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、「アラリ」「レバレッジ」「運転資金」といった「なんとなく聞いたことのある会計用語の本当の意味」から、「財務三表」と呼ばれる「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」の読み方はもちろん、「社内で高く評価をされる人になるために『会社が何を求めているのか』
『制約条件の中で取るべき行動』を決算書から読み取る」といった視点で、サクサクと「決算書」が読めるようになる術を伝授する。
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★読む目的 !
決算書の読み方について学ぶ!
★読書方法
並列読書
★メインブランチ
『はじめに』 『用語』 『見方』 『おわりに』
★INPUT
・決算書は見る人によって、見方が違う。?銀行:潰れずに貸したお金が回収
できるか?投資家:会社の将来性と投資した資金がどれだけの利回りを生む
か?経営者:過去の行動の検証をすることで今後何をすべきか
・?営業CF(キャッシュフロー):+なら本業でお金を生み出し、−なら本業で
お金を失っている?投資CF:+は資産を売却した時で、−は設備投資した時
など。?財務CF:+は、借入金の返済よりも新たに借りた金額が多い。−の
時は、借入金の返済が新たな借り入れよりも多いことを表す。フリーCFは、
?と?を合わせたもの(一年間で稼いだ自由に使えるキャッシュ)。
・CFのパターン:理想型は?+?−?−=+現金:本業で生み出したキャッ
シュで、投資と借入金の返済をまかなう。それでも現金は増えている。
健全な積極型は?+?−?+=+or−現金:借入金で調達したお金で積極
的な設備投資を行い、順調に本業でその投資を回収している。
じり貧の衰退型は?−?+?−=−現金:本業でキャッシュを生み出せず、
資産を売却して借金返済に充てて食いつないでいる。
・BS(貸借対照表)は、右側が『資金をどう集めたか』、左側が『資金をどう使っ
たか』。右側の上下は『返済が必要(負債)』と『返済が不要(純資産)』で、左
側の上下は『1年以内で現金化可能』と『1年以内で現金化不可』に分かれる。
・PL(損益計算書)は、一定期間の会社の業績を記録したもの。発生する費用
をグループ化し、その費用の発生原因ごとに利益を計算すること。利益がどこ
で上がったのかが、わかる仕組みになっている。
★ウガンダの感想
普段自分は決算書を見る機会は、ほとんどありません・・・。自分の行動が決算書に
影響を与えることも、全然意識してませんでした。これを機にまずは、自分の会社の
決算書でも、見てみようかと思います!
★一言で言うなら
『ビジネスマンの行動は、すべて決算書に影響を与える!』
★OUTPUT
・各用語覚える:粗利益=売上総利益=売上高−売上原価
運転資金=売上債権+在庫−仕入れ債務:運転資金が大=立て替え金大
流動比率=流動資産÷流動資産×100(%):資金ショートを起こさないか、
支払能力をみる指標
・生産性:投入したものがどれだけ多くの価値を新しく生み出したか。
付加価値=粗利利益(製造業以外):会社が新たに稼ぎ抱いた価値
労働分配率=人件費総額÷付加価値×100(%):労働分配率が高いと給
料を上げる余地は少。給料を上げるには、付加価値を大きくするしかない。
・『固定費小・限界利益低』ビジネスは、売上が変動しても利益はそれほ���
変化しない。『固定費大・限界利益高』ビジネスは、売上変動が利益に大きな
影響を与える(固定費の財務レバレッジ)。
・中小企業で行われる粉飾は、粗利利益率に表れる。売上が減少しているの
に、粗利利益率が改善することはまれ。売掛金・在庫・買掛金を操作して、
売上高↑と売上原価↓を粉飾してる可能性大。
・アップセル:できるだけ高い商材を、選んでもらう仕組み。例)Aコース3,000円
Bコース5,000円だと、大半の人はAを選ぶ。Aコース3,000円、Bコース5,000円
Cコース10,000円だと、安心感から真ん中のBを選ぶ。
★BookCrossingしたい度
『★★★☆☆』
★関連本・紹介されてる本
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決算書の読み方の入門と割り切って、細かなことは説明せず、企業の売上かたや危険度、粉飾決済の見つけ方など、読み方に終始しているのがありがたい。
導入の為の一冊であって、本文にもあるように、あとはいろいろな会社の決算書をこの本から得た知識をもとに数を読み解いていくのがいいのだろう。
勉強になった。
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決算書を読み解くスキルは、現代を生き残るために必要なことだと思った。
ビジネスパーソンの行動が、決算書に影響を与えていることがわかる。
決算書を読みつづける「稽古」をしていこうと思う。
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数年前から何度やっても挫折。。。決算書や会計の勉強
向かないのかなぁ。このぐらい読めるようになりたいと思うけど
電卓片手に書き書き、ふむふむ、とちょっとわかったような気になるけど
やっぱ、よくわからない。通信教育も2回目提出せず、期限切れ。
10000越えると桁がわからなくなる。普段使わないもん(と言い訳)
じっくり取り組まないとだめかなぁ。サルでもわかるシリーズないかしら。
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決算書をきっかけに数字に秘められている情報を分析する。あらゆる指標から、会社の現在や未来を予測する事が可能であることが解りやすく説明されており、会計初心者にとって興味深く読み進められた。
特に中盤から後半にかけての具体的な決算書からの数字・データの抽出は自分の勤める会社の決算書を素に今後確かめてみたい。
世間の風評や根拠のないハナシに踊らされ、必要以上におびえるのでなく、自分の目でしっかりと情報を分析するためにも、必要な能力であると考える。
たとえ経営に直接インパクトを与えるようなサラリーマンでなくとも
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結構こじつけな感じもあるが、決算書の解説と、そこから読んだ情報を元にどう行動すべきか書いてある指南書。
比較的入門編だが、あんま難しすぎないくらいが丁度いいのかな。
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具体例や例えが豊富で、会計初心者の自分にも、とてもわかりやすかった。
もちろん、これ一冊で会計のすべてを理解でたとは思わないが、財務諸表の見るべきポイント等が学べた。
いろんな会社の財務諸表を見るときに参考にしたい。
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上海駐在時代に、当時の上司に決算書くらい読めるようになれと言われて、勉強しなきゃと買った本。でも、買っただけで満足して5年以上積読。
改めて勉強しなきゃと新しい本を買ったりもしたけど、あったよなと思いだし、一気に読了。
2009年発刊だけに、リーマンショック直後の不況の状況を踏まえた記述があちこちにありますが、決算書を読む意義というものは不変。適度な図解もあり、頭の中の整理には役立ちます。
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決算書を読もうとしたものの、現物をみるやいなや挫折することがある。かく言う私もそうだ。
自分が働く会社の財務状況を知りたい、投資するにあたって調べたい。動機は様々だが、決算書を読むには予習が必要になる。
本書はそうした予めの学習にピッタリだと言えるだろう。図表を適度に配置し、かつ説明も平易だ。粗利や減価償却といった会計用語の説明からはじまり、財務三表の解説、そして「商品代金を支払う」「受取手形をもらう」時に三表がどう変動するのかといったケーススタディもある。
本書によって決算書を読む準備はできそうだ。しかしマスターできるとは限らない。筆者が述べるように、「目的をもってできるだけ多くの決算書を見るという稽古」が大切なのである。
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答え
決算書が読めないと、取引先の会社の偽装に気がつかないから
自分の会社内での行動が、どのような利益につながるか理解できないから