紙の本
全世界の男女がこれを読んだらきっと。
2004/09/08 13:41
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オレンジマリー - この投稿者のレビュー一覧を見る
些細な誤解が元で言い争いになったり、自分が伝えたい思いがなぜか歪曲して伝わってしまったり、思いがけない亀裂が入ったり、そんな経験は誰だってするものである。
そんな男女間の擦れ違いを見事文章にし、解説してくれている。そして問題を挙げてはその解決策を授けてくれる。本書は「ベストパートナーになるために」の2作目だが、少し難易度も上がり、解釈するのが難しくなっている。
異性の心理なんて到底分からないだろう。
例えば女性が男性に「ああするべきだよ」と指示するのは別に相手が不完全で、今のあなたでは全然駄目だと言いたいからではない。ただ単に、その方が良いんじゃないかと思っているだけだし、相手にあれこれ聞くのは女性が相手にそれをして欲しいと望んでいるからだ。男性は単独で、自力で問題と向き合い、解決策を見つけるのが性質かもしれない。だが女性というのは誰かに話しながら整理し、解決していくものである。
本書を読んでちゃんと吸収すれば、相手の現状を把握できて、なおかつ犯してはいけないタブーを犯さずにきちんと対応できるのではないか。
人間関係を円滑にするには、この上ない助言本ではないか。
もしも全世界の男女がこれを読んだら、無駄な争いを激減させ、関係をスムーズにできるのではないか。
そして本当に自分を見つめる機会にもなる。幾度も読み返して、防げるモメ事を防いで人生を歩みたいものだ。怒ったり不安になったりするのも体力を使う。悩むことに体力を使うよりも、もっと有意義なことに使いたい。
人間関係で悩む人々に、強くこの本のシリーズを勧めたい。一行一行が目からウロコである。
紙の本
男女の違い
2016/12/06 11:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:じゅにお - この投稿者のレビュー一覧を見る
今まで、女心は分からないと結論付けていたものが、分かります。
男心、女心両方の謎の正体が載っています。
ただ、正解が載っているのではなくて、こういう風に男女は考え方・捉え方が違うという事が書かれています。
どうすればいいかは読者の方が考えるもの。
(女心)
・女はいつでも特別扱いされるのが大好き
(男心)
・実は繊細で敏感なんです
この本は、男女カップルがもっと理解し合い良い関係を作るきっかけになると思います。
一番大切な方と読むのがベストです。
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この本で勉強して(?!)結婚するならベストフレンドがいい!と思って、私は決めました彼、Gaspardに!
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対で買った本。
前の方で、男と女の違いがよく分かりました。そして、そこまで苦労して一緒にいるのが理解できませんでしたが、こっちの本は比較的ポジティブな書き方で、こうしたら良くなるよ、的なもの。これ読んだら逆に、そんな関係も良いかも..とか思えてしまう恐ろしい本。
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今日紹介するのは、アメリカでも有名な心理学者ジョン・グレイが書いた
ベストフレンド・ベストカップル。(訳・大島渚)
そして表紙には、江原啓之さんも推薦されています。
読んで推薦されたことに納得しました。
さすが、心理学者が書いた本、男性からみた女性・女性からみた男性がよく分ります。
「 男と女は別々の惑星からやってきた異星人ほどことなっているのに、
同じはずだと思い込んでいる 」
中省略
「 相手を受け入れて、理解しようとすることが、うまくいく愛情関係の基本である
愛する者が自分と違っていてもいいと思えれば、新しい世界が開け、愛が花開く 」
このような気づきがいたることにある本です。
もっともっと書きたいところですが、読んでのお楽しみにということで・・・
こんな方におススメ
・男女のキモチが分らない方
・好きな男性ができた方
・好きな女性ができた方
・恋愛に懲りた方
・もう一度恋愛したい方
・心理学を学びたい方
・人生を愛で生きた方
・人生に人特に男女の関係が必要だと感じている方
参考にしてみてください。
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タイトルが、ベストフレンドとありますが…
主に、男女の人間関係について書いてあります。
男性的な考え方…女性的な考え方について書かれていて…
男性女性の愛情表現の違いは、とても参考になります。
今まで自分には女性的な考え方しか持ち合わせておらず、
その結果、傷つけられたり相手が自分を嫌っているなどの自己嫌悪に陥りましたが、
これを読むと、そういった愛情表現もあるのだな!と新発見でき、
自分とはまったく逆の愛情表現の仕方を知る事で、
心に余裕を持つ事もできたり、過去を振り返りアレは失敗だった!とか…
傷ついて、コミュニケーションを諦めかけてしまった事にも再チャレンジしてみよう!と思えたり心が温かくなったりしました。
定期的に読み返したい本です。
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世界的ベストセラー。
男女関係の謎を解き明かしてくれます。
ぜひパートナーがいる方は二人で、
いまからの方も参考にぜひ読んでみてください♪
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図書館から借りました
訳・大島渚(← 映画監督の、あの人?)
男女の違いを説明する、心理学本。
値段は手頃。
中身は・・・まあまとを得ているのではないか??
男を信頼すると、男は思いやりを返す。
女に思いやりを与えると、信頼と評価が返ってくる。
男の最優先は、評価(それにより自信がつく)で、女の最優先は尊重されること。
根本的に同じものなのだが。
「高く評価され、信頼されたい」男と「自分を認められ尊重されたい」女。
んん???
