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投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分の出生の秘密を怪しげな男に告げられても、疑いもしないですんなりと受け入れる知也には、ちょっと違和感があった。まぁ、こういう性格なのだと思うことにして。
香子の心情もわかるようなわからないような。父親を憎むなら、何か出来なかったのだろうか。
でも、勢いがあり、展開も早く、あっという間に読み終わった。
自分を大切に想ってくれる人がいるって、大事なことだなと、改めて思う。
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2011/10/14 Amazonより届く。
2022/1/15〜1/21
父親が殺人犯として死刑に処せられた一色知也は養子として事実を知らずに育つ。裁判員制度勉強会で知り合った桜井香子に死刑制度の是非を問わて戸惑いつつも、初めての恋人に対して必死で応対する。そこに、父親の共犯として服役していた小田島が出所し、知也の前に現れ出生の秘密を聞かされてしまう。本人も知らなかったその事実を、なぜか桜井香子は知っているようであった。
矢口作品の共通テーマとしての家族の問題に絡ませ、従来よりもミステリ色の強い作品となっている。最後にタイトルの「傷痕」に別の意味が生まれるのも見事。
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先週読んだ「証し」に続き矢口さんの作品を読んだ。今回も一家四人殺人が登場。筋も簡単で、被害者家族が、恨みを果たすもの。それに加えて、試験管ベビーまで登場する。
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9月-2。3.0点。
死刑囚の息子、一家殺人の被害者の親類が、
偶然に出会う。
出所した死刑囚の、共犯者が出所し、息子に接触。
新たな殺人、好きになった女性の哀しい出自。
あっという間に読める。短いかな。
まあまあ面白いが、友人の恋人の、最後の行動が解せない。。。
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色々な問題をはらんでいて、死刑制度なども考えさせられるなどと思って読んでいたが、一番びっくりしたのは桜井香子親子。
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裁判員制度勉強会で知りあった2人、2人の親は殺人事件の犯人と被害者だった。最後は矢口さんらしく悲しい終わり方。