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高里椎奈の新シリーズ。
恐らく遠未来の、ディストピア的な世界を舞台にしたミステリ。雰囲気は角川文庫の『うちの執事〜』シリーズに近い、『日常の謎』に近いものだと思う。
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人類以外の有機生命体が存在しない、完全滅菌の未来のお話。動植物の命からつくらせる現在の「食事」がこの世界から見たらそうなるのか、と。設定勝ちだわ面白い。続きそうなのでレシピが増えていくのが楽しみ。
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お米とか、パンとか、昔の人はどうやって食べ方を編み出したのだろう……。何も知らなければ、『魔法』みたいだと思いますよね。普段の食事が、すごくきらきらしたものに見えてきました。
食事がすべて錠剤で完璧に管理されるようになった未来。『反バベル現象』で世界言語が統一された未来。進化の話なのか、退化の話なのか。続きが楽しみです。
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【妙にロジカルな世界】
ご飯は食べないのに、風呂には入る。なんとも不可解だ。未だに端末を使っての通信方法なのもよくわからない。繁殖はどうしているのだろう。人間の三大欲求である食欲の欠けた世界をいまいち想像出来ない。
食べるということだけが、失われた世界。という事だろうか。歯磨きはどうしているのだろう。胃酸の分泌や、便の排出、胃や腸はどんな働きをしているのだろうか。
これから明かされていくのかご都合主義で終わるのか分からないが、人から食べることを意図的に奪うのならばかなり、大げさな理由が必要になる。どんな答えを用意しているのか少し楽しみだ。
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あまり設定には乗り切れなかったけれど、殆どが希望通りの職種に就けるのになぜ千鳥が首席であるにも関わらずそうならなかったのか、とか、“食事”をはじめ本(文字)や歴史の研究がなされないのかとか、秘密や謎がいっぱいなのは気になります。
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事件簿1ということはまだ続きがあるんだろうな。
食事がない未来の世界。
食事の快感は進化の中で退化したのか。
味覚を刺激されたときの描写が好き。
そんなに味覚を意識して食事をすることはほとんど無いなと。
食事以外にもいろいろ気になる世界観。
でも、盛り上がりには欠けるかなぁ。
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この作者の作品で3人組と言えば薬屋さんですが、この3人組も個性的で可愛いです。
千鳥が警務部に入れなかった理由とか、今後明らかになるんでしょうか? 楽しみです。
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今が「古代」と言われるほどの遠い未来の話。言語も食も生物も変わってしまい、「古代」の文化に興味を持つ若者たちの言動が面白さにつながる。トラブルにやたら巻き込まれるけどタイトルのイメージとは違うかな。
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変わり者研究者三人が目撃した殺人未遂事件。この一件をきっかけに入手した「文献」と「化石」が禁断の扉をあける。
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一番印象深いのがこの世界の『食』の形。
食事が人生の楽しみである私にとっては衝撃でした。古代の食を検証しながら紐解いていく彼らが面白く、「それは違うよ」と思わず突っ込みたくなります。
これからどんな料理が出て来るのか楽しみです。
それから、主人公の千鳥君がどう前に進んでいくのか、彼の気持ちがどう動いて行くのか追って行くのが楽しみです。
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SF。ミステリ。ディストピア。
現在から1000年以上が過ぎ、世界言語は統一、人間と微生物以外の有機生命体は絶滅、人間の栄養素は全て錠剤で摂取する、大気から隔離された世界。
SFチックな世界観は好きですが、設定をあまり活かしきれてない?
SFとミステリ、どっちつかずの印象。
もう少し世界観を掘り下げてほしかった。
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SF的な作品。
食事というものがなくなって、サプリメントの様なもので全ての栄養を摂取する様になった未来が舞台。
食事が非効率的だと、主人公たちに言われてます。
未来から見た今の当たり前が面白いです。
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成績優秀で卒業したものの、希望とはまったく違う所へ
送られてしまった主人公。
その友人2名は希望の場所で働き、事件を持ってくる。
言語が統一されている、というのは楽そうですが
食事が…それだけ? な状態です。
という事は、胃が進化しているのか
退化しているのか…。
1話目は小さいほうの友人のラボ。
事件の内容よりも、持ち帰ったものがなんなのか、が
気になって仕方なかったですし、裏工作で
態度がでかい友人が手に入れた本も気になります。
まぁすぐに何か分かったわけですが。
しかし、何故出汁が走るになったのか。
参考物件に読んでいたのはなんだったのでしょう?
2話目は態度がでかい友人が持ってきた謎。
この話によって、このラボでは本に対して
どこを見ていたのか、が分かりました。
インテリアと変わらない…!!です。
作った食べ物(?)は、豆腐のよう
そして3話目に、主人公のラボ。
ここまで来て、ようやく何だか謎がうっすら
見えてきました。
2話目での友人のラボの人間関係もあれでしたが
主人公も…あれかと。
今回は、事件の内容があれなので
作っている暇はなく。
しかし1話目で体内に入れたごときで
お腹を壊すとは。
どれだけ無菌で生きているのでしょう?