電子書籍
ちょっと時代が古いか
2017/05/27 04:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:プロビデンス - この投稿者のレビュー一覧を見る
インターネットに関していちいち注釈があるところから、もしかして古い小説だったのかとおもったらやっぱりひと昔前のものであった。まあ、古いわりには面白いとも言えるんだけど、途中無理やり感があって、ミステリとしては物足りない。
紙の本
人間の歪んだ性質を見せつけられるよう
2015/08/13 03:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きらきら - この投稿者のレビュー一覧を見る
冒頭の100年以上前のエピソードがどう話に関わってくるのか、まず疑問を持ったまま、舞台は現代に移ります。
ゲーム制作で働くのもあと1週間となった主人公が、会社内での同僚の自殺をきっかけに不明な事柄を明らかにしていこうと試みます。
関連する自殺や殺人、事件など色々調べていくうちに、小さな歪みを各所で見つけます。
それは時に人間関係であったり、ただ直感的で生理的な感情であったり。
所々グロテスクな描写があったり、心理的にも心地よいとはいえないシーンが結構あるので、読んでいてすっきりしたり楽しくなる本ではありません。
それでも、先が知りたくなるので、一気に読めます。
最終的には、見て見ぬ振りをしたくなる人間の醜い部分を見せつけられます。
ただ、否定するのは簡単ですが、実際に人間である限りそういう歪んだ部分がないとは言い切れないのかもしれません。
余談ですが、個人的には上司の石丸との間に何か発展があって欲しかったです。
紙の本
う~ん。。。。
2013/08/27 13:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:センタープラザ - この投稿者のレビュー一覧を見る
よく、わからない。
電子書籍
軽快なテンポ
2013/08/21 20:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はな - この投稿者のレビュー一覧を見る
場面が軽快なテンポな作品です。
主人公の心が行動で現れていると思います。
私的に取り巻きの人の心が分かりにくいのが残念と感じました。
投稿元:
レビューを見る
こーーーれは大変面白かった!面白かったですよーーー。
横溝正史賞お取りになったのはまさに!です。あっぱれ。オススメ。
現代においてで、横溝みたいな田舎な感じがよくでておりました。
投稿元:
レビューを見る
横溝正史ミステリ大賞受賞作。著者が元セガ等のゲーム製作者だったため、主人公の職場(ゲーム製作会社)の描写はリアリティがあります。知ってる人はニヤリとします。また、長崎の児童殺傷事件を聞いた時、この小説を思い出しました。『歪み』が現実になりましたね…。
投稿元:
レビューを見る
最初、ゲーム制作会社の描写が面白くてはまって読んでたんだけど、その後はとにかく怖くなって寝れなくなった。
本気怖い。
ミステリじゃないよ。
ホラーだよ。
さすが横溝正史賞
投稿元:
レビューを見る
ミステリと言うよりもホラー。盛り上がりに欠けるが、淡々とくる恐怖は面白い。
ゲーム会社の描写もポイントなのでゲームやPCの事をある程度知ってる必要性がでてくるので、例えばウチの母親なんかだと読めないかも。
投稿元:
レビューを見る
タイトルや大賞受賞したからイメージしていた印象とは違う感じの話。これを面白いと感じたのは、建物が出てくるミステリだからかな<館モノ好き>私には最後に主人公がある相手に感じる感じ方が違うので、共感できなかった。突っ込みたいところもある小説だけどホラーミステリとして面白いと思う。
投稿元:
レビューを見る
ゲーム制作会社で働く汐路は、同僚がビルから転落死する瞬間を目撃する。衝撃を受ける彼女に、故郷・早瀬で暮らす姉から電話が入る。故郷の中学で女学生が同級生を猟銃で射殺するという事件が起きたのだ。汐路は同僚と女学生が同一のキャラクターグッズを身に着けていたことに気づき、故郷に戻って事件の調査を始めるのだが…。現代社会の「歪み」を描き切った衝撃のミステリ!第二十一回横溝正史ミステリ大賞受賞作
投稿元:
レビューを見る
ちょっとホラー味のする、ハラハラのミステリー。特に後半は、猛スピードで読みたくなってしまう。
ユニークなゲーム業界&閉鎖的な村が舞台という対比もおもしろい。
ラストでこの表紙の意味がわかり、ぞっとさせられます――やはり「家」の力は凄い!汐辞は、二度と石丸に会わないだろうと言っているが、たぶんまた会うであろう(笑)
投稿元:
レビューを見る
ツカミの事件は派手。しかし、中間がかったるい。謎解き段階においても、無理がある、分かりにくい、消化不良。ピースがバラけすぎていて、終わったあともよくわからなかった。タイトルの意味も。
投稿元:
レビューを見る
横溝正史と言えば、私も1970年代によく読んだものですが、当時はおどろおどろしたものがよかったのかもしれないけど(それとも単純に謎解きに興味を持ったのか、はたまた角川作戦にはまったのか)、最近はそうした作品から距離を置いていました。最近は舞台設定を戦後あたりにでもしない限り、現在を描いてなかなか土俗的な脈々と続く怨念みたいなものを出すのは難しいのだろうと感じています。
この作品はその横溝正史ミステリー賞の21回目(2001年)の大賞でした。主人公はテレビゲームのクリエイターと言う、また現代的な職業ですが、そのゲーム製作会社で同僚がビルから転落死する瞬間を目撃します。衝撃を受ける彼女に、故郷の中学で女学生が同級生を猟銃で射殺するという事件が起き、その同僚と女学生が同一のキャラクターグッズを身に着けていたことから、故郷である早瀬に戻りに事件の調査を始めるのです。その故郷と言うのが閉じた社会で、この部分はまさに横溝正史の賞を取るにふさわしい設定です。
とは言え、パソコン・インターネット・携帯と現代の機器も重要な役割で活躍します。その手はなかなかうまい設定です。話も面白くどんどん読ませてくれました。
過去の話や、最初の2つの事件(電車の中で殺人事件と松山空港でのパニック事件)が、少し本篇から隔離されてしまっている感がありました。何よりも探偵のまねごとをするきっかけになった、同僚の飛び降り事件、、、その話もなんだか中途半端な感じもしました。しかし、それでも、この作品はなんか魅力的でした。
この作者はこの作品しか書いていないみたいですけど、次作にも期待です。
投稿元:
レビューを見る
離れた場所で起きた殺人と事故とを結ぶ何か。パソコンを使ったあれやこれやの仕掛けと、昔ながらの田舎町とのギャップがなかなかいい感じ。読み始めたら、続きが気になって気になってどんどん読み進んでしまいました。最後の最後がちょっと微妙な気もするけど、面白いミステリでした。
投稿元:
レビューを見る
世の中で起こる事件と、
身近で起こった事件と、
父と母の事件。
一体どんな関連があるのだろう。
ゲームクリエイターっていう職業に視点が当たっているところが、まず新鮮で面白いですね。