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シリーズ 4作目
2020/10/08 21:31
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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は世界遺産に沸く平泉や、今なお震災の傷跡深い陸前高田を舞台に「鬼」にまつわる人と、その隠された歴史に翻弄される無量たち
相変わらず過去と現在の欲や柵が絡まりドキドキが止まらない
無量に傷害の容疑がかけられたり、最後は無量も忍もピンチになるしで、早く続きを読まないと鬼が夢に出そうだ
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投稿者:スヌーピー - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズを読み進めるにつれて面白味が増してきたのですが、
最期の終わり方が・・・・これで終わり???って感じです
でも、楽しく読める一冊です
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シリーズも既に4冊目に。
今回は震災から2年後の東北地方。
復興する中で遺跡の発掘調査や汚れた古文書のクリーニング作業はどうしても非難対象になってしまう。
「先にやる事があるんじゃないか?」「遺跡発掘が復興の妨げになっている。」という世間の声。
なので今回は違う面で考えてしまった。
蝦夷、悪路王=阿弖流為、桓武天皇、坂上田村麻呂…。
内容は盛り沢山、ただ「ここで終わるんかい!」と思ってしまう終わり方だった。
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遺跡発掘師・西原無量シリーズ、4作目。
震災後の東北の地での発掘現場で、無量は三本指の右手の骨を発掘する。それに伴い、出土品の盗難事件が。発掘されたその右手はその地方に伝わる悪路王(阿弖流為?)のものなのか。
朝廷に抵抗した蝦夷や義経の伝説などが絡み、今作も歴史的ロマンに擽られてしまう題材。悪路王と呼ばれる賊が蝦夷の首領である阿弖流為であろうとの推定は私でも容易に想像できたが、その手の持ち主の正体がまさかあの人だとは思いもつかず。無量たち、レギュラーメンバーのキャラ設定は相変わらずラノベ全開だけれど、歴史ミステリとしては思わずゾクゾクしてしまった。
にしても、今回、ここで次作に続く、、、なんて構成、知らなかった。そうならそうと、ちゃんと分かるように書いておいてよ~。前後作は一気に読みたい派なので、ガクッときた。まぁ、後編作はもう出ているみたいなので、急いで探さねば。
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今まで年に1冊ペースだったのに、あれ、出ないなーと思っていたら、突然文庫で短期間に2冊刊行でびっくりした。
震災後の陸前高田で発掘をする無量。
指が3本しか無い『鬼の手』を発掘する。
同時に出土品の盗難事件が起こり、犯人は悪路王と名乗る。
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本屋さんで見かけて衝動買い。なぜなら遺跡を発掘した仕事につきたいと思っていた小学生の頃を思い出したから。このシリーズを手に取るのも初めてだが、難なく読み進められた。
私が以前から災害などで自分の町が跡かたも無くなる、ということに対して抱いていた虚無感は、本書の冒頭で無量が感じていた事と同じことなんだ、と気付いた。
古代の歴史に興味がある人はとても楽しめると思う。
本を読んでいると、冷たい潮風に磯の香りが漂うなかで、手の先からその土地の土の感触が伝わるようだった。
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シリーズ4作目。今回は震災から2年後の東北が舞台。陸前高田の遺跡で、無量が掘り出した3本指の右手に端を発し、事件が巻き起こる。
源義経に坂上田村麻呂、桓武天皇と、教科書でみたような名前がずらり。この時代に詳しくないので、正直理解できないとこもあるけど、今回も壮大なお話になってきた。
タイトルからして次の『悪路王の左手』に続くんだろうなとは思ってたけど…本当気になるところで終わられた。早く続きを読まないと。
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岩手なのはわかっていたけど震災から2年後が舞台とは。
しかしなるほど、そういう理由の発掘なのか……。
と、ちょっとしんみりしましたが、アテルイとか義経とかテンション上がる要素満点でした。
が、今回は一冊で完結しないで「左手」に続く。
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疑いをかけられ掘り進めた先に。
家発表されていなかった歴史の裏を解こうとすると、どうしても欲に目がくらむ以上にその物への執着が物凄いのだろうな。
三人三様で違う人達と出会い物語が進んでいるが、この先どうなるのか気になるな。
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シリーズ4「悪路王の右手」
次が「悪路王の左手」だから、悪路王の前編。
シリーズが、どんどん面白なってきた。
ストーリー展開が、
ややミステリードラマ化しているようにも感じるけど、
ま、そこはいいとして。
悪路王、阿弖流為、