電子書籍
いつの間にか。。
2016/03/24 11:58
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投稿者:ケラっ子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙イラストがキレイなのと、時代物BLが好きだったので購入したのですが、ちょっと思っていたものとは違いました。最初、悪者のように描かれていた大津屋が最後には主人公になっており、過去に侘助を傷つけたいきさつから、心はいつも侘助に残しながら王麻呂を抱き、しかもライバルの商人に侘助を抱かせるという心理に最後まで感情移入できませんでした。いくら色子といえ、Sっ気たっぷりの彼に弄り回され、ダシにされている王麻呂が何だか気の毒です。
それと本の内容とは無関係ですが、誤字の多さにうんざりしました。出版する前にチェックしないのでしょうか?
紙の本
BLというよりは耽美
2018/07/31 23:35
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
王麻呂がなぶられまくってはいるがほとんど心情というものはなく、愛もない。
そしてそれを調教する十右衛門にも、独占欲はあっても愛はないし。
十右衛門と侘助の過去も気になるし、太助の将来も気になるし…。
BLといしてすっかり満足できる内容かと言われれば中途半端ではあるけれど、読み物としては満足でした。
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時代ものは難しいので殆ど読まないのですが、山藍先生の作品は楽しく読めます。使われている言葉とかが美しく(登場する人も美しい)、現代に近い文体なので読みやすいです。また、何と言ってもエロい。(それを目当てて手にとってます)それゆえに愛も深く、切なく感じられます。今回は今まで(山藍先生の作品の中で)読んだことのない感じのでした。まず、男×女の絡みがありました。(男×男に劣らずエロい)あとはメインに近い登場人物が落ちぶれて行き、最後には存在感が消えてしまう。それも全ては仕掛け人の仕業だったりと、ひと味違う(少々冷めた感じ)作品となっていました。
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久々に新刊を読ませていただきました。時代物ファンタジーになりますかね〜
エロスも勿論ですがそれだけではなく各キャラの魅力もあり読みごたえがありました。
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一気に読んだので、結構疲れた。
ずーっとずーっとやっている(笑)。
時々ちょっと読んでみたくなって、お腹いっぱいになっちゃうんだよね。
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正直、ものすごい小説だったとしか、ありません。
なんだか、男性向けの官能小説を読んでいるようでした。
とある貴族の坊ちゃんが、親の生活のために遊郭に売られちゃう話……なのですが、決して売られたそのぼっちゃんが主役ではなく、その坊ちゃんの気持ちは完全に無視。
普通、BLの王道の売られちゃう系は、最初は反発している売られた子が、だんだん絆されて惹かれていくっていうのが普通だと思うんですけど、その描写がまったくなく、無視。
おまけに攻めのものの描写が過剰なくらいで、デカいだけならまだしも、長いだの毎日しないと出ちゃうだの、グロい……。
極め付けが、そんな男にいいようにされちゃう設定の小説なのかと思いきや、そうじゃなくて最初に坊ちゃんを散らした男が本当の黒幕で、その人のものに連れ帰られるっていうオチ。
ちなみに、それについての坊ちゃんの意思確認は一切行われず……
本当に、BLのファンタジカルな部分がごっそり削り取られていて、男(攻め)のエゴイズムみたいなのがゴリ押される話です。
たまにはこういうのもありだとは思うんですが、普通のBLだのMLだのを読みたい人には違和感しかない小説だと思います。
個人的には、パンチは効いていると思いましたが、BLに求めてるのはこれじゃない感がして、げっそり疲れました。