投稿元:
レビューを見る
短編集『ぱれっと』から十三ヶ月、遂に満を持して『ダン・サリエル』シリーズ化キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
『白』と同じく、キャラクター原案で山本ヤマトさんの名前が入っていたりはしなかった。何でだ……。
シリーズ化するに当たって、今までに『ポリフォニカ』でやられていないことをやろうということで、連作短編集形式に。
冒頭でサリエル達がタイトルに色が入っていないと自分達で突っ込んでいて吹いた。
『ダン・サリエルと白銀の虎』
表題作。『ぱれっと』に収録されていたものを再録。あざのさん目的で『ぱれっと』を買った人は涙目。
サリエル、コジ、アマディアは大体、山本さんが描いたそのままなんだが、サリエルの契約精霊モモだけがXEVOLUTIONしてる件。判り易く言うと、滅茶苦茶可愛くなってる!
『ダン・サリエルと栄光のヤマガ00壱型』
サリエルとユフィンリーの単身楽団自慢合戦。ということで、『赤』からユフィンリーを筆頭にフォロン、コーティ、レンバルトが登場。ユギリ姉妹の出番は無し。
完全にコメディ一直線な話だが、大変面白かった。
『ダン・サリエルと孤高の老楽士』
前話とは一転して真面目なエピソード。要するにサリエルは極度のツンデレなんですね、分かります。
で、サリエルとデートのつもりでおめかししてくるモモが可愛過ぎる。
『モモ・パルミラ・ファルスタッフの幸せな一日』
おまけ。ずっとモモのターン!!
つーわけで、新シリーズ第一巻でした。非常に良質なエンターテイメント作品に仕上がっていたように思います。
『ぱれっと』で読んだときはサリエル、モモ、コジ、アマディアの四人の話だという印象を受けたが、いざ文庫になってみれば、ずっとサリエルとモモのターン!!タイトルは「ダン・サリエルと中級精霊モモ」とかにするべきだと思うんだ。アマディアなんぞ最早サブヒロインっていう扱いですらないじゃないっすか。
モモって何処で拾えるんですかね?
次は『アイソレーション・ブラック』。三ヶ月空いているのに、「またか」という印象が拭えない……。
投稿元:
レビューを見る
初ポリフォニカですがあざのさんだったので購入。
まったくポリフォニカ世界知らなくても、かなり面白かったです。
あざのファンとしては複雑ですが、作品の中で一番好きかも…
投稿元:
レビューを見る
テンポの良い文章と会話!それに絡む音楽!この本を読んでからあざのさんのファンになりました。なによりキャラが魅力的で動く動く。話もコメディなだけではなく、サリエルの葛藤は苦くも美味しい。
投稿元:
レビューを見る
ポリフォニカ“銀”シリーズの第1弾。
面白いです
ポリフォニカシリーズの中では一番好きかも。
軽い感じでもあり、シリアスなところもあり。
基本アクションはなしかな。
投稿元:
レビューを見る
ラノベにしてはなかなか面白い。語り口が軽妙で、キャラクターが立っているので、読んでいて不自然な感じは全くしない。面白かった。
特に2話目がいい。ユフィンリーかわいいなあ。
喜劇を文字で読ませるのは凄く大変だと思うけど、頭の中にシーンが浮かんでくる文章が素晴らしい。
私は、ポリフォニカの世界観をよく知らないので、他の作品がどうだかはわかりませんが、チャンスがあったら読んでもいいかな。といった感じ。
100円だったけど、これはひろいもの。
投稿元:
レビューを見る
東京レイヴンズ読了直後に手に取ったのですが、え、こっちのがかなり面白いんですが^p^ ポリフォニカ初作品ですが、まだあざのさんの世界観だけで満足かな、という印象。こういうクセ者なキャラ書かせるとあざのさん本当上手すぎるわ…モモたん可愛すぎます。「~幸せな一日」でにやにやが止まらない。アマディアと二人でダブルヒロインの扱いらしいですが、ちょぉっとサリエル様のお相手はモモたんで突き進んでほしいかなぁあーあざの先生どうか何卒!><
投稿元:
レビューを見る
新シリーズもいいけど、世界観についての話をもっと進めて欲しいなぁ。まあ、物理メディアではいい感じに進んでるのかも知れないけれど。
投稿元:
レビューを見る
ポリフォニカシリーズは初めてですがとても読みやすくて良かったです。
音楽を愛する演奏者達(主人)とそんな彼らに惚れ込んだ精霊(従者)のドタバタした温かい日常を描いたものです。
実力が伴った俺様サリエルと、健気で一生懸命なモモの掛け合いがとにかく面白い。その主従にサブキャラが絡んできて、小説がますます賑やかになってます。
続編もあるようなので機会があれば是非読んでみたいです。
投稿元:
レビューを見る
【再読予定】ポリフォニカ白銀1巻。面白かった。
天才肌のサリエルと、契約精霊のモモの物語。単品が4編くらい入っている感じ。コミカルで読みやすい。
投稿元:
レビューを見る
傲岸不遜で唯我独尊の自信家、新進気鋭の音楽家にして神曲楽士のダン・サリエルと愉快な仲間たちの話。
パレットの絵は山本ヤマトさんでしたがシリーズ化に伴い絵師がカズアキさんに変更。どっちも大好きなのでうれしいです!サリエルは線が細くなりなおいっそう嫌味なインテリぽく、モモはさらに丸く可愛く、コジはさらに猫らしく(?)なりました。
なんといってもサリエルのキャラがいい。
若き天才を自称する不遜なインテリだけど実は……音楽にかける情熱は人一倍、「音楽は大衆の為にあるべき」との信念のもと軽快で楽しい演奏を続けるも、自分の音楽は一過性の流行に過ぎず、芸術の高みには届かないというコンプレックスに葛藤する姿に思わず感情移入。
あざのさんの書くキャラは本当良い意味で人間臭い。
一面的で薄っぺらい人物がいません。
作家の人柄が出てる気がします。
嫌な奴だけどそれだけじゃない、悪い奴だけど憎めないキャラを書かせたら現在のラノベ界一では?
卑小で卑屈で真摯なサリエルのキャラがとても魅力的な柱になってます。
演奏シーンも圧巻!
孤高の老楽士との競演、モモに神曲を奏でるシーンは目に浮かび耳に聴こえるような描写に酔いしれること請け合い。筆力の高さを再確認しました。
サリエルをけなげに慕う契約精霊のモモ、モモとライバル関係のアマディアなど、サリエルを取り巻く人間模様もフレキシブルで飽きさせない。
ツゲ事務所の面々がナイスな登場するので(レンバルトやコーティーのイラストあり!)既存シリーズのファンも買いです。特にツゲファンの方は、彼女の意外すぎる一面が見られます。物凄い肺活量の高笑いって……。