紙の本
リセット旅
2022/08/01 20:25
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
人生に行き詰まった従姉妹同士の、イギリス行きにはまったりできました。ペンザンスからセントマイケルズマウントまでの風景に、名物クリームティーも味わい深いです。
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【淋しさを包みあう、ふたりの女の旅】離婚し仕事をやめた「私」と身寄りをなくしたいとこのちどり。傷付いた女二人がたどりついたのはイギリス西端の小さな田舎町だった。
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40歳を目前に離婚した私と、身寄りを全てなくした、いとこのちどり。イギリス西端の田舎町を女2人で旅するうち、魔法にかけられたような時間が訪れる…。よしもとばななが贈る希望と救済の物語。『文學界』掲載を単行本化。
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気づかないんだよね、自分自身のことは。
気づいたとしても、簡単には変えられないし。
苦い想いは、自分に非があると自分で信じようとする弱さ。これがまた、真っ直ぐあげようとする目を曇らせる。繰り返し、また繰り返す。
許して、繰り返す。終わりまで繰り返す。
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それぞれの境遇でめいっぱい愛されて育った人達でも、噛み合わないとすれ違うこともあるし、ほんの一点を共有して、それがお互いにとってだいじな時間になったりする。当たり前のことなんだけど忘れがちで、でもそれを思い出させてもらった一冊。
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穏やかな気持ちのままでいたくて、一気に読んだ。読んだことのないよしもとばななの小説が減っていくのがかなしい。はやく書いてほしい。
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ペンザンス行ってみたい。それから、クロテッドクリームという濃厚なクリームとジャムをスコーンにこれでもかと塗って、紅茶といっしょに食べるものークリームティーしたい。
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つらいことを忘れるには、
時間とおいしい食べ物と静かな景色があればよい。
もちろん、まずは時間。
すぐに忘れようと、助かろうは無理なので、
その間は耐えるしかない。
次に食事。
食べ物に味が戻ってきたら、復活は近いのかも。
最後に外出。
どこかに行きたいという意欲が湧いて来たらもう大丈夫。
その間に誰かひとりでも心の支えになってくれる人が
いれば、いうことなし。
そういうことを再確認させてくれる小説なのかな。
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祖父母に育てられたいとこのちどり。職場結婚だったが離婚した私は、祖父母が亡くなり傷心のちどりとイギリスの田舎町に旅行に行く。
日本人はほとんどいない町で、二人はそれぞれと向き合い、これからの自分を見つけていく。
二人の間に起こった事件はビックリだけど、スルリ納得できてしまうところが、この小説の真髄なのかも。
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そうか、こうならないとほんとうには打ち解けられない超不器用なタイプなんだな、と私は思った。
どんなに積み重ねても、ずっとホームっていうものができないから
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途中までよかったのに、あれ?なぜそっちへ?な展開にある意味吉本さんらしい作品ではある。
あるのだけど、ちょっと作品の印象が変わってしまったので星は三つ。
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海外で過ごす非日常も、人生の中では日常の一部になるんだろうな。
当たり前の日々を積み重ねることが、一番の幸せだって、最近ホントに思う。
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孤独なさっちゃんとちどりはどうなるのかなと思いつつも、このままの関係でいいんだなとしみじみ思える作品でしたけど
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1日で!というか数時間で読んでしまった!(笑)
「あとがき」を読んで、よしもとばななさんにとってお父さんがどんなに偉大だったか知った。そりゃそうか。ばななさんも、主人公二人も、悲しさや寂しさの中にいるのだけれど、その悲しさや寂しさを自分でこんなに分析できて表現できることはものすごく幸せですごいことだと思った。
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昔々の若い頃
ばななさん読んでたにゃ
久々に、あの頃みたいに何か響くものがあるかと、読んだことのない、この本を読んでみたにゃ
若い頃なら☆を増やしただろうにゃ