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憲法に限らず、そのテーマを扱う学会の大勢に政治や行政は従うべきだと言うコンセンサスなど世の中には存在しない。
例えば日本の経済学界では長らくマルクス経済学が優勢でした。しかし彼らの意見に従った経済政策を取るべきだなどと言う議論はなかったし、そんなことをしたら日本経済の破滅でした。
原発政策は原子力学者(いわゆる原子力ムラと呼ばれる世界の人)の常識に沿えばいいのでしょうか。そんな事は反原発派が納得するはずはない。
別の観点から考えると、どの分野でも専門家はある傾向の意見を持つ人だけがなることが多い。憲法の専門家は、自衛隊や安保など好ましくないと思う人が主としてなる職業なのだといっても過言では無い。
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あんまりちゃんと読めてないのか、ちょっと何言ってるかわからんところはあったけども、日本の平和は、憲法9条と、安保体制自衛隊、経済力で保たれてきたという主張、日本の各政党の立ち位置の分析はとってもすとんと落ちますね。
確固たる何がやりたいという主張ではなく、あれが嫌い、あいつが嫌い、という観点から政党が出来てて、政権取る心配もないからただ無責任に批判だけやってりゃいいやあ、という感じとか。
左とおっしゃる方、リベラルとおっしゃる方その他もろもろの論理矛盾。
本の趣旨とは違うが、霞が関が付け入る隙だらけで。
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「賛成」か「反対」かの極論で語ることが間違っており、集団的自衛権の行使反対の意見のみ強調するマスコミ、メディアを著者は批判する。あたかも反対デモをしている人たちが正しいかのような報道は慎むべきであろう。