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20160224
問題は冷静に分析、日々前向きに過ごす、悩むことは有害。
悩みに対する戦略を知らない者は若死にする。
魔術的公式
・起こりうる最悪の事態は何か自問する
・やむおえない場合には最悪の事態を受け入れる覚悟をする
・それから落ち着いて最悪状態を好転させるよう努力する
悩みは身体の不調に繋がる
事実の把握、事実の分析、決断-実行
ガレンリッチフィールドの手法
・私はなにを悩んでいるか?
・それに対して私はなにができるか?
・私はどういうことを実行しようとしているか?
・私はそれをいつから実行しようとしているか?
悩んではいけない。
事実を書いて集めて分析。
仕事では
・問題点は何か
・問題の原因は何か
・いくとおりの解決策があって、それらはどんなものか
・望ましい解決策はどれか
これを考えてから上司に相談…しようとすると、相談前に解決していることも。
悩みは習慣。
この習慣を断つため、
忙しい状態でいる。
みじめな気持ちになる秘訣は、自分が幸福であるか否かについて考える暇を持つこと。
気にする必要もなく、忘れても良い小事で心を乱してはならない。
・小事にこだわるには人生はあまりにも短い
悩んだら記録を調べてみる。
「平均値の法則によると、不安の種になっている事柄が実際に起こる確率はどのくらいだろうか?」
避けられない運命には調子を合わせる
悩みに歯止めをかける
・現在自分が悩んでいることは実際にどの程度の重要性があるか
・この悩みに対する ストップロスオーダー をどの時点で出して、それを忘れるべきだろうか
・この呼子笛に対して正確にはいくら払えばよいのか?すでに実質価値以上に払いすぎていないだろうか
おがくずを挽こうとするな。溢れたミルクは元に戻せないように、過ぎたものは戻せない。
快活に考え行動すれば自然に愉快になる。
・今日だけは幸福でいよう。
・今日だけは自分をその場に順応させよう
・今日だけは体に気をつけよう
・今日だけは自分の精神を鍛えよう
・今日だけは魂の訓練のため3つのことをしよう。誰かに親切を施し気づかれないように。自分がしたくないことを2つする。
・今日だけは愛想よくしよう
・今日だけは今日1日だけを生き抜くことにし、人生の問題に同時に取り組むのやめよう
・今日だけは1日の計画を立てよう。仕事を1時間おきに。
・今日だけはたった1人静かにくつろぐ時間を30分とろう。
・今日だけは恐れないようにしよう。幸福になること、美しいものを楽しむこと、愛することを。
仕返しをしてはならない。敵より自分を傷つけることになるから。アイゼンハワーの態度を見習う。嫌いな人について考えたりして、1分たりとも時間を無駄にしないこと。
恩知らずを気にしない方法
・恩知らずを気に病む代わりに恩知らずを予期する。キリストでさえらい病患者の1/10にしか感謝されなかった。
・幸福を見つける唯一の方法は、感謝を期待することでなく、与える喜びのために与えること。(槇原敬之の僕が一番欲しかったもの的な精精神か)
・感謝の念は後天的に育まれた特性。子供には教えなければならない。
厄介事を数え上げるな、恵まれているものを考えてみよう。
朝起きたら感謝するものをすべて挙げる習慣。
脚がなくても快活な人がいる。
見えない状態から視力超回復すると、皿洗いさえスリルがある。
他人の真似をするな。自己を発見し、自己に徹しよう。
運命がレモンをくれたら、それでレモネードを作る努力をしよう。
損失から利益を生み出すことが重要。
他人に興味を持ち、自分自身を忘れよう。毎日、他人の顔が笑顔になるような善行をしよう。
幸せは自分が他人に渡す幸せと他人が自分に渡す幸せでできている。
いかにして悩みを克服するか。
祈ること。宗教。聖書。
非難は偽装された賛辞。
死んだ犬を蹴飛ばすものはいない。
不当な非難をこうむったときには、最善を尽くそう。そのあとは古傘をかざして、非難の雨が首筋から背中へ流れ落ちるのを防げば良い。
高齢の工員が仲間から川に突き落とされたあと、「ただわらっただけ」
やり返しても仕方ない。
自分の犯した愚行を記録して自分自身を批判しよう。私たちは完全無欠を望めないのだからEHリトルのやり方を見習おう。偏見がなく、有益で、建設的な批判を進んで求めよう。
アインシュタインでさえ、自分の結論は回数で99%誤っていたと言う。自分が正しいのか?
