【コミック版】荒野に獣 慟哭す 分冊版3 みんなのレビュー
- 夢枕獏, 伊藤勢
- 税込価格:495円(4pt)
- 出版社:徳間書店(トクマコミックス)
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電子書籍
ギャグとシリアスの融合
2022/12/31 21:24
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
だんだんギャグが過剰になる一方で、シリアス展開もしっかりあり、余裕のあるストーリー運びになってきました。研究所で思わぬ事件が起きるという怒涛の展開で始まったものの、内容的には、御門の謎の解明や各組織各人の異なる目的などがしっかり説明されていて、前の巻よりストーリーが理解しやすくなっていると感じました。薬師丸法山が今後の物語のキーパーソンになりそうですね。この巻では摩耶の影が薄くなってますが、もう少しヒロインらしい活躍をしてほしいなと思います。
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手に汗握る展開
2022/12/31 21:21
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
御門の記憶は戻らないものの、摩耶の説明や敵からの情報によって徐々に素性が明らかになり、恐るべき計画が進行していたことがわかって、俄然面白くなりました。アクションは相変わらず常識外れの激しさがありスピーディーでした。ただ敵の造詣がやや似通っていて、少し面白みに欠ける感じがします。それでも後半の安底羅との戦いは、これまでになく中身の濃いものであり、特殊能力同志の戦いで手に汗握る展開で見事でした。このぐらいのしっかりした戦闘描写があると読み応えあります。また、保安局や謎の少女も絡んできて、これからの話の広がりを感じさせます。
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展開がスピーディー
2022/12/31 21:19
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
御門周平という主人公が牢屋で意識を取り戻し、記憶が戻らないまま明石摩耶という女性とともに逃亡するといういきなり展開のスピーディーな漫画です。漫画の性格もよくわからないまま怒涛の展開になるのでついてゆくのが精一杯でした。劇画チックですが、ときどきギャグも混じえながら、陰惨な場面があったり、時には大胆なコマ割りを使用するなど、描写にとても活力がみなぎっているように思いました。アクションシーンは映画のような派手さがあり、キャラが躍動しまくっていて、うまい描き方だと感じます。難しい言葉がたくさん出てくるので、少し迷子になりそうでしたが、面白かったです。
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