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電子書籍
じんわりきました。よかったです。
2017/03/13 13:44
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投稿者:すいかめろん - この投稿者のレビュー一覧を見る
※ネタバレあります※
若干6歳にして既に世の中の不条理を理解し受け入れてしまっている子供…冒頭の回想シーンから早くも涙ぐんでしまいました。諦めてしまっている広夢の代わりに何度私が憤ったことか。そしてやがてはじまるクラとの温かい交流には、やっと手に入れた広夢の心の拠り所が嬉しくもあり、再び何度もじんわり。
神代の方の、何とかして孤独な広夢を支えたいと思い神様のふりをすることにした、その面と向かっては素直になれない不器用さも愛おしい。でも神を騙るからって狼の姿を晒す必要性は別段無い訳ですよね。たとえば、声だけでもよかったわけで。
かえって恐怖を与えかねない本当の狼の姿をさらしたこと。敢えてそうしたのはやはり心のどこかに真の自分というものを知り認めて欲しいという思いがあったのではないのかなぁなんて思いました。
神代の友人?悪友?若林の奮闘もあり、望みはいつも叶わないと諦めていた広夢の願いがついに受け入れられたラスト、本当に良かったです!
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切なくて
2020/01/14 23:30
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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公の一人称で綴られていて、親戚宅を転々とする様子が淡々と回想されているのが切なくてたまらなかった
と同時に、現在進行形で恋心を秘め、せめてこのまま一緒に居たいと願うも独立を促されている状況も切ない
幼心に「いらない子・部外者」だと刷り込まれた主人公の傷は深い
「幸せになれるかどうかは、いつも他人が決めるんだ」この言葉が、すべてだろう
いつも理不尽なことに諦め流されるしかない受け身の主人公が、恐らく初めて望んだ今の幸せな生活さえ危ういのだから可哀想すぎる
愛しい男と心の支えでもあった「クラ」の真実が、強引な攻めの友人のお陰で暴かれ急展開
寿命の問題とか謎の(一族の)村とか気になるし続編があればいいのにと思う
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慈しむ獣 愛す男
2019/02/18 01:51
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投稿者:チクワ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレ?あり
本来なら作品名で察する所かも知れませんがなぜか二つをイコールに解釈できず、かなり後までクラの正体に気づかなかった私はただの馬鹿ですが、そのおかげでより楽しめました。
広夢の生い立ちがとても不憫で、周りの人間達にイライラして仕方なく、せっかく安心して生活できるかと思えば神代氏も不器用でいまいちで、クラだけが頼りだけどそれも微妙でどう収拾がつくの?と思っていました。
察しが悪すぎた私のピースがはまりだしてからはもう、心の中で土下座をしながら読みました。
全てを理解した上で読み返すと、色々もやもやした部分もスッキリしました。
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