紙の本
短編集。
2017/04/28 19:27
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:冬みかん - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔のような毒っ気がだんだん薄れてきたな・・・と寂しく思う反面かなり読みやすくなってると思います。不思議な世界観は相変わらず健在です。
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まあ、いっこいっこ言及すると全部好き!て訳じゃないんだけど。「嘆きのネクタイ」「どーにもこーにも相手が悪いの話」「おっさんとデェト」「ちはやぶる青二才」が好きなんですよ…絵がね…いや絵もね…特に「おっさんとデェト」はもーなんでこんな好きなのかよー分からんけど凄く好き。美化してなーい感じ。好きになる男は大体しょーもない。しょーもない中に、どっか一個気になるところがあるってだけの話。そんなことが多い人間にとっては感情移入できる作品なんじゃないかなー。
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表題作の、小さくて守られていた男の子が実は心の中は最初から「漢」だったオチとか、借金取りに苛められてる筈の男の子の生きがいが実は…とか、冴えないおっさんに施しているようで実は…と言った立ち位置や感情面での上の取り合い部分のひねり具合が実に小気味いい。
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電子書籍で表題作のみ購入。
攻めの成長して攻めを自分のものにしたいという気持と、受けの自分の気持ちの戸惑いようが読んでいて面白かった。でも、この作者はやっぱり動きが固いなあ……そこがいいんだろうけど。たまには動きのあるもの読んでみたいな。