電子書籍
かなり面白い
2016/04/23 10:15
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投稿者:医 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作の教場に続き、面白い。風間教官が柳広司のジョーカーゲームの結城中佐と被るのは自分だけだろうか。
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投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
一人前の警察官として現場に出るまでの半年間を過ごす学校”教場”。警察小説は数多いが、ここを舞台にした着眼が良い。強烈な個性を持った教官たちと、イロハを教わる学生たち。医者から転身した変わり種・桐沢が主役の6編にも見えるが、ラストが…前作が面白かったため第2弾も購入したが、期待は裏切られなかった。
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警察学校を舞台にした、警官の卵と優秀な老教官との物語。基本的には前作と同一。どの程度実態に近いか全く不明であるが、皆がこんな大層な過程を経て、警官になるのなら、日本の警察ももう少し全うな組織になっているだろうから、これは著者の考える理想なのであろう。話としては面白いが、教官の立派さに少し鼻白む感あり。
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楽しみにしていた第二弾。今回も6つの章で白髪隻眼の風間によって「警官としてふさわしくない」者たちがふるい落とされていく。
あぁこわいこわい。こんな試練耐えられないよ、警察学校行きたくない。いや、行かないけど。
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長岡弘樹さんの新刊は、警察学校を舞台にした『教場』の続編である。前作と比較すると、教官の風間が要所要所に登場するのが目立つ。
第一話「創傷」。医師から転身した異色の経歴を持つ桐沢が、警察手帳を紛失してしまう。見つからなければ、退校は避けられない。その裏には、彼の過去が絡んでいた。まさか、こんな再会を、相手も予想していなかっただろう。
第二話「心眼」。学校の備品の盗難が相次ぐ。その共通点とは。このシリーズには珍しい、いかにもミステリー的な展開だが、真相を知ってみれば…。人は見かけによらず、また見かけ通りなら努力するしかない。ここでは誰も守ってくれない。
第三話「罰則」。出来心でやったいたずら。当然退校処分ものだが、運よく目撃者は記憶を失っている。このまま逃げ切れるか? しかし、警察学校は恐ろしかった。愚を悟ったのは、最後の最後だった。篩は彼を残してくれなかった。
第四話「敬慕」。同期の中でもずば抜けたルックスで、何度も表紙モデルを務めた彼女。風間に気があるようだが、当の風間はそっけない上に、耳が痛い指摘を突きつけた。ルックスは武器だが、輝く理由はそれだけではない。
第五話「机上」。刑事志望の仁志川は、犯罪捜査以外の授業に身が入らない。誰でも交番勤務からスタートするのはわかっているのだが…。待望の模擬捜査に張り切るものの、机上の知識は通用しなかった。刑事への道は遠い。
第六話「奉職」。この期も卒業が近づいていたが、どうしても一皮剥けない男がいた。座学は優秀だが、格闘がさっぱり。隻眼となった後も、風間が警察学校で奉職しているのはなぜか。決して冷血漢ではない、風間の一面が垣間見える。
今回も退校者はいるが、本作の風間は、一度は気づくチャンスを与えているように、感じられる。今後、彼らが現場に出て、困難に直面したとき、初めて風間に感謝の念が湧くのではないだろうか。篩にかけられ、生き残った精鋭たちなのだから。
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警察学校を舞台に、元強行犯係の刑事だったという超切れ者の教官・風間公親が教える、三十八名の生徒たちの厳しい訓練の日々を描く連作集の続編。
生徒たちのちょっとした仕草から、不可解な出来事の真相、学生たちの心の奥までを見透かす風間教官のキレキレぶりが相変わらず凄い!
白髪が豊かであることがおおいに貢献しているとしても、女子学生が密かに憧れるのも無理もない。
巻末、滅多に内心を窺わせない風間教官の微かな笑み!格好良すぎ!
いくらでも続編が描けるだろうけれど、いつか現役刑事だった頃の風間の物語が読める事も期待。
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警察学校の話第2弾。余り知られていないからどこまでリアルなのかは分からないはずなのに現実以上にリアルに感じてしまう。緊迫感がすごい。
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警察学校・風間教場を舞台にした第2弾。前作より、風間の毒気が感じられず、「こんな作品だっけ?」と思いつつも、一気読み。もう少し、エグイ方が面白い気がする。
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【155冊目】1の方が伏線回収の気持ちよさはあったかな。それでも、警察+学校っていう舞台設定は秀逸だよなぁ。それを活かしきれている作品ってあんまり見かけないけど……
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教場1も良かったですが、2も読ませます。
短編ですが全体で一つの物語になっているような印象を与えます。
一人ひとりの個性が引き立っています。
風間教官には、まだまだ描かれていない謎がありそうです。
このシリーズ続きが読みたいです。
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面白かった。独特の空気感がある。その後関係者と話す機会があり、この作品の様な場面があると確認しました。
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“警察学校”小説の第2弾。
前のが良かっただけに、期待したが残念でした。
小さなイタズラや、些細なトラブル話。
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フィクションとしては面白いけど、ノンフィクションだったら嫌だなぁ~w、と思いつつ読むww
警察学校って、こんなに厳しいのかな?
勤務仲間になるのにいじめとかあるのってサイアク。
チャラけた人もいるし、よく入学できたわねーと。
ま、ここから出世競争ってことで仕方ないのかもしれないけど。
最後の最後でニヤリ。やっぱり風間教官からは目が離せませんなw
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前作程のインパクトはないものの、白髪隻眼の風間教官の凄みは健在。
6話仕立てで、各話で違う学生に焦点を当てる。
それぞれのエピソードが緊張感を帯びているのはひとえにこの風間教官の存在感があるから。
やる気のない者には容赦なく渡される「半引導」、つまり退校届の用紙。ここから挽回できたものだけが、卒業の日を迎えられるのだ。
最終話で一度脱落した過去を持つ学生が、弱さを克服して卒業を迎える日、教官と警察官であった父親の前で敬礼を行うシーンは感動的。
「・・・私が奉職している理由だ、会えるからだよ。きみのような学生に」風間教官の残した言葉に痺れた~
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1巻と比べると人に対する嫌がらせや背筋が寒くなる話は少ないけど、相変わらず警察学校は本当に行きたくない場所だなと思わせられる。
風間教官の恐ろしさも健在。
でも今回の話の終わり方が凄くいいなと個人的には思った。