0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねむこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「るりお」のメッセージは、全国的に送られているんだろうか?
話は、とうとう一紀たちの子供の世代に飛んじゃってるけど、明かされる未来へ進まないにはどうすれば・・・すごく考えさせられます。
紙の本
もう少し読みたかったです。
2016/02/12 21:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kun - この投稿者のレビュー一覧を見る
2巻はAWAYとHOMEの対比(AWAYの強さとHOMEの無能さ)から一気に謎解きへと進むのですが、読み進んでいくうちに、えっもうこれしかページ残ってないけど大丈夫?
ここで終わってしまうには惜しい、気になる登場人物がたくさん出てきてるんですけど・・・
とハラハラ。もう少し読みたかったな。
いずれHOMEに帰還していく子どもたちに、これからの地球をどうしていったら良いのかという未来を託す物語で考えさせられます。
紙の本
あっという間に終わってしまった。。。
2015/10/17 22:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る
後半はストーリーが駆け足で進んでしまって、さびしく感じました。話の内容的には、もう1~2冊有っても良かったのかなーと。最後にAWAYの謎が明かされましたが、いまいち理解できず。。。ただ、子供と大人を別々にするというのは、極論ではありますが、個人的には賛成です。原作があるようなので、原作で復習してみます。
紙の本
完結です
2015/12/26 11:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ponta - この投稿者のレビュー一覧を見る
ふたつに分かれた世界の謎が一挙に解ける最終巻。
原案とは別物と考えて読む方がいいと思います。
連載が間が空いたりしていたので、状況説明だけで
ある程度時間が経つ場面が出てくるのは掲載回数の関係でしょうか。
もう少しまとまった期間連載を続けて丁寧に描かれていたらもっと
物語りに入り込みやすいと思います。その点が残念。
終焉は向かえましたがその先は子供達の手に委ねられ、結末は
読者に想像の余地を与える締めくくりでした。
投稿元:
レビューを見る
えっっ終わり!?なんか急に終わってしまった。
AWAY側では驚くほどの統制と秩序、博愛がある。こどもの順応性はたぶんこんな世界にも馴染みを持つことができるのかな、と思ったのと、生まれてくる子と同時に亡くなる子を受け入れてるのが…うまく言えないけどこどもの純粋さは時にこわいなと感じた。
なんでこんな急ピッチで進んだんだろ。この後もちゃんとありそうなのに
投稿元:
レビューを見る
ついに明かされた世界の秘密。もう少し先まで描いて欲しかったけど、納得はした。亡くなった赤ん坊たちの爪と髪を切った気丈な一樹が、大介を3年待てずに飛比夫と子供を作ったのにビックリ。でもこの話で一番心に残ったのは伝説のマタギ河津克巳。「狩って殺して調理して食って生き残るんだがんばれ!」事態を解明し統率する頭脳派もいいけど、自然の中で生きていけるサバイバル派も大事よね。
大和田イクコは誰の娘だったか1巻を再読せねば。
投稿元:
レビューを見る
(2015.09.12読了)(2015.09.11購入)
【目次】
4月3日悪い宇宙人とママ【前編】
4月3日悪い宇宙人とママ【後編】
4月15日仏子沼えりか
2034年11月11日河津克巳
2051年世界の秘密
☆萩尾望都の本(既読)
「山へ行く」萩尾望都著、小学館、2007.07.01
「あぶな坂HOTEL」萩尾望都著、集英社、2008.03.24
「レオくん」萩尾望都著、小学館、2009.06.15
「スフィンクス」萩尾望都著、小学館、2009.12.15
「菱川さんと猫」萩尾望都著・田中アコ原作、講談社、2010.09.22
「春の小川」萩尾望都著、小学館、2011.03.15
「なのはな」萩尾望都著、小学館、2012.03.12
「愛の宝石」萩尾望都著、小学館、2012.12.12
「王妃マルゴ1」萩尾望都著、集英社、2013.01.30
「王妃マルゴ2」萩尾望都著、集英社、2013.12.30
「アウェイ(1)」萩尾望都著、小学館、2014.07.15
内容紹介(amazon)
萩尾望都 本格SF、衝撃の完結巻!!
---きみたちは分水嶺を越えなきゃいけない!!
2033年3月末のある朝、世界が2つに分かれてしまった。
18歳未満の子供達だけが取り残された世界、”AWAY”と、大人たちのいる世界、”HOME”。
子供だけが残されたAWAYで、中学生の一紀と高校生の大介達は生きるために懸命だった。
----そして現れた「白い少年」。
子供達に伝えられた衝撃の「世界の秘密」とは---!?