他人の批判を進んで受けよう。
軍隊でやっていることを見習って、時々休息しよう。心臓と同じように働こう…疲れる前に休む。そうすれば、起きてるうちの人生に1日1時間付け加えられる。
夕食前でも時間あれば1時間寝る。夜6時間夕食前1時間睡眠は、夜8時間より有益。
疲れの原因とその対策
頭を使う仕事は疲れない。個人の退屈、恨み、評価されていないという気持ち、無力感、焦燥、不安、悩みが疲れさせる。
目を休ませることが重要。目を閉じてリラックスしよう。
身体をほぐす。くたびれた古い靴下のように。
姿勢はできるだけ楽に。
1日四、五回は自分を点検。無駄な疲労をしてないか。
1日の終わりにはどれだけ疲れているか確認。
疲労を忘れ、若さを保つ方法
打ち明けられる相手を見つける。信頼できる人。
あとは、
感銘を受けた作品のためにノートか切り抜き帳を用意
他人の欠点にいつまでもこだわらないこと。相手が亡くなったことを考えて長所を書き出すとたくさん出たり。
近所の人々に関心を持つ。
今晩ベッドに入る前に明日のスケジュールをつくること
緊張と疲労を避けること。リラックスすること、くつろぐこと。
疲労と悩みを予防する四つの習慣
・当面の問題に関係のある書類以外は全部机上から片付けよう
仕事はためておかない。たまった仕事で悩むことになる。
・重要性に応じて物事を処理すること
・問題に直面した時、決断に必要な事実を握っているのなら、即刻その場で解決。延期してはならない。
・組織化、代理化、管理化することを学ぶ
疲労や悩みの原因となる倦怠を追い払うには
仕事に興味を持つこと。
単調な仕事は、自分や他人とスピード勝負をしても良い。無理にでも楽しもうとすると、少しずつ本当に楽しくなってくる。
疲労は仕事によるものでなく、悩み・挫折・後悔が原因となることが多い。気持ちの問題。
不眠症は、不眠症自体が悪ではなく、不眠症に悩むことが悪。人は睡眠不足で死なない。悩むことが有害。
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悩んだ時にどうするか、について具体的に書かれている本。悩むことの多い自分にとってはとても印象的な本だった。
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嫌いな人のことを考えたり、起きてしまったことを後悔したりするのに時間を費やすには、人生はあまりに短い。
常に忙しくしていること。悩む時間がないくらい。
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知らない人は居ないのではないかと思われるほど、有名な書籍ではないかと思います。何度も発売されて、これは文庫版なので持ち運びにも便利です。
意外にも今回初めて読む事になりましたが、書いてある事はシンプル。ただ、シンプルだけれども、奥は深い。昨今は自己啓発と言うジャンルの書籍も多くありますが、そんな本を読むならこれを読んだ方が何倍も良いです。大概書かれている事は、元をたどればこの書籍に書いてある事になるのではないでしょうか。
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*今日という区切りで生きよ
今日という一日を精一杯生き抜いてみよ。今日という1日の中でやれることは何か、優先順位はどうか、誰に感謝するか、誰に喜びを与えるかを考え、それ以上を望まない。
*感謝されないことを憂いないこと
人は元来人に感謝することを忘れてしまう生き物だ、そのことを知っていれば人に感謝されないことを憂いる必要などない
*レモンがあればレモネードを作れ
どんなに苦い経験や失敗をしても、それを糧にして次の実行に移そう
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今日、一日の区切りで生きよ。
昨日の重荷、未来への不安は不要。未来への準備はするが、心配はしても意味がない。今日1日だけだと思えば大抵のことは耐えられる。
子供の時は「大人になったら」大人になったら「結婚したら」結婚したら「退職したら」そして退職したら過ぎた日を思う。
耐えられない悩みのシンプルな解決法。
まず最悪の事態をイメージ。そして、それを受け入れる覚悟をすることで落ち着く。落ち着いたら、自分の時間とエネルギーを事態好転のためだけに集中する。
悩みは健康を害する。
「自分が何に対して悩んでいるのか」を書き出す。「それに対して自分が何ができるか」を可能な限り書き出す。あとはベストプランを選んで実行するだけ。
会議の前に、下記4点を用意させる。
1問題点は何か?2問題の原因は何か?3どのような解決策が何通りあるか?4ベストな解決策はどれか?
