言いなり【電子限定版】【イラスト入り】 みんなのレビュー

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投稿者：めぐ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

しばらく「言いなり」から抜け出せませんでした。剛(攻)がワンコポジションからにじり寄るように圭一(受)の支配者へと変貌していく様子が、あまりにも自然で、まるで、上から見ていた相手に近づきすぎて、気づいたら周りがひっくり返っていて相手を見上げていたような感じでした。
番外編で剛目線の話がちょっとだけありますが、もっと読みたかったです。いいように剛に変えられていく圭一を、剛目線で楽しんでみたかったです。

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投稿者：沢田　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

大学生同士、執着愛の共依存もの。
私的にはメリバ寄りのハピエンだと思います。
エロは行為より、精神面に重きを置いているようで、そこまで激しい感じはなかったです。
こう、堕ちる感じが好きなので、私的には大好きな展開でした。
それと、キャラの感情の動きや出来事が、物語として納得できるように編み出せているのに感心しました。
剛の正体をばらす流れも自然で良かったですし。
あまり多くは読んでいないですが、丸木作品で一番好きかもしれないです。
これ続きがあれば読みたいです。
絵は、カラー◎、白黒は構図や関節の付き方が気になりました…

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投稿者：なす　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

※ネタバレありです

とても好きな設定でした！良かったです。

攻の剛と受の圭一は、サークルの仲間ですが、剛は当初から異常に圭一に執着し、圭一の言いなりとなっています。
見た目がださかったり、圭一以外のことには無関心という様が周囲から浮き、圭一は剛を煙たく思いつつも便利な犬として使い続けますが、あるピンチを救ってくれたことがきっかけで、剛への態度が軟化していきます。
そして色々な状況を経て、形勢逆転していきます。

剛がすべて告白したときに、常軌を逸した執着っぷりがわかりました。それ自体異常ではありますが、そもそも周囲構わず振舞っていたように見えたのも、全て用意周到にやっていたこととわかり、犬のように感覚的でおかしな人間ではなく、計画的で頭の良い人間なんだなと思えました。

圭一は元々被虐性質ということで、このまま居心地の良いところに収まっていくのだと思います。それがはた目から見ればおかしくても、彼が選んだことでもあり、幸せなら良いかと思います。
その後の生活は「言いなり」通り、いくところまで行ってしまうんでしょうが、ちょっとでも続編が見れたら幸いです！

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投稿者：さざめ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

めっちゃくちゃ好きです。
頑張ってた子が、地味可愛い甘えたちゃんになって、箱庭で守られて安心しきってるのがとても良いです。定期的に読みたくなるお気に入り。

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投稿者：タコ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

表紙絵買いでしたが大当たりでした。
剛の執着する様がよかったです。
オチもすごく自分好みな感じでした。

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投稿者：なーさん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

表紙買い。丸木さんの作品を買ったのはこの本が初なんですけど、ダークでエロで、メインキャラ二人の関係性がすごく良かったです。いじめっ子×いじめられっ子のカプが好きな人には特にオススメ。それと、ストーリーが進んでいくにつれて、じわじわと変化していく主人公の様子が萌えます。

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投稿者：くりんぐりん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

自分の言うなりだったワンコが徐々に……主従逆転物が好きな方にはおすすめの作品です。
丸木先生ならではのハードな世界観にあいかわらずドキドキさせられます。

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投稿者：またろ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ワンコ攻め大好きで購入しましたが、受けが大好きで尽くしまくる大型ワンコという、私の好きなワンコ像はバッチリクリアしてるんですが、底知れぬ不信感を感じる。。性欲旺盛すぎるし何考えてるかわかんないし。コイツの過去がすげぇ気になると思いました。きっとヤンデレ攻めでもあるんでしょうね。やー・・ヤンデレも好きなんですよ。よってこの作品は結構ツボでした。ずっと外見に頓着がないのも男臭い見た目もいいですし、磨けば色男だから結果オーライ。見栄はって強がってる受けも超可愛い。

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投稿者：ゆう　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

圭一になつく執着ワンコのヤンデレ剛。狂気とも言える執着が関係を逆転させていく様子に萌えました。下剋上ものがお好きな方にはオススメ。

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投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

あとがきによると「今回の作品は下克上な感じの流れ」があります。

ネタバレがあります。

●法学科一年の攻め・元川　剛
●経済学科一年の受け・坂井圭一
○本編は受け視点、番外編は攻め視点

中学生の時に受けた不良グループからのいじめと、いじめから守ってくれたクラスメイトとの性行為の過去を消すため、引っ越しを機に高校デビューを果たし大学でもカッコよく見えるよう取り繕っていた圭一。そんな圭一を「ケイ君」と呼び、パシリや犬扱いされてもつきまとう男・剛と、ひょんなことから同居することに。すると圭一と剛にある変化が起きて・・・

タイトルの時点でもう不穏さが滲んでいる、サイコサスペンスのようなBLです。

なんでも言うことを聞き圭一にご褒美のセッ◯スをねだっていた剛が、ゆっくりと、でも確実に圭一を元の隠キャの姿に引きずり下ろす展開にゾクゾクしました。

導入部分で圭一たちサークルのメンバーが飲み会をしているシーン、好きなタイプを問われた剛が「素直な子がいいな。俺の好きにさせてくれる子」と答えましたが、まさにその通りになるなんて。

第三者の視点で読んでいた読者にとっては、圭一から剛へと少しずつ傾いていく支配力の天秤を、ただ眺めるしかありません。でもあの結末こそが二人にとっては幸せなのでしょう。

minato.Bob先生のあとがきイラストを見たら、剛の執着ぶりも納得しました。これは可愛い！

そして一番驚いたのが丸木文華先生あとがきです。「ダリア文庫さんでは初めて書かせていただきます。」と。お初でこんな濃密な作品を出すなんて！度肝を抜かれるとはこのことでした。

支配者と従属者の立場が穏やかに緩やかに逆転する、そんな作品が好きな方におすすめです。圧倒的なハッピーエンドを求める方には、おすすめしません。

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投稿者：み　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

納得のいかない部分(今まで忘れていたことを急に思い出す、いじめを許す、酒の場での公開処刑)はあってもとても面白く読めた。地位の逆転や冷静な自己批評、執着溺愛とダークさで内容が濃く読み応えありました。

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投稿者：かなぶん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

かなり濃ゆいお話。
丸木先生のこういったブラックでどろりとしたお話が大好きです。
攻めの執着さや、ある種のひたむきさ、それに伴うエロが
すべて突き抜けていて、おもしろい。

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投稿者：ハム　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

心理描写が好きでした。お話としても、しっかりしているので各キャラクターに入っていきやすくて読みやすかったです。