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投稿者:月 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この巻で語った英梨々の願いが叶うとしたなら、それはもう英梨々が主人公の物語になるでしょう。
私はそれが一番見たいのですが、この本のタイトルは冴えないヒロインの育て方。
なので、それを見ることはできないのでしょうね。と予想しています。
紙の本
その姿はまさにegoistic-lily
2016/03/20 08:22
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投稿者:nawade - この投稿者のレビュー一覧を見る
11名のガールズトーク(ガールでない人達もいるが)からなる短編集。
加藤の面倒臭さを十分に堪能できた一冊。
というか、登場人物全員が彼女ほどではないにしても色々面倒くさかった気が。
でも、この面倒臭いところが良いというか可愛いのが丸戸シナリオなんだよね。
そんな面倒臭さの総本山たる加藤に対して、紅坂朱音に調教されてしまったように見えた英梨々が卑怯で泣き落としをした上で突っ走る姿が眩しい。
その姿はまさにegoistic-lilyを体現していた。
いつもはちゃらんぽらんな美智留が最後にビシッとキメたのも印象的だった。
表紙の女の子の友情出演?がまた上手いアクセントになっていた。
紙の本
番外だけど
2021/12/31 11:45
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
番外編なのにメインストーリーです。
実質的な第10巻と言っていいかと。
相変わらず、よく書けたストーリーです。
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某作から真由さんまさかの参戦。しかも表紙だけじゃなくて作中でもきちんと出海と絡んでるのだから、FDのあの人とは扱いが大きく違う(てかあの人は何故表紙を飾ったんだろう?)
このまま因縁が続くかと思われた英梨々と恵は何とか仲直り出来たのは僥倖。ただ仲直りのきっかけが過去暴露ギャルゲーってのはどうなんだと言いたくなる。
最初はステルスキャラだったはずの恵がいつの間にか腹黒キャラになって遂には正妻ポジに収まったのはとんでもない成長だよなぁ……
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本編外のストーリーと思いきやがっつり本編みたいなものだったでござる。本編より気軽に読めるかと思いきやそんなこたぁなかったぜ。まあガールズサイドらしく倫也の出番はほぼなかったのですが。女同士の裏での“やり合い”が繰り広げられる中で、恵が着々と正ヒロイン(正妻)の座を固めていってるように思えました。開始当初は表紙にもなれなかったというのに…恐ろしい娘やでぇ。
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著者さんのあとがきコメントの通り、実質的な10巻と感じれる満足した読後感に浸れました。英梨々と恵の話は、2人の内面のモヤモヤ感を見事に描写してることに著者さんは男性のハズなのにとハァーとなります。あとがき前の2ページにわたるイラストもその状況の空気感を感じるられるようで、またため息がもれます。しかし続編アニメは先過ぎないでは?
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評価:☆5
タイトルは「Girls Side 2」となっているものの、あとがきでも言われているように実質は10巻。
倫也くんの出番はほとんどなく、文字通り女性陣の視点から物語を掘り下げる。
一番の肝は恵と英梨々の関係性の進展ですね。
前巻は消化不良な感じで終わってしまい若干肩透かしを食らいましたが、今巻でキッチリと決着をつけています。
どうしようもなくクリエイターな英梨々と、同じようにクリエイターではいられない恵とのすれ違いは平行線で見ていて辛かった。
それでも本音をぶつけ合うことで、お互いの気持ちを知ることで、平行線に思える関係性のその先が交わるのではないかと、そんな期待を持つことが出来た。
今回のMVPは恵よりも英梨々だったかなと思う。
英梨々の純粋さ、そして強欲さに助けられたんじゃないだろうか。
「世界一で、業界一で、ついでに、素敵な仲間と幸せになること……」
バカバカしくて笑ってしまうような英梨々の思い描く結末。
でもそれも決して夢物語じゃないと思える力強さが英梨々にはあるんだよな。
誰と誰がくっつくとかじゃなくて、英梨々が思い描くこの結末こそがこの作品の着地点でありハッピーエンドな気がしてきた。
その他にも出海ちゃんは勿論だけど美千留もクリエイター魂に火がついていたのが印象的だった。
美千留のワンマンライブで皆に贈るMCにはグッときた。
「だって、たとえ違う方向を向いていても、みんな、それぞれの前へ進んでる」
詩羽先輩とのやりとりも面白かったし美千留も良い味出してた巻だったかな。
ラスボス臭半端ない紅坂朱音の掘り下げもあって、凄腕クリエイターでありながらもただのクソオタクな彼女に親近感のようなものがw
そしてラスト2ページは悶絶もの!是非手に取ってご覧あれ!(笑)
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icy tailの話好き!
みちるがたまらない!!
個人的にみちるとうたは先輩の繋がりがとてもよかったー!
過去との繋がり、現在との繋がり、未来との繋がり。
変わってしまう現実。
それぞれが譲れないもの。
ライブシーンの呼びかけに、ジーンとしちゃいました。
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まさかの美智留回といって差し支えなかった。
恵が潤滑油的役割を放棄した分、まさか美智留があれこれ活躍することになろうとは…
短編集なんだけど実質9.5巻、10巻名乗れるレベルで話は密接に繋がってる。
恵と英梨々の仲直りをはじめ、表紙の美女も初登場で先の気になる展開だった。
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女性陣視点の短編集。表紙の女の子は誰?と思って読み進めていくと、暗に分かるように書かれているのが心憎い(イラストもあるから暗にでもないか)。各キャラが思うところあって行動し、結果、わちゃわちゃしているけれど、そこがまた楽しめて、もうキャラ設定の勝利って感じ。
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劇場版では最後のライブシーン以外ほぼ省略されてしまった巻。実は氷堂美智留が加藤恵に代わってサークルを裏から支えていたりする。
各ヒロインの心情変化をじっくり追い、全体のストーリーに厚みを与える、結果としてほぼ本編同様の重みを持つ巻となっている。
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このガールズサイドで描かれる機微を含めて全部映像化して欲しかった!
嵯峨野文雄がアニメで動いてるところが見たかった.
特にガールズサイドで描かれる詩羽先輩と美智留の関係性は個人的にとても金銭に振れるものがある.
アニメ版では簡素に描かれた英梨々と恵の仲直りの下りもシリアスの流れからすっとぼけ恵発動してめちゃくちゃ笑わせてくれるし,帰りの新幹線の中での一部始終は女の子同士の友情が光ってて,涙腺を緩ませてくれた。