紙の本
最低は最高
2016/03/22 00:56
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぐっぴー - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語としては、少し暗い感じです。でも新人とは思えないような文面から、著者の紗倉まなという人物はとても想像できなかったです。
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大好きな、まなてぃの初の小説
また違うまなてぃを見れた感じ
色々な面での活躍応援してます
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AV女優が書いた小説なんて大したことないだろうという偏見は持ちたくないと思いつつ、どこかでそんなに期待はできないと思って読んでしまった自分をバカだったと思わせるほどに、しっかり文学。
セックスシーンというのは他の小説でも効果的に用いられているが、本作ではAVにおけるセックスとプライベートにおけるセックスの対比が浮かび上がるように物語が構成されており、そこが上手い。
まさにAV女優であり、文才に優れる紗倉まなさんにしか書けない作品だと思った。
次作も読みたい。
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恐らく自らの体験に基づく話が中心だと思いますが、意外としっかりした文章で見直しました(ちょっと上から目線でスミマセン)
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AV女優の作品とは思えない登場人物の心情を描いたなかなかの作品。桃子と石村さんの話しはとても感慨深い。皆に読んでもらいたいおすすめの本。
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著者はなかなか可愛らしいAKB(良く知らないが)にも居そうなAV女優。
題名からしてもう少し、怖い小説をイメージしていたが、そんなに最低なことは特になく、それぞれのAV女優を描いた短編集。
基本的に女性向けの小説で、女子の気持ちを様々に綴られている。
飽きずに読み進められるが、いかんせん登場人物に感情移入できず…申し訳ありません。
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元高専生のAV女優さんで「自分軸」をしっかり持っていて一目置いてます。AVにまつわる短編小説になるのだけど、官能系ではなくて、もうちょっと、日常的な怠惰な感じが表現されていて、使われる言葉や文章、地域にまつわる知識も、「知性」と「自分らしさ」がしっかり出ていて、すごく好感触でした。
いろんな責任と覚悟があっての自分だけの人生。今後の活躍に期待しています。
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AV女優紗倉まなが書いた、AV女優を主人公とした4つのオムニバス小説。
一応、全てAV女優という共通項はあるものの、そこから共通して浮かび上がるのは女性の孤独。
それはAV女優であるが故にという面もあるものの、多くの部分では一般女性にも共通した悩みであるはず。
その辺を鋭く描いていたので、特に女性にお勧め。
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当然AV女優としての知名度から話題になっていた本ではあるのだけれど、
それを差し引いても文学としての表現やストーリーはなかなかのセンスを感じる。
個人的には、火花よりもこっちかな。
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ダビンチで見て、読みたかったけどなかなか読めなかった作品。読む本もなくなってきたときに、図書館で出会えた。
綾乃、桃子、美穂、あやこの4人のAVを巡るお話。綾乃はなんとなくAV女優になり、家族バレするし、桃子はススキノの風俗から転身、美穂は既婚だが夫とはセックスレスで、あやのは母親が元AV女優でどこか冷めた女子高生。
みんな納得してAV女優になっている。ちょっと前にあった騙されてAV女優になった女の子たちとは違う。
作者は有名なAV女優さんらしいが、文章もしっかりしているし、小説としてしっかり読めた。なんとなくだけど、AV女優だからちゃんとした文章なんて書けるの?とか思った。だけど、以前に読んだ某イケメン俳優さんが書いた小説よりかは、何倍も良かったと思う。
AV女優が題材だからって、胸くそ悪い終わり方もないし、出てきた4人が幸せになってほしいと思った。
2016.8.27 読了
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4人の女性のお話。
AVの世界なんだけれど、いやらしさはなく、寧ろ、切ないというか…
それぞれ自分なりに納得して仕事をしている。
みんなに幸せになって欲しいなと、切ない気持ちになりました。
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ダヴィンチからの図書館シリーズ。AV女優が書いたと聞けば凄いなーと思うけど、そうでなければ小説としてはそれほど面白くないかな。桃子のキャラクターは好きだった。卑猥な描写が多かったらどうしようと思ってたけど、全体的にそうでもなくて安心したw
なんだか最近面白い!って小説に出会わなくて、ダメ出しばっかりで嫌になる。東野圭吾先生か、湊かなえ先生に頼るしかないのか、、、
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2018/08/26読了。
AV女優を主人公とした4つのオムニバス小説。
文体がすっきりしていることや、かなりストーリー展開が素早くて読みやすい。
Amazonのレビューにも書いている人がいたが、年齢を重ねると女性の価値が下がる、との考え方が根底にあって(彼女たちの仕事についても、そもそも女性としても)、それに付随して大人になることとか、環境が変わることに対しての心情の描写がなされていく。
人生が華やかな部分の描写はなく、ただ日常の連続が描写されている点が面白かった。
あんま感情移入ができる内容ではなく、ヒューマンウォッチング的に読む内容になっている印象。
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ブログで彼女の文章面白いと思っていたのだけれどリズムもとてもよい。20代の若い人が書いたと思えない。すごいなぁ。