読んでいたので、ライオネルのことも憎めないんですよね…いくらなんでも鈍感すぎるだろ!と言いたいですけど(笑)
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隻眼の侯爵×秘書
幼いころに助けてもらった恩人でもあるライオネスに対し、すべてをかけて尽くしていた。しかし、彼は同性の恋人を得て幸せそうに暮らし始めた。そこでやっと自分の恋心に気付くも時はすでに遅く、嫉妬からその恋人を傷つけてしまう。狂い始める歯車、うまくいかない仕事。そしてやけになって飲み歩き、襲われかかったときに山賊のような大男に助けられた……。
タイトル通りというかタイトル以上に痛いです。
自傷シーンがまあ多いから(身体的にも精神的にも)正直気持ちが沈んでるときに読んではいけない。←読んで沈んだ。
唯一の慰めは白いもふもふ。
個人的に母親のアレっぷりがイラつきポイント1位でした。
ruin―緑の日々―に続きますので、できれば一緒に購入をおすすめします。
表紙で結末を察してほしい(でも痛い)