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愛の捉え方に共感する部分が多少あった。
でも全体を通して、ひとりよがり気味であるとの印象を持って、あんまり面白いとは感じませんでした。
もう少し、時間が経ってから、再読すれば、印象は変わるかもしれない。
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続けて2回読みました。
大好きな本になった。
今の私に必要な本、必要な人物と出会えました。
考えながら、自分と合わせながら、一字一句逃さずに熟読した。
こんなに丁寧に読みたくなる本は久しぶり。
この人の、言葉の合わせかたが好きだ。
ひたすら自分にまっすぐに、正直になることで考えを深める
というやり方が好きだ。
直感や感性に共感できる。
好きなコラムがありすぎて書ききれないけど
特に連鎖のシリーズが大好き。
覚えるまで繰り返して読みたいぐらい。
今、この本と出会えてよかった、運命的な一冊。
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「おとなの小論文教室。」の第2弾
孤独の哀しみを乗り越えて、ひらき、出逢い、心で通じ合う、自分にうそをつかないで、人とつながる勇気のレッスン
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きれいごとでなく、ちゃんと生きなければ、と思った。
人は思ったほど強くない。人にはできるだけ優しくなければと。
強さってなんだろうか?
気持ちが通じ合わない人との仕事はとても疲れる。
ストレスとは自分の思いがうまく通じていない漢字から起こっているのではないだろうか。
今日、あなたが誰かと通じ合うことには、莫大な価値があると思う。
話して面白い人と面白くないと感じる人の差は、考える筋肉を常に使って鍛えて、自分の中から新しいメッセージを浮上させられる人とそうでないか。
今、自分の心が向かない仕事にしがみつき、守ろうとすればそれは仕事がやる気に影響し、やる気は質に影響し、結局自己ベストのアウトプットができなければ、今度はその仕事から自分が捨てられる。
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ズーニーさんの考え方が自分ととってもリンクしてて、
すっと心に入る感覚。
人付き合いべたなので勉強になる一冊。
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自分が普段思っていることや考えていることを文章に表すことは、
意外と難しい。表したい気持ちをどう、表現したらよいのか、この
本を読むと、すとんと自分の中に降りてくる。就活では、自分の気
持ちを言葉にして、人に伝えることが重要となる。
読むことで、考えて、自分に向き合える一冊だ。
(大分大学 院生)
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公私ともに人とかかわるのは難しい。
どうして、思ったことがうまく相手に伝わらないのか、
また、すごく話上手な人の言葉でも心から納得できないことがあるのはなぜなのか。
著者自身の、‘痛い‘失敗談を交え、人とつながる方法や、姿勢について語られた一冊。
なんだか、ズーニーさんの本には、勇気がもらえる。
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人とつながろうともがき、あがき、試行錯誤していた著者の考えをまとめた本?
著者のことは話し方や文章の書き方の新書で何度も目にし、何度も耳にしていた。
手に取って呼んだこともあったのだが、当時はぴんと来るものがなく、「なぜそんなに評判になるのだろう」と疑問に思っていた。
そして今回、人の意見に後押しされてまたも手にとってしまった。
今までは新書や実用に近いところだったが、今回はコラム。
そのためか、今までと違い、開けた視点から読むことが出来た。
現在の著者を作り上げる上で大きな転換期となったのは、おそらく会社を辞めてフリーランスの仕事が軌道に乗るまでの空白期間だったろう。
著者も何度もその時期について触れているが、
「行くところも、存在意味も、やりたいことも、何もなかった自分に、いまの自分はかなわない。」
という言葉を読んで、ドキッとした。
もちろん、落ち着いてきた後になっていえることだが、当時の、エネルギーを出して動いていくしかない、覚悟も何もかも無理やり固めて進まなければならない時は非常に密な時間であったと思う。
他にも、「相手に許しを強制させるようなお詫び」
「自分の理解を深いところへ潜って取りにいく」
「愛はご飯のようなもの。自分がおなかいっぱいになって、新しいご飯を作れるようになる。子どもはご飯を与えられるばかりだが、大人はご飯を自分で作ることが出来る」
などなど。
ここで取り出した内容も歪曲して伝えてしまうかもしれない。
良ければ、どうぞ本書で。
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相変わらずいい文章ばかり書くなあこの人は。嘘を付いている部分をじわじわと見抜き追い詰めるような文章ばかり書く。つい心が緩んでしまう。
「なぜか饒舌になるとき」「スランプをのり切る」「話をしていておもしろいひと」の話がすっと落ちる。饒舌になるときは嘘をついていたりやましかったりする時なのだという話と、スランプの相手になぜか上から目線を持ってしまいがちだという話と、教養や情報がなくても絞りだす力の話と。あと、なぜか本当を通し続けるのが怖くて小さな嘘をついてしまう人の話も響いてくるものがあった。
