紙の本
読むべき
2016/07/01 10:39
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投稿者:松山富士夫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
読むべきですね。もっと早く読んでいればよかった。
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学校ではあまりお金について教えてくれないなーと思っていたところに本屋でバッタリ出くわしてしまい、悔しくも購入。お金との付き合い方からはじまりビジネスやインターネットの話など、素手で生きてきたお二方のものの見方は自分にはないものばかりでした。ふたりのおっちゃんが楽しそうに話してるのを横で聞いてるような本です。
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最近の対談本だと思ったら約10年前のものでびっくり。「ほぼ日」は今や手帳とかですごい売り上げを持っているけれど、今の状況を読んでいたかのような邱さんの発言に「さすがお金の神様」と納得。邱さんていう人物を全く知らなかったけれど、私もお金というものについて考えるにあたり、著作をすこしかじってみようと思う。
さて、本書のまとめだけど、それは糸井さんのあとがきがすべてを表してると思う。何事にも、「動機」と「お金」が必要ということ。どちらかが欠けてもうまくいかないし、両者のバランスが大事。自分の中で、どうお金とつきあっていきたいのか、そのお金で何をしたいのか、月で考えるのではなく、年でとらえるといった大きなお金への枠組みを持ちながら、お金を容れる器の大きな人物になっていきたい。
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自分がまさに今までお金についてなるべく考えないようにしていたけど、このままではなんか間違えた人生を送りそうって思って買いました。
お金についての考えもすごくためになったのですが、糸井重里がほぼ日に書いたらしい言葉、
これがインタラクティブな理想か?
これが、便利で未来的な豊かさか?
っていうのがすごくココロに染みました。
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学校で教えてくれないことが3つある。ケンカとセックスの仕方、それとお金との接し方である。
日本人はお金との接し方が下手だ。高度成長期には企業に忠誠を誓いお金のために働かないことを美徳としてきた。だのに今や蔓延する拝金主義に身を委ねている。
そんな現状に「そろそろこれじゃまずいんじゃないの?」と立ち上がった2人。1人は250冊以上もの著書を持つ「お金の神様」邱永漢。もう1人は「ほぼ日刊イトイ新聞」やインターネット博覧会の編集長を務める「インターネットの実験者」糸井重里である。本書に収録されているのは、この2人の2日間にわたる対談の内容で、2人の異なる価値観が交錯しながら議論が進められていく様子がおもしろい。
「お金が怖い」と語る糸井重里の立場には共感できる。一方、お金に引きずられるでなく、お金の存在を無視するでなく、絶妙のバランスを保っている邱永漢のアドバイスも、成功者ゆえのリアリティーにあふれていて説得力がある。
邱の言葉はネットバブルに対するアンチテーゼも含む。安易な株式公開に奔走する経営者を尻目に「公開するほど落ちぶれてはいない」と一蹴する彼の言葉。公開してしまえば、株主に対するしがらみから事業の自由度が著しく低下する。事業を自分の作り出した作品のように愛でる邱はそれゆえに先の言葉を発するわけだが、お金と幸せの優先順位が逆転しがちな現在、その凛然としたスタイルが、忘れていた何かを思い出させてくれる。
この本に最終的な結論はない。しかし本文の至るところに明日を生きるヒントがちりばめられている。どの一文を切り取ってきても心に響く示唆に富んでいて、自分の中でもやもやしていた疑問や迷いにリンクする一節を見つけることができる。人生の教科書として、ぜひお勧めしたい1冊である。(佐藤敏正)
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お金イコール汚いという文化は日本独自らしい。生きていく上で必要不可欠な「お金」というものと、きちんと向き合ってみようという本。お金を欲しいと思うことは当たり前のこと。
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お金との付き合い方についてのキューさんの考え方が素敵で共感できた。
キューさんのほかの著書も読んでみようと思う。
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お金のことはもちろんだけど、生き方のこと、働くことなど、幅広い対談になっていました。お金っていうのは大事で決して軽んじてはいけないものだけど、お金をすべての基軸に生きてしまうと結局うまくいかなくて、何より大事なものは、やっぱり楽しいとかおもしろいって自分が思えることなんだなあ、と感じました。
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サムライ的ではないお金との付き合い方についての、ほぼ日糸井さんと邱さんの対談集。
気になった言葉
*小さいネジだけどとても大切な仕事をする喜びだとか、大きなネジでがっちりしめておくことだとか、過剰に目立つだけではない、そういう喜びもある。生きがいがばらけるほど社会は豊かになる!
*大きな仕事をしたいのか、大きなお金が欲しいのか
*月給を払う側にまわるということ
*寺山修司 家出の勧め
*無料のブロガーみたいなもの
*強気八人、弱気二人
*各界で成功した人"思ったことはすぐにやる"
*人を評価するとき"人に信用されている"を一番重んじる
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邱永漢さん、すごい
ほぼ日の三年後を、“ほぼ”正確にあてている
なるほど、、、
「唯一からわないのは『世の中は常にかわる』っていうことぐらい」
なるほど、、、
まだまだ、僕には「なるほど」としか言えない
「あっ!やっぱり!?そうだよね!」
と言える知識のレベルに達していない
中には「ん?」と思う事もしばしば
知識の蓄えがまだまだ乏しいなと思う
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いたってまっとうな、お金の話に関する対談。なにがまっとうかというと、お金を汚いものとして扱うのでもなく、神聖なものとして扱うのでもなく、がむしゃらに恋焦がれればいいというのでもない、自然なスタンス。お金を大事に扱えばよい、大事に扱うとは誠実に相対峙することと説く。納得。
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糸井さんの本は好きですが、この本の内容は自分にはあまりピンと来なかった。
本書が悪いというわけではなく、ただ相性の問題。
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お金をちゃんと考えることから逃げまわっている
今のぼくにピツタリの一冊。
年末に見つけて、新年初買いでお買い求めました。
更に昨年から「ほぼ日」の虜になってしまったぼくにしてみたら、
糸井本はまずハズレ無し。
普段あまりドッグイヤーをつけることは無いですが、
この本はもう犬まみれ。
単行本から10年越しの文庫化ですが、
10年経った今なお新鮮に読める人生のエッセンス満点の一冊。
タイトルがそうであるように、共感できるポイントも多くて、
新しい知識を得るというよりも、より強固な自信に繋がる内容でした。
タイミング的には
「飽きない商い」というフレーズを知ったその2時間後に
この本でまったく同じフレーズに出会うという
必然性も相まってたいへん宜しい一冊でした。
お金や仕事や生き方にいき詰まっている方
苦しさを感じている方必見の一冊です。
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儒教の影響を受けている日本では、我々はお金についてじっくり考えようとも思わないが、この本は軽すぎず重すぎず程よい心持ちで「お金」を考える機会を与えてくれる。
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邱「大事業家っていうのは、同じことをくりかえしている人のことでしょう。自分が失敗しないですむとわかっている安全パイだけ振って、拡大していくだけのことですから。それに比べると、ぼくなんか、どこか失敗することを前提として、冒険をやっているようなものですよ」。なるほどなぁと唸らざるを得ない。