違うのだろうか。
わざわざ差異を与えてただけな気がする。
根本は「私(僕)を見て、頼りにして(認めて)」という絶叫のようだから。
作者は心理学者だそうで。 冒頭で、父親がヒッチハイカーに殺されたことを語っている。それと、この本は「まっっったく関係ない」のだが。
恋人とよく喧嘩する人は、読んでみるといいかもしれないが・・・これは日本人に対応しているのか否か?
それはなんか怪しい。
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「NYタイムズ38週連続ランクインの大ベストセラー」
…単なる恋愛本?
訳本苦手なんだけどなー(´・ω・`)
と、思って手に取ったけど、すっっごく面白かった!!
もう、まさにこの本に書いてある通りの事を最近経験したからかなぁ??
これを読むまでは、「自分の何がいけなかったのか(~_~;)?」と思っていたけど、
「も~納得!!」って感じでした(^ω^)
消化不良だったのが、スッキリ解消された感じ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
当てはまりすぎて、笑ってしまいました☆
恋愛だけじゃなく、より良い人間関係を築く為に必要な事がわかりやすく書いてあります。
何度も読んで、今後の人生に生かしたいと思える本でした( ´ ▽ ` )
ありがとうございます♥
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●内容
・アメリカの心理学者による「男と女の人間関係」論
・男女双方の「思い込み」の具体例を示し、あるべき考え方、発想の転換をもたらす。
●コメント
○基本的な考え方。これを意識するだけで、嫁への接し方が変わるだろう。
(引用)
・ほとんどの人は、パーキングメータにお札を入れるような与え方をしている。硬貨しか使えない機械に対して、なぜ紙幣が入らないんだ、とパーキングメータを恨んでいる。パートナーに上手に満足を与えたいのなら、相手の使っている通貨を使わなければならない。
・相手を「支えようとする」ことは、無意識のうちに、相手を変えようとすることでもある。パートナーを変えたいというこの衝動が、人間関係で起きるあらゆる摩擦の根源なのである。
男性と女性は違って当たり前なのだと理解し、それを受け入れることが決定的に重要な意味を持つのも、理由はそこにある。本当の支えとは、男女の違いを評価し尊重することである。
○さまざまな具体例が紹介されているが、特徴的なものとして、彼女の気遣いをうるさく感じてしまう男の事例。男は放っておいて欲しいのに、彼女は「彼女のルール」に従って「彼氏への気遣い」を示す。逆の事例で、男が「男のルール」に従って、彼女を放っておいたら、彼女は不満を抱くだろう。上記の「違い」の認識をもつことで、このすれ違いはある程度回避できる。
(引用)
しかし困ったことに、彼の方は彼女にむやみに話しかけないこと、自分の「スペース(空間)」を与えることがいたわりだと思っている。だから、彼女がなぜ彼の「スペース(空間)」を尊重してくれないのか、理解できないのだ。
…キャシーには、トムをいたわろうとして自分のやっていることが、実はどんなに彼の神経を逆撫でしているかがわかっていない。彼女は自分ならこうしてほしいと思うさまざまなやり方で接しては失敗し、なぜうかまくいかないのかを理解できないでいる。キャシーは、男性が自分や他の女性と同じ反応をするものだという謝った認識をしているのだ。
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とてもお勉強になりました。
けっきょくは自分を愛することが大事なんですね。
すべての悩みに共通する気がします。
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・女性への思いやりと尊重
・男性への評価と信頼
・自分を愛する意志
・自分の幸せへの責任
○他人に頼らずに自分を見極める、この能力こそ成熟なのである。
○この能力のおかげで、私たちは過去の犠牲者とならずにすむ。
○子供の頃、両親があなたを愛してくれなかったとしても、大人になったあなたが、あなた自身への愛を学ぶことはできるのだ。必要な愛情を自分みずからに与えることは可能である。
・愛情を育てるのは愛情
・パートナーを愛情の唯一の拠りどころとしない。すべての人間関係から愛情は生まれる
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私の今の状況のせいか、あんまりしっくりこなかった。
私ばっかり与えているわと思った時は危険信号、そこは納得したけど・・・・素直に受け入れられないだけかなぁ
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男女の違いを理解するのは子育てにも参考になるかも。1人の中に男らしさと女らしさがある事。男は「思いやる」ことが、女は「信頼すること」が苦手。自身を愛せないと人は愛せない。悩みや苛立ちの80%は、自分の内側に原因がある。
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大島渚がまさかの映画監督本人であることに驚きながら読み進めた1冊。私は結構ジェンダーについて考えてきた反面、恋愛に関しては女らしさとか気にしている自分に少し分裂みたいなのを感じていた。そんな中、少し斜に構えながらジョン・グレイの本を読んで、あまりにも当てはまることが多くびっくり。これはわかりやすく男と女で説明しているけれど、実際は人間全てに当てはまると思う。自分とまったく同じ人間なんていないのだから、価値観を押し付けたり何かを強要したりするのではなく、お互いを尊重しあう関係であるべきだということ。男だから、女だからという外的判断や他者の視線に支配されず、自分らしく生きることがこれから世界に広まっていけばいいなあ。なんて思わされたり。ですよね、大島渚監督?