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投稿者:yu - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近将棋にはまっていたので、本屋さんで表紙を見て迷わず購入。
将棋のことだけでなく、日常生活についても書かれているので、棋士という人間について深く知れてとても参考になった。
紙の本
勝負師にして天才、尚且つ人格者の思考を垣間見る
2018/10/29 14:02
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投稿者:magoichi - この投稿者のレビュー一覧を見る
羽生善治と複数の方の対談集。
対談集はフォーカスする人物よりも、対談相手の能力や人柄に全体のクオリティが左右されるので敬遠してきた。
結果は、印象深い言葉やメッセージが多く、読後直ぐに読み返した。
氏にとっても聞き飽きたであろう、凡庸な質問もままあり、ある人の羽生評や棋戦の端歩の解説などは、のちに本人の口から語られる呆気ない真相とのズレ具合がご愛嬌。
通常では考えもよらない厳しい場面をくぐり抜けた人物でありながら、人に対する穏やかな人柄も失わない、非凡な才能と高尚な人格を併せ持つ人物の言葉を身近に感じることのできる。
今後も読み返す一事になる一冊。
紙の本
羽生さんの歩んだ道
2018/09/30 18:52
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投稿者:J・P・フリーマン - この投稿者のレビュー一覧を見る
永世七冠を獲得されたからちょっと買ってみました。羽生さんと他の著名人との対談がメインです。羽生さんの将棋に対する姿勢や、羽生さんの将棋観がよくわかる一冊です。
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最近将棋にはまっていたので、本屋さんで表紙を見て迷わず購入。
将棋のことだけでなく、日常生活についても書かれているので、棋士という人間について深く知れてとても参考になった。
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イチロー選手が修行僧の様相を呈しているのに対して,羽生先生は哲学者の様相を呈している.それでありながら,自分を見失わないのは自らの人間性により集まった周りの人間の御蔭で,世界と自分との境界が認識できているからのようにも思える.
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【ビジネスに役立つ発想のヒントが満載】棋士生活30年、常にトップを走り続ける天才。その卓越した思考力、持続力はどこから湧き出るのか。自身の言葉で明らかにする。
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羽生さんのインタビュー、対談などが収録されていて、色々な面から羽生さんを知れる。
羽生さんの前の世代の、人生経験が将棋の強さに影響するという考え方と、羽生さんからの、将棋は理論で割りきれるゲームだとする考え方の話が面白かった。
大山康晴先生が盤外作戦なども駆使するのに対し、二次会には行かないと言ったら頑なに行かない羽生さん。
また色々な本で見るけれど、インターネットの登場により、新しい手も一回しか使えない情報戦になったという話。本当に棋譜を知ってるか知らないかで勝敗が決することもあるそう。でもそれだけの膨大な棋譜があるのに、絶えず新しい手も生まれるというのは驚き。将棋がもっと海外でも指されるようになれば、さらに考えもつかなかった定石が生まれるだろうという話もすごく気になる。
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氏による、あるいは氏をめぐる本は多く出版されていますが、本書はインタビューが豊富で、インタビュアーが多彩であるのが特徴の一つです。氏の代表作ともいえる『大局観』や『直感力』のように、一つの大きなテーマのもとに編まれていないことも特徴といえば特徴でしょうか。
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対談の中で羽生さんと電王戦の話があり、それは神対人の対戦ではなく、人が作った、埋め込んだプログラミングを棋士が解き明かす作業というようなことを言ってて、人間対コンピュータの図式=人対全知全能なものという対立軸から解放された気がした。
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同級生である将棋指しの話。思考の話や、対局前、中の心境の話が面白い。将棋そのものには今まで興味はなかったが、近年のコンピュータ将棋、電王戦で棋士が負けた、等のニュースで耳には残っていた。羽生氏の華麗なる歴史もほとんど知らず、その意味でも新鮮だった。
インタビューの内容や分析記事には正直、似たようなことばかり質問して、と辟易するが、その何100回とされる質問に、氏がちゃんと答えてるところが見事。もう少し取材者は工夫を頂きたいところ。天才たる所以など、どうでも良い。
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めっっちゃ面白い。面白すぎて、あかん!読み終わるのがもったいない!!!とまた戻り読んでる途中。将棋そんなわからんからこそ面白い。わたしがずっと思ってたけど、言葉にできなかったことが、さらさらといとも簡単に文章になっていて、もう本当凄い。凄いとしかいえない自分の語彙力のなさが悲しい。
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基本的には過去の記事を寄せ集めたものとなっており、それも他分野の著名人との対談だったり七冠達成時のインタビューだったりで現在進行形で将棋界を追っている自分にとってはさほど興味がわかなかった。
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羽生さんの将棋に対する考えや人生観みたいなものが、各界の人とのインタビューを通して見えるのが面白い。
将棋を知らない人間でも、将棋のことが少し解るような気がするのは、羽生さんの頭の良さなんだろうなぁという気がする。
小さなことでも少しずつ勉強して日々精進しようと思わずにはいられなかった。
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棋士・羽生善治氏が語る「自分にとっての将棋」。
過去の対談やインタビューをまとめたようなもの。
プロ棋士なので、「勝つ・負ける」の世界に生きている人ではあるのだが、それはむしろ結果的にそうなっているだけで、本当は純粋に「将棋にはどれだけの形があり、どれだけの世界が広がっているのかを知りたい」ということが根底にあるだけなんじゃないかと思った。
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色々な方との対談が盛り込まれた書。
羽生さんがこれだけの結果を出せている理由はわからないが、勝負というよりも淡々と将棋を追及している姿勢に、別世界を歩んでいるように感じた。
色々な対談から羽生さんの人となりが感じられる。