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ねえ、こんな話を知ってる——?
町の至るところにある、誰が設置したのかわからない「黒電話」
ダイヤルも何もついていないその電話の受話器の向こうから聴こえてくるのは
そんな言葉から始まる「噂話」
電話の相手の「カタリベ」が語るのは、
現代に生きて形を変えていく、そんな噂話の数々だった
***ネタバレ有り感想***
町に怪異を引き起こしてる「噂話」を、カタリベに語り直させて変える、
それが話の目的
その噂話は偽物だから語り直せ!というのを、カタリベに納得させるために理屈をコネコネ…もとい推理していく
ちょっと、こじつけかよ!!!と思わなくもない所もあったけれど
面白かった
その噂話が偽物、すなわち町の誰かが作った話しをカタリベが広めて本当に怪異になってしまったものなのか
それとももともと未知なる力が働いて起こっていた本当の出来事なのか、がミソで
カタリベが納得さえすれば本当の話を書き換えてもいいわけではなく、
もし本当の話を直してしまったら、その真偽を見誤った者に何かしらの変化が訪れるらしい…
その鑑定作業の際に結ばれる黒い糸の先はやはり、
怪異の対象であるモノ、が結ばれてるのかな
蜘蛛の話で鬼が出てきたものね
男女間違えてるよ…というのを言うためだけにわざわざあんな勿体ぶった登場をしたのかと思うとちょっと笑える
あとヒロインが痛々しすぎて魅力を感じないのが少しつまらないところかなぁ
続編がありそう
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噂話の怪異を語り替えしていくって題材は面白いかなとおもったのだけど、全然読み進められず、私にはなんだか面白いのか面白くないのか良く分からない作品だった。
文章は私には読み辛くて感じられ、中々読み進められず、物語の中に盛り上がりも感じられず、淡々と過ぎていくように思えた。
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町中に黒電話が置かれている異角(いづの)。受話器を取ると異角の噂話をカタリベなる者が語ってくれるという。
奇譚、都市伝説、何か不思議な力が宿った町…と雰囲気が良い。作者が十字路とか好きな要素を詰めたんだろうなぁ。
茶話会という表題、毎回お菓子を入れてくるのは編集の指示だろうか、今流行りだし。設定は好きなんだけど、もうちょっと展開に幅があれば。
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題材が面白いと思った作品。
そこら中にある、所謂『噂話』というもの。それが本物なのか偽物なのか、あらゆる視点から考えて、危険な噂話を危険じゃない噂話に『語り変える』。
表紙に載っている三人の関係性が一話ですでに出来上がっていて、どうやってこんな関係になったのかどうしてこんな風になったのか。それがわかったのかが結局最終話だったわけだけれども、読み進めていくたびに少しずつ分かっていく感じが面白く感じました。
ただ、私はどうしてもキャラで読んでしまうのでとても楽しく読めたけど、話で読む人にとっては物足りなく感じる内容だと感じるかもしれないですね。
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噂話を語り変える…
その噂話が偽物であることが証明できれば語り替えてくれる「カタリベ」。
ーー噂の真偽を見誤った時、おそらく、君は、君でいられなくなるだろうーー。
謎解きみたいでスラスラ読めます、ていうか謎解きです( ^ω^ )
話もテンポよく進むので読みやすいです。
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少し不気味な雰囲気で明るい性格のキャラがそれを際立たせている感じ。
都市伝説を嘘か真実か推理して、その都市伝説に巻き込まれた人を助けるっていう設定は新しい。
作品全体が危ういバランスを保っている感じ。
これがどう傾くのか。
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面白かった…。いや、なんか地味だなあと思って全然期待していなかったけど、面白かった…。確かに地味だけども。
異角という町のいたるところに、いつの間にか置いてある黒電話。電話の向こうにいるのは異角の噂話を集めて語る「カタリベ」…。
郷祭事務所の所長代理ハルと、なぜか「カタリベ」の居場所がわかる久路の、現代民話の源を探る謎解き茶会。
最後で「出会い」のきっかけが語られていますが、まだまだ登場人物たちの背景はわかっていないことが多いので、ぜひ続きを出してほしい。
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初めましての作家さん。
カタリベは黒電話を使って町の噂話を集め、また噂話を広げる。
ただ、カタリベの語る都市伝説は、やがて現実になる。
怪異に巻き込まれたら、噂話を語り替えてもらえばいいのだが
その都市伝説が本物の怪異から生まれたものか、偽物(作り話)かを
カタリベに説明し納得させないといけない。
鑑定人のハルは、噂話の真偽を見定められるのか?
現代民話(都市伝説)に現代のカタリベ。
こういう話は大好きです。
続編を激しく希望します!
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噂を作り替えてくれるカタリベさん。街自体も怪異と隣り合わせな不思議な世界観。登場人物の謎も多く続編ありそうだけど…。ないのかな?
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町のそこかしこにある黒電話は「カタリベ」に繋がるもの。
その謎な人物の知り合いである、男女。
連続短編4話で、すべて最初の方が同じような感じです。
時代劇の45分後が最初に来ている、みたいな。
最期には、その噂の落ちが出てくるので
真相が分かったりして、納得な最後、ですが。
カタリベが納得するまで、視点を変えたり
考えを変えたり、で語るので、それもまた
読んでいてだらけてきます。