深い悩みは多忙で忘れることができる。建設的な多忙が条件。暇こそ悩みを増長する。
不安が実現するか?確率、記録を見てみよう。起こるはずのないことを悩んでるのはもったいない。
どうしても避けられない運命はある。受け入れ、諦めよう。なぜならどうしても避けられないから。
悩みやイライラに対しての損切り。5%以上損失出た時点で売却。相手が5分遅れるなら解散。
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誰もが一度は経験するであろう不安に対する接し方が書いてあります。自分でどうしようもないことは考えない、1日を一生懸命生きるなど色んな考えが実体験と共に語られています。不安に悩む人に勧めたいです。もっと早く読めば良かったと思いました。
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ひさしぶりに出会った良い本!名著だと思います!
じっくり、じっくり読みました。
悩みや不安を克服するのは結局は自分の考え方次第。
具体策が沢山書かれていたから、できることから実践してみようと思った。まずは、ヒマを作らないことから!
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名著。人生に困ったり悩んだりした時に読めば何がしかのヒントが得られる人類普遍のテーゼが書かれた本。座右にどうぞ。
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ちょうど色々うまく行かなくて悩んでいた時だったので、とても面白く読めました。
まだ起っていないことを悩んでもしょうがない!
体の不調や疲れは悩みからくる!
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「人を動かす」は読んでましたが、こちらは読んだ事がなかったので、購入しました。
「人を動かす」は対人関係についての本ですが、こちらは「自分自身の悩み」についての本です。
様々なタイプの悩み事解決法から、
・休息
・睡眠
・批判
・祈り
など生活法などまで多岐に渡り解説されています。
「人を動かす」と同様に、各章事に偉人たちの逸話や、体験談などの例え(メタファー)を交えながら書かれています。
悩みにぶつかると忙しく過ごすや、疲れは精神的な疲労からくるなど、悩みの原因や対処法が事細かに書かれていて学びになります。
自分自身も今、とても後悔して悩んでいた事があったので一つの指針として、また処方箋になりました。
特に印象に残ったのは、レモンをレモネードに変えるという賞。
レモンは苦いもの、レモネードは甘いものですが、失敗した後にどうそれを良い方向に持っていくかについて書かれており、成る程な〜と前向きな気持ちになれました。
この本も100年近く前に書かれていますが、いつの時代も人間が生きている限り、悩みは尽きないなと思いました。
普遍的な悩みは変わらないのですね。
解決法も、今の時代も然程変わっていないところも、人々がいつの時代も悩みに苦しみ、向き合ってきたのかがわかります。
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世界中で読み継がれているデール・カーネギーの名著。人生訓などを著者本人の実体験や、伝聞した体験をもとに滔滔と語ってゆく形式で、なるほどたしかにタメになる言葉が多く登場する。いっぽうで、どうかと思う部分も多多ある。とくに「19 私の両親はいかにして悩みを克服したか」などはオカルトの極みで、生活に窮して心中を試みた瞬間、どこからともなく讚美歌が聴こえてきてどうにか思い留まったというのだが、このエピソードを聞かされてもどうすれば良いというのか。一事が万事このような体験談をもとに構成されているが、たとえばいくらポジティヴにふるまったって、どうしようもない問題というものは世の中に多くある。そういう態度で乗り越えた人がいるからと言ってそれは万能の処方箋にはなりえないし、そもそもこういった思想は気合ですべて乗り切れるというような根性論、ブラック企業のような精神に繫がりかねない。このような著書が万人に読まれていることに対し危うさも感じる。「うつ」の話とか悩みの話とか疲れの話も登場するが、著者は医師ではない。たしかに休憩をとることが有効というのは普遍的な真理であろうが、その方法などの細かなアドヴァイスを聞かされたところで、はたして正しいのかどうか。個人的な体験はかならずしもエヴィデンスにはならないが、全体的にそのような調子で書かれている部分が多すぎるので、話半分という感じで受け取るのがベストだと思う。
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ストレスへの対処などが中心。
自分にフォーカス。
課題図書2
人を動かすためには相手にフォーカスすることが必要だが、
悩みは自分に由来することであるし、それを解決するのは自分次第と。
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悩むことから考えることへのシフトを促す良書。
ポイントは、以下の通り。
1.問題点は何か
2.問題の原因は何か
3.いくとおりの解決策があって、それらはどんなものか?
4.望ましい解決策はどれか。
ただし、敢えて批判するのであれば、著者はこのプロセスで悩みは半減すると言っている。
しかし1〜4まで全て行えば、より多くの、7割方の悩みはもはや悩みではなくなり、課題に変化するのではないか。
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生き辛さを和らげるために。長らく続く悩みには考え方を変えること。そのための指南書。100年前から変わっていない。