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前作「ruin―傷―」の救済編
2018/05/07 08:23
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投稿者:tix - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作「ruin―傷―」の救済編とも言える続編。
ボロボロのカレスが、
どうやってハッピエンドに辿り着くか知りたくて読みました。
前作のエピの盛り沢山ぶり、身を切られるような切なさと比べると
単調でやや物足りないです。
・・・が、好きなカプのハピエンはそれだけで価値がある!
ので構いませんw
ガルドランとカレスの交互視点だったので、
互いの心情がよくわかるところも良かったです。
紙の本
ruin続編
2017/10/31 17:18
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
THE尽くし攻め!という話。
1人と1匹に癒されるカレス。
怜悧な仕事人間が子供返りしちゃってるのに不覚にもグッときました。
このまま元に戻らなくても…ってガーディが思うのも分かる気がします。
ラストはいろいろな不安を抱えながらも幸せでとてもよかったです。
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前作に比べたらそんなにどん底ではなく、
割とイチャイチャモードなんですが、
それでも結構主人公たちが可哀想なことになってる…。
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前作があまりにもかわいそうな感じで終わったので、今回ちゃんと幸せになってよかったです。
この先生はわりと最後まで書ききるので好きです。
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『光の螺旋』シリーズ4
「ruin-傷-」続編 2段組
2002年8月 同人誌掲載作を大幅改稿
ガルドラン×カレスはこちらで完結しておりますが、同人誌ではその後のお話も有。
元々続編を楽しみにしていたのが、一度発売延期になったため余計に待ち焦がれた作品でした。
前の作品が身も心も追い詰められボロボロとなっていくかなり切ないお話でしたが…その辺は前作と今作はギャップがかなりありました。まぁ、ある意味当然なんですが。表紙どおり幸せが何より(笑)
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「ruin 傷」の続編。
前作の重苦しく辛い物語から、救いの物語へ。
前作はカレスのライオネルへの片想いが物語の中心だったので、攻めのガルドランの魅力がいまいち伝わりにくかった。のですが、公爵として自領に戻り、ガルドラン視点で過去のエピソードなどが語られ、やっと(?)その包容力や優しさ、カレスへの想いがはっきりと見えてきて、今作ではとても魅力的な人物に映りました。
カレスが次第にガルドランへの想いをつのらせていく過程が丁寧に描かれており何度も切なさに目頭が熱くなりました。
息子のガルドランに貴族として妻を娶り子を作ることを期待している母がカレスに冷たくあたるシーンなど、カレスかわいそう…!って思ってしまうのですが、単に意地悪な人物として描かれているのではなく、それぞれの登場人物の想いがきちんと描かれているので切ないんですよね…。
その妃の言動がまさにカレスが過去に発した言葉そのものであったり…。
前作ほどではないもののシリアスな展開が続くのですが、それでも爽やかな空気が漂っているような気がするのはルドワイヤ領の豊かな森の描写のせいでしょうか。
最後は痛快でさえあります。
ファンタジーBL好きにはぜひお勧めしたいシリーズ。