紙の本
幼馴染みもの。
2017/01/16 22:59
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投稿者:かすみ草 - この投稿者のレビュー一覧を見る
閉鎖的な地元で、父親が起こした事故という過去を引きずりながら暮らす集。
家族同様に過ごしてきた幼馴染み、佑弥は就職と共に地元を離れ、集との連絡も絶ってしまいます。二年後、佑弥が地元の支店に異動になり再会しますが、すっかり変わってしまった佑弥に戸惑う集。
最後には想いが通じ合う二人。両家の家族にカミングアウトしたときの様子はうるうる。佑弥の両親の反応がリアルでした。良い家族だな~
紙の本
好きだからこそ越えられない
2021/06/08 20:55
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
幼馴染みという間柄と、同性同士のもどかしさが上手く絡んでいます。地方と都会の微妙な距離感を、集と佑弥の温度差に重ねてしまいました。
電子書籍
導入は面白かった
2018/07/13 04:48
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投稿者:黄梅 - この投稿者のレビュー一覧を見る
寂れていく店がどうなるのか!と期待して本文を読んだら少し長くてだれました。BLというより町おこしのお話でした。
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都会に行ってチャラくなった攻と、幼馴染の無感動系受のカプの話。あんなに優しくて自分の面倒を見てくれた優等生の攻が、今や二股や合コン三昧。ショックを受けた受は攻を更生させようとあれこれ画策するも―。
そうやっていく内に、だんだんと攻への想いを自覚する受。当の攻もどうやら受のことを想っているらしい様子が、台詞や態度で丸わかりで楽しかったです。受視点を貫いていたので「志村ーうしろー!」って言いたくなるような焦れったさ満載。
ただ、この話で一冊にしてしまうには長すぎたかな。いつものディアブラのように短めにまとめて、次の話で後日談を書いた方がメリハリもあって良かったような。
Hも最後に無理やり詰め込みました感で余韻が…。時間がなかったのかな?そこのところは惜しかったです。
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閉鎖的な地方の町を舞台にした幼馴染みもの。
観光地として売り出したのもつかの間で、さびれ切っている町を活性化しようと立ち上がる集の同級生たちの姿と集の恋心の揺れがからみあって、切ないながらもほのぼのとしたストーリーに仕上がっていました。
上京してリーマンとなった佑弥×地元のみやげ物店を手伝う集。
祖父のさびれた店を手伝う集が、兄弟同然で仲良くしていた佑弥と2年ぶりに再会するところから話が始まります。
集は過去のできごとから後ろ向きな性格になっていて、そんな集をずっと守って支えてきたのが佑弥なのです。
でも久し振りに会った佑弥のチャラさと冷淡な態度に、集は落胆を隠せず…
その場に居たら絶対二人にお節介してしまいそう~!!
仲を取り持ってあげたくなりましたw
二人とも相手のことが大切で大切でしかたないのに、全くその本心が伝わっていないですよね。
佑弥も集の言葉を真に受けてるし、集は言葉が足りていなかったですね。そこが真面目で素朴ですごくいいところではあるけど…!
紆余曲折あったけど、その本当の気持ちをきちんと互いに理解することができてほんとによかったです。ほっとしましたw
町おこしや土産物屋の仕事にちょっと消極的だった集が、前向きにがんばるようになったのも読んでいてよかったところです。
佑弥が即行で両親にカミングアウトしてたのも、自分の気持ちに今後も一切ブレがないと言う決意の表明として清々しかったです。
前半不安にさせた分、後半でしっかり取り戻していて、いい攻だと思いましたww
佑弥の両親は動揺しただろうけど、よく考えたら今までとまったく変わらない生活ですよね…wwじいちゃんは肝が据わっててさすがでした!
エロ的には初々しくて、ちょっと赤面。
町おこしにも二人にも良い未来が想像できて、地味ながら温かく気持ちのいいストーリーでした。
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個人的に当たり外れの振り幅大きい作家さんで、今作も序盤は受攻両方にイライラして、ハズレの方かなと思いました。
が、中盤辺りで主人公成長物になってから面白かったです。
自分もそうですが、下半身だらしない系攻が苦手な方も、序盤で脱落せずに後半まで根気よく読むと幸せになれるかも。
ただちょっと詰め込みすぎ感はあったかなー。