自分にすら分からない嘘、ひとに通じない事態、愛のない寂しさ、連鎖といった問題系が緩やかに文章同士をつないでいる。愛が足りなくて一人でも本を読んで愛を受け取っていくことができる、という経験談にどれだけ救われたことか。無理に外に出て人と関わらなくてもいいんだ。
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最近、自分の言葉が届かないと感じる。自分の発信するチカラか、なにを言うか、を考えるチカラか。足掻く、とか、孤独、って言葉は身体を縛るけれど、拘束するもののイメージができたら、それをひもとくイメージをもてばいい。
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Lesson17の表現に関しての話が一番心に残った。
自分の意見をいう時や、趣味の絵を描くとき、外面を気にして口当たりのいいもの、無難なものばかり表現してきた。
人に批判されたり否定される恐怖があるせいだと思う。
でも自分でも歯がゆくて、表現したいけど怖い、でもしなければ伝わらない、ともやもやしていた。
でもそんな時に読んだズーニー先生の、自分の中のものを何も出さなければ表現ではないという言葉にハッとした。
表現してます、というポーズをとっていても、中身がからっぽだと相手には何も伝わらないし、それな表現ではない。
自分と向き合わなければならない辛さ、感じていることを考え言葉にする難しさ。表現するということはとても苦しい事かもしれないけれど、それが人の心に伝わって着地する歓びを味わうためにも、「表現」することを諦めず追い求めていきたいと思った。
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沈黙への抗い。とか、良いキーワードが多かった。なんて言うか、コミュニケーションの暗黙の了解的なのを、話しているような、余り語られない部分を読者と共に語っている気がする。
でもやっぱり、冒頭のズーニーさんとお母さんの話は、自分にズシンと来た。
自分もそういうことしたのではないか?良い流れをこれから会う人や周りの人に与えたいと、僕もより強く思った。
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相変わらずこの方の考え方は、すごく中に入ってくるなと思う。
一番印象に残っているのは“Lesson12 話をしていておもしろい人”。
僕の知り合いにも“この人との会話はおもしろいな”と感じさせてくれる方がいる。
言葉をボールのように投げると、それを一度しっかり受け取って、一度間をおいて投げ返してくれる。
間を置くその時間でしっかりと言葉を自分の中に落とし込んで、考えて、考えて、投げ返してくれる。
だから、投げ返された言葉が面白い。
言葉のキャッチボールがすごく面白く感じる。
僕もそうありたいなと思うばかり。
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タイトルからHow toものなのかと思いきや、身に染みる文章の多いエッセイ集。
元々は『ほぼ日』の連載「おとなの小論文教室。感じる・考える・伝わる!」に連載されていたものを加筆修正したものだとか。
だから、元の文章はWebで今でも読めます。本書冒頭にくる「連鎖」と、その続編である「連鎖2」。ぐっと引き込まれます。
https://www.1101.com/essay/2005-08-24.html
https://www.1101.com/essay/2005-09-28.html
文庫化される前、単行本としては『理解という名の愛がほしい』というタイトルだったそうです。そのタイトルの方が、私は好きです。
「Lesson 7 の理解の言葉を伝えて」
私は、基本的には、一番大事なことは言葉にできない部分だ、と思っています。
でもそんな私自身、ズーニーさんの文章を読んで、私が自分への理解の言葉にどんなに飢えていたか。それが与えられないことがどんなに寂しかったか、とあらためて思いました。
私が言葉ではない、という方向に傾きがちなのは、あまり理解されることがなかったからです。検討はずれの言葉や、浅薄な共感の言葉が投げかけられたときの奈落の底に落ちるような寂しさ。
人と話さないことでは寂しさは感じないのに、ズレた言葉を投げかけられるときのあの寂しさは何なのでしょう。
本質は言葉ではない、良かれと思って投げかけてくれたその優しさをありがたく受け止めようと思ってはいるのに、いざ言葉にされると、わかってもらえていないことに気がいって、傷つき、寂しくなるのです。
でも、ズーニーさんが言うように、理解されない思いが「飢え」だとしたら、飢えている人はただ目先の自分の渇望を癒そうとするだけ――「分かってほしい」。
だから、理解の言葉は、愛であり、優しさなのだな、相手に対する理解を「言葉で」伝えるってことは、愛を与えるということなのだなぁ、ということがストンと腑に落ちます。
それでもやはり、個人的には、浅い理解の言葉なら、言葉はいらないと思ってしまう、、、そのあたりの自分の闇を見つめていきたいなと思いました。
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「『はたらきたくない』というあなたへ」を読んでとても感銘を受けたので別の本も読んでみました。
見えないものを言葉にするというのはとても難しいのですが、ズーニーさんの文章はストレートに身体に入ってきます。
色々と気づくことも多くとても面白かったです。