紙の本
正しく"逃げる"方法を知ることができました。
2015/11/04 23:45
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投稿者:としちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
たまたまとある本屋に立ち寄った際に、直感的にタイトルに魅せられて即買い一気読みしました。一般的に"逃げる"という行為に対してあまり良い印象を持つ方は多くないと思います。私もその一人でしたが、この本を通して適切に逃げる方が何事もうまく行きやすくなるのだと学びました。特に第二章の逃げる極意7項目と第四章の逃げてはいけない一割のことで紹介された内容は参考になりました。どちらかというと"いい人"の傾向が強い私は、ついつい人の頼みごとを引き受けすぎることがあります。第二章逃げる極意の一つである"いい人でいることから逃げる"を実践し適度に自己主張しつつ人の期待する人生を送るのではなく自分が期待する人生を歩んでいきたいです。7つの逃げる極意と逃げてはいけない一割のことである自分の好きで得意な分野を生かして今後の人生をより豊かなものにしていきいと読みながら思いました。
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〈逃げる〉の本質は、『何が自分の〈好き〉で〈得意〉で「才能」なのかを見極め、そこに集中する。逆にそうでないものからは身を遠ざけること』です。
逃げる技術は、自分の能力を最大限に発揮するためには、欠かすことのできないもの。これからの時代を生きるために、ぜひ、身につけたいスキルです。
詳細なレビューはこちらです↓
http://maemuki-blog.com/?p=7329
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業務の進め方に悩んでいるときに共感して読むことができた。第一章から三章までは業務を行いながら繰り返し再読したい。目的ー理由―品質ー納期ー起点―終点
仕事を面でデザインする攻めの姿勢。
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9割の逃げ方が書いてある。
印象に残ったこと
仕事はゲームと思う。
ゲームは失敗しても命を落とすことはない。仕事も一緒。経験が増えていく。スキルはアイテム。環境の変化は新しいステージに進むということ。
引き受ける(断る)基準となる軸を持つ。
1.世話になったかなっていないか
2.自分にとってメリット(知識の向上)があるかどうか
3.自分の部署にとってメリットになるか
4.難しいか簡単か
5.時間的に余裕があるか
6.自分以外に頼れる人がいるかどうか
この中から2つを選び、複合的に判断する。
世話になったが、自分にとってメリットがない。
その場合は断る理由が生まれる。
しかし、こちらの都合を一方的に伝え断ると角が立つ場合がある。要するに断り方が重要なのである。
①頼られてうれしいことを素直に伝える。
②引き受けると相手側にどういうデメリットが生まれるか伝える。
③自分の力不足による引き受けられない状況を伝える。
※その時、対象者、納期を伝えるとより良い
④はっきりと引き受けられないことを伝える。
今回引き受けられないことをご理解ください。
相手にもよるが、申し訳ありませんはいらない。こちらの都合を言っているだけであって悪いことはしていない。
例文
「今回、今までの経験を評価していただき、そのうえで頼っていただいたことうれしく思います。しかしながらこの仕事を引き受けた場合、担当者が分かれてしまうことで、現状の把握等に不具合が出る可能性が高まります。また、自分自身、クライアントに頼まれた仕事が○○までに終わらせることになっています。自分の段取り不足が原因でまだ見通しが立っていない状況です。ということで、現在余裕がないため引き受けられないことをご理解ください。相談していただいてありがとうございました。」
最低でも、自分に余裕がないことをきちんと伝えることが大事である。(必ず最初の感謝の気持ちやうれしい気持ちを伝えること!」)
頼み方
①相手の能力を称賛する。(依頼する内容に関わること)
具体的なエピソードを入れ、心から言う。
②依頼内容の仕事に取り組むことでどのようなメリットがあるかを伝える。
③自分の困っている部分を率直に伝える。
④自分が相手より劣っていること、相手ならそこを補ってくれることを伝える。
引き受けてもらえたら、明確な作業指示を出す。
不足品質、過剰品質にならず適正品質になる仕事ぶりを発揮する。
どうなったらこの仕事が終わりなのかを認識し、納期、ゴールなどを明確にしたうえで仕事に臨むことが需要である。
1割のために残りの9割は準備段階である。
小さな失敗を積み重ねることで、大きな失敗を回避することも重要である。大きな失敗から逃げるということは小さな失敗に向かっていくということ。そもそも失敗から100%逃げる方法なんて存在しない。
印象に残るフレーズがたくさんあって今後の仕事の仕方に生かしていきたい。