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無理にポジティブ思考することの限界を指摘し、一霊四魂(直霊と荒魂・奇魂・和魂・幸魂)の調和、すなわち外的なものへと向かう認知的な脳と心へと向かうライフスキル脳をバランスさせることを勧める。
一呼吸おいて自分の感情を受け止め、自然体であるがままのご機嫌な自分であるように表情、言葉、態度を使うこと。
ポジティブ思考の意味に著者と自分との受け止め方の違いを感じたが、今・ここ・あるがままのご機嫌な自分を大切にすることは大賛成だ。
16-55
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【書評】背景:何をするにおいてもポジティブであるに越したことはないと思っていた中、この本を見つけたため。
感想:ポジティブ思考はあくまでも根性論。決して自分に対して自然体ではないため、結果としていいパフォーマンスは出せない。ありのままの状態を受け入れ、自然体で行動することが重要。
まとめ:
==一流の人は、自分の心は自分で決めている==
◎耐えてさえいれば、必ずいいことはあるのか?
→×ではないが、重要なのは「するべきことをちゃんとしているか」ということ。
◎大切なのは「人生の質」を高めること。
・生きている間の行動やパフォーマンスの質をいかに高くしていき、エネルギーをするべきことに注いでそれにふさわしい結果をいかにして手にしていくか
◎ご機嫌な心が人生に充実感と達成感をもたらす
・自分の心を整えることで、行動や人生の質を自分自身でも担保できるような格好いい生き方、つまりQOLの高い人生を送ることができる。
==「根性論」の正体==
・認知脳…外界からの環境・出来事・他人に密着し、何をしなければならないかを判断思考していく人間の脳機能。
・ライフスキル脳…認知脳の暴走を鎮静化し、心の状態を整える機能。
⇒この2つをバランスよく使うことが必須。
◎バイブレイナーの特徴
・いやな気分や楽しい気持ちなど、様々な感情を自由に謳歌しながらも、心や意味を外界に持っていかれてしまうことなく、いまするべきことを自然体でご機嫌に、何でもこなしていけるのが、新根性タイプ。
=揺らぎ・とらわれから解き放たれる=
◎意味づけに気付くこと
・嵐を鎮めるためには、まず自分が勝手に意味づけをしてしまっていることに気付くこと。
「本番というプレゼンはなく、自分で意味づけしている」
=根性論から解放された組織を創る=
◎支援力の高いリーダーの3つの特徴
1.自分自身がご機嫌でフロー状態
2.周りがライフスキル脳を発動できるように、心掛けができること
・会話の中で「気づき」をしたり、「考える」ことをしたりする機会を設けるように声がけをする。
3.周りをフローに導く姿勢ができていること
・自分がやってほしいと思うことを周りの人にしてあげる。
◎自分で組織を変える
・まず「変わろう」と決意をする。そして、実際にやってみる。それを根気よく繰りかえす。
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ポジティブであろうとしたり、ネガティブでないように
努力することの共通点は、現在の自分の感情を
否定しているということ。
大事なのはそうではなく、ありのままの自分を
認め、受け入れる"自己受容"であるということ。
等身大で気楽に生きていきたいと思った。