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投稿者:さすらい人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本人が誤りがちな箇所をピックアップしてわかりやすく解説してくれています。行方さんの本を一冊買うと、また別のも買って読みたくなるのは私だけではないと思います。
紙の本
英語が苦手な学生は絶対必読
2013/08/01 15:05
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投稿者:ウルルン - この投稿者のレビュー一覧を見る
英文解釈の本質をついた本である。
これを読まずに英語地獄に落ちる学生の多い事か。
これを読んだ読者は英語を武器にするであろう。
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解釈の正誤よりも、なぜこの訳をするときにこの部分に注目するか。
50の例文に対し、教師と生徒の対話形式で英文解釈のコツとなる部分を示している。
平易な言葉なので、自然に説明が馴染む。
巻末の暗記用短文30も、普通の会話調でそのまま日常会話に使えそうなほど。
外国語の勉強を頑張りすぎてわからなくなってしまった大人には、むしろ調度良い。
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英文和訳なんてつまらない、なんて言わないで。
英語が苦手な人にはつらいかも。英語が割とできて、今以上に力を伸ばしたいという人向け。会話形式で読みやすいけど、真面目で固いし。でも、ふむふむと思うことも多い。
「おばあちゃんでも聞いて分かるように」というのは、確かに大切だと思った。英文和訳って、わからない日本語ができてしまうから。似たようなことで、中高生時代に、「関西弁に訳したら意味がわかる」という話をした。普段使っている日本語にまで持っていくことが大事だと思う。しかも、大意を変えず、ニュアンスも汲み取って。
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英文和訳の基礎をマスターするのに必要な要素が散りばめられた例文50を先生と生徒の講義形式で説明。
受験和訳向けという感はあるが、英語独特の言い回し、伝え方を学ぶには良質な英文が揃っている。
英語には日本人にとって理解しづらいのだがよく省略される省略、挿入の技法であったり、関係詞によるS、Vの修飾がどのようにされているのかであったりといった点を、印象に残りやすい文章で紹介。
これらの文章の解釈をマスターし、音読を繰り返すことで英文に対する理解を深めたい。
やること
ノートに写し、和訳コピー貼付。
音読した回数を記載し、それぞれ100回読む。(半年、一日10分)
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これも名著。さすが行方昭夫先生。
「英文和訳なんて意味がない」とか「英語なんて読んでおおよそ意味が分かればいいんだ」という主張はバランスに欠けているなぁ…と、行方先生の著書を読むと思わざるを得ません。
要は語学に魔法の杖など無く、読む・聞く・書く・話すのそれぞれについて、その人がその外国語を学ぶ理由に応じてバランスをとって学ぶことと、それ相応の時間継続して勉強しなければ何れにしても相応の外国語力は身につかない、ということなのだろうと思います。
そういった意味で「英文精読」、大いに意味があると思いますし、何よりも行方先生の解説には唸らされます。「岩波ジュニア新書」ということで学生向けの内容かと侮るなかれ。
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全ての課題文を和訳してみたら、読解力ばかりではなく、翻訳力もついた気がする。他の行方氏の著作も使ってさらに修業を積みたい。