- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
紙の本
これが春樹作品かぁ
2017/03/28 09:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
初の村上春樹作品です。なるほど、読みやすいのですが、何となく男女の関係にねじれがあるのが特徴なんでしょうかね。。。私にはみんな心に色彩を持たない人たちに感じるな。。。
紙の本
村上春樹には苦手意識がありましたが・・・読み始めたら一気読み。
2020/07/08 02:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る
何を今更、と言われてしまうのでしょうけど、今更なんでございますよ。
『ノルウェイの森』を高校生の時に読んでしまって嫌悪感が出てしまい、村上春樹が苦手でした。その十年後ぐらいに村上春樹ファンの人から「これは大丈夫だよ」と『羊をめぐる冒険』を貸してもらい、「確かに」と思って『ノルウェイの森』がちょっと特殊なんだろうなとわかったのですが、自ら進んで読もうとは思わなくなってまして。
新刊が出るたびに騒ぎになりますが、まったく乗っかれず。でも別にアンチというわけでもないのです、翻訳家としての村上春樹は結構読んでいるし。
「色彩を持たない」とは、四人の親友やその後つくるが親しさを感じた後輩の名字に色の感じが入っているのに(青海・灰田など)、彼自身には色がないからというもの。それは言っても仕方ないよね、名前は選べないよ、と思うけど、友達と共通項が欲しかったという気持ちはわかる。でも個人的にはつくるくんとは仲良くなれないかも。
比較的最初のほうで、親友の女性の一人がピアノを弾くとわかるくだりで「ぞわっ」とする。『ノルウェイの森』の終盤でピアノにかかわるあるエピソードが出てくるのだが、これがひどい話でトラウマになっているからだ(おかげでつくるが絶縁された理由や彼女のその後などまったく驚けなかったという)。この感じって村上春樹ワールドあるあるなのかしら。
喪失からの回復の過程の物語なので、ミステリだとしたら「伏線が回収されていない!」とテーブルをひっくり返したくなるところがいくつもありますが、まぁ現実においてはわからないままのこともいっぱいありますよねと思えるというか、登場人物に愛着がないからもやっとした部分もそのまま受け入れられる。
いや、ヒロイン的立場の女性の描かれ方が都合がよすぎるほうが気になるかな・・・。
自分の失われた友人関係のことを思い出した。痛みが減っていることによろこんでいいのかどうなのか。
もしかしたら、今なら『ノルウェイの森』も普通に読めるかもしれない。
でも読みたい気持ちが起こらないな・・・他のを考えてみようか。
電子書籍
謎多く残る
2020/03/28 20:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:H2A - この投稿者のレビュー一覧を見る
終わってみれば物語で提示された謎の多くが残されたまま思わせぶりな結末。これが村上ワールドだろう。シロがなぜつくるに罪をなすりつけ、誰に絞殺されたのか。しかし思わせぶりではあるけれど、つくるが出会う灰田とか、過去をたずねていく旧友たちとのやりとりはおもしろく、それなりの水準だと自分は思う。
紙の本
読み終わってみれば・・・
2018/05/10 07:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽこ仮面 - この投稿者のレビュー一覧を見る
こんなもんか、という感じで、ちょっと小さい話かなあという気もするけど、読んでいる間は結構切実に伝わってくるものがあってさすがの力量だと思いました。
紙の本
独特の世界観による興味の持続
2018/05/04 18:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Otto Rosenthal - この投稿者のレビュー一覧を見る
村上春樹の独特の筆致で、グイグイと読み進めさせられます。
主人公・つくるが友人たちから疎外された理由の謎解きは、物語の中盤で明らかにされますが、それ以外に散りばめられた謎は読者に解釈が任されているようです。
初心者ハルキストの私には、いささか消化不良な読後感でしたが、それでも魅力的な物語世界を楽しめました。
紙の本
勇気が湧いてくるかもしれません
2017/04/30 13:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コスモス - この投稿者のレビュー一覧を見る
今現在、もどかしい思いをしていたり、行動を起こしたいけど勇気が持てない・・・
そんな人にこそ読んでほしいと思います。
主人公が前に向かって歩き出す姿を見て、勇気が湧いてくるかもしれません。
紙の本
不思議な人
2017/01/28 19:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たかし - この投稿者のレビュー一覧を見る
村上春樹自身の性格と似ているのかなと思いました。友達も不思議な人です。女の子に興味があるのかないのか、潔癖なのか大胆なのか、大学生の男の子ってこういう子もたくさんいたのかなと今更考えさせられました。
電子書籍
引き込まれるように
2016/02/17 13:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:パピコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
村上作品の常ながら、いったん読み始めると止まることができずどんどん読み進める楽しさを味わいました。
ただ、読み終わってみると、一人一人との再会がスムーズすぎた、田崎つくるが冷静すぎたような気がします。
紙の本
人間のつながりについて改めて考えさせられた!
2016/01/17 17:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この小説のタイトルは少し長く、このタイトルを見ただけではどのような内容なのか全く想像もつかないのですが、読んでいくうちに「そういうことなのか!」と納得させられると同時に、この主人公、多崎つくるを通して人間のつながりというものの大切さを改めて考えさせる作品です。読んでいて、筆者の代表作『ノルウェーの森』に似た印象をもったのは私だけでしょうか?最後、多崎つくるとそのガールフレンドの沙羅が結局どうなるのか、これも読者の想像を刺激しますね。ぜひ、読んでほしい一冊です。
電子書籍
村上春樹作品独特の読後感
2016/01/17 14:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Shogo - この投稿者のレビュー一覧を見る
読みやすいストーリーにも関わらず、何を言いたいのかはよく分からないという、村上春樹独特の読後感は健在で、インターネットで様々な人のレビューを見てから、あぁ!!と思うことが多かったです。読書をしまくっていたら、一度読んだだけでも分かるようになるのだろうか。
電子書籍
共感できない部分も多い
2015/12/28 20:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Yumi - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校時代の問題をずっと引きずって生きている登場人物たち。ほかにもっと方法があったんじゃないかといいたいことが多々あった。あまりにも謎が残されすぎて、読後は心がもやもやする。