投稿元:
レビューを見る
途中から斜め読み。崇敬する萩尾望都様の作品だというのに…。設定があまりにもつらくて、味わう気にならないのだった。小さい子たちも高校生も可哀想すぎる。うう…。そんな繊細な人間じゃないけど、子どもがつらい目に遭うのはダメなんだよなあ。
原案である小松左京「お召し」を読んだときにはそうでもなかったのに。やはりマンガは具体的なイメージで感情の中枢に迫ってくるので、気持ちが持ちこたえられないのかも。吉野朔実さんが「マンガは本より音楽に近い」というようなことを「本の雑誌」に書いていた。確かに、マンガを読んで湧いてくる情緒は、音楽を聴いているときのものとよく似ている。そんなことを思いました。
投稿元:
レビューを見る
話が難しすぎて、読み直してもいまいち理解できない。哲学的に深い背景をもつSFを描けるのが萩尾望都の魅力なのだが、本作は登場人物が多いし、展開も早すぎるし、消化不良のまま終わってしまった印象。
投稿元:
レビューを見る
…んっ?えっ…あ、これで終わりか!帯にも背表紙にも完結巻って書いてあるのに、読み終えて表紙見直してやっと気付きました。そうかー、これは考えなきゃいかんやつだな。
17歳までの子どもたちと大人たちの世界に分かれちゃったというこの世界。この時まで、と期間が定まっているならともかく、ずっとだと大変だよな…準備無しにいきなり子どもだけの世界(AWAY)になってインフラを整備するなんてまあ不可能だし、しかも子どもはみんな大人になっていなくなるだけじゃなく、どんどんあちら(HOME)から生まれ落ちてくるわけでしょ…。時が経てばHOMEのことを一切知らない世代だけになって、いずれAWAYはAWAYという独自の世界のようになり、HOMEとの断絶はどうしようもなくなっていくのでは…とか思っていたけど、もっとわかりやすい警告が残されて終わった。
うーん、先延ばしにしてきたあれやこれやを、いずれ子どもたちがなんとかしなくちゃいかん、がんばれ、って放り出されてる現実への揶揄だったりするのだろうか。
投稿元:
レビューを見る
萩尾SFには全て「生殖」がからんでいる、という説を立てている。『11人いる!』しかり『銀の三角』しかり。
『AWAY』も、その傾向が色濃く感じられる。ただ、原案『お召し』は未読につき、軽々に断定できない。
投稿元:
レビューを見る
原案は小松左京「お召し」。18歳未満の子供たちが存在するAWAYと、大人たちのHOMEに隔てられたパラレルワールドの話。SFなのに他人事と思えない説得力があるのは、東日本大震災をはじめとした多くの災害を見てきた時代だからだろうか。「世界の秘密」として語られる中で、「自分が正しいと思う意見を他人に伝え、理解してもらうことの難しさ」を語る部分は本当に毎日悩んでいる自分と重なって深く胸に響いた。決してすっきりとした結末ではなく、いつまでもしこりのように残り続ける作品。
投稿元:
レビューを見る
2巻完結ということで、「世界の秘密」が早く知りたくて一気読みしたけど…終わり方がちょっと不完全なような。小説だったらあの終わり方でもいいのかもしれないけど、あたかも続きがあるような打ち切りENDぽいコマ割りが。でもあえてそうしたのか?登場人物がいっぱいでわさわさしてたけど、安定の河津くんがいろんな意味で主人公っぽいw
投稿元:
レビューを見る
7月に電子で読んだ。
原作の児童文学では12歳を、漫画では18歳に変更。
18歳未満の人はAWAY、それ以上はHOMEというパラレルワールドに。
18歳の誕生日でAWAYからHOMEへ。
年齢を変更したことで、AWAY内でも妊娠出産が生じ、親子が離れ離れになるという設定が加わった。
この時期の作品らしくドテドテしているのはタブレット画面で読んだせいかなと考えていたが、ざっと読み返してもやはりそう。
少し時間を置こう。
1巻
4月1日 前編43p
4月1日 後編40p
3月21日 前編35p
3月21日 中編32p
3月21日 後編36p
謝辞「AWAY」と「お召し」(萩尾望都)1p
2巻
4月3日―悪い宇宙人とママ【前編】45p
4月3日―悪い宇宙人とママ【後編】45p
4月5日―仏子沼えりか30p
2034年11月11日―河津克美30p
2051年―世界の秘密―30p
投稿元:
レビューを見る
萩尾先生にしては終わり方が、、、。未来を憂えるメッセージが前面に出過ぎて、道徳の教科書みたいな展開に。「プルート夫人」、「なのはな」etc.、震災直後の一連の作品の延長線にあるものと捉えていいんでしょうね。