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映画を見て
2020/11/27 20:46
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投稿者:ちゃき - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供が面白かったと言うので、シリーズの中で一番興味を持ったタイトルのこの本を手に取ってみました、
子供もたのしく読め、私も子供時代ぶりにワクワクした気分でよめました
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「動物園」といっても、人間に見せるための動物園ではなく、ネズミや雑種の犬、ウサギたちが平和に暮らせる楽園-ドリトル先生はそんな「動物の町」を作ることにします。
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オウムのポリネシアに何を書こうか相談するトミー。
肉を買ってきてと頼むアヒルのダブダブ。
犬のジップの道案内。
ネコ肉屋のマシューマグ。
食べ物の詩を暗唱する豚のガブガブ。
新しい動物園が始まります。
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ドリトル先生物語の第5作目。
ドリトル先生とその仲間たちが動物の国でくりひろげる話。トミーがみんなの仲間として認められているのがうらやましかった。
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ドリトル先生が作る動物園は、人間が動物たちを見るためのものではなく、動物たちが幸せに暮らす楽園のこと。
「ネズミ・クラブ」「ウサギ・アパート」「雑種犬ホーム」「アナグマ宿屋」「キツネ集会所」「リス・ホテル」
ドリトル先生の家の敷地の奥に、動物たちのために作られた動物園。
治療に研究に執筆にと多忙を極めるドリトル先生は、実際の動物園事業は、副園長のトミー・スタビンズ少年にお任せです。
なので、実は今回ドリトル先生が活躍するシーンは少ないのです。
しかし、日替わりで語られるネズミたちの物語はどれも面白い。
冒険の中に漂う哀切。
これはもしかしたら、ドリトル先生が出ない方が面白いシリーズになるのでは?
なんて思いはじめた時、様相は一変する。
まさかのミステリに。
悪人と名探偵。
ドリトル先生大ピンチ。
ああ、面白かった。
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子供への読み聞かせシリーズ。僕が読み聞かせ終わった後、畑正憲の解説はもう自分で読んでいたので、「だったら最初からもう全部自分で読めるじゃん」とも思うのだが、まあ貴重な父子の時間なのでいいことにする。
ネズミの挿話やミステリー仕掛けの後半など、小説としての完成度も高く、ドリトル先生シリーズ中興の佳作。