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紙の本
前ラグビー日本代表監督と三人の対話
2001/04/18 23:11
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:haruka - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本の著者の平尾誠二さんといえば、前ラグビー日本代表監督として知られています。また『イメージとマネージ』など、本の執筆を通して、自らの体験を客観的に、また相対化して見ることのできる数少ないスポーツマンだと思います。その著者が、臨床心理学者の河合隼雄さん、野球選手の古田敦也さん、経営学者の金井壽宏さんと、日本には何が足りないのか、という切り口からの対談をまとめたのが本書です。
本書で話題になっているのは、リーダーシップ、プロスポーツのありかた、指導方法(コーチング)などで、組織論として、大変興味深いものです。
ただ、残念なのは、それぞれの対談自体は非常に面白いのですが、それぞれがばらばらで、有機的な結合が見られないのが残念です。本書のタイトルになっている、「日本型思考法ではもう勝てない」というのも、本書の中身を考えると、ややそぐわない感じを受けます。
とはいっても、平尾誠二さんらしい、鋭い洞察力は本書でも活きています。
紙の本
リーダー平尾の理論と実践
2001/07/21 19:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちーたま - この投稿者のレビュー一覧を見る
求められるリーダー像について、河合隼雄、古田敦也、金井嘉宏と対談している。リーダーに求められる能力を細分化し、それを何人かで分業するという平尾の理念がさまざまなエピソードとともに語られ、啓発を受ける点が多い。
平尾は本書で「アイデアを出すことをメインとするイメージリーダーが重要だ」と語っている。神戸製鋼スティーラーズの強さは、イメージリーダーの存在によるところが大きいのかもしれない。
紙の本
2001/3/12
2001/03/12 22:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:日経ビジネス - この投稿者のレビュー一覧を見る
ラグビーの前日本代表監督である平尾誠二氏が、心理学者の河合隼雄氏、プロ野球選手の古田敦也氏、組織論やリーダーシップ研究を行う金井壽宏・神戸大学教授と対談。現代の日本人に求められる予測力、判断力の養い方、組織の強化策について探っていく。
「強いジャパンをいかに作るか」を命題としていた著者が突き当たったのは、諸外国との肉体的、戦術的差異以上に、「日本人としてどう戦うべきか」という思考法の問題であった。スポーツのみならず、日本人の欠点とされる状況判断力と即時対応力。なぜ、日本社会ではこれらの能力が育たないのか。また、いかなるトレーニングがそうした能力を開花させるのか。
河合氏との対談では、コーチをする立場の者が、自分の経験を理論化することが重要だと語り合う。個に視点を置かずに型にはめたがる指導の愚かさについては、古田氏も「自分のやりやすい方法が一番」と批判。一方でラグビーと野球とでは「個の立場」が違うなど、独自のID野球理論を解説する。
また、金井氏も「リスクなしで好きなことを言えるリーダーが必要だ」などユニークな持論を披露。日常の人間構築に役立つ教訓も多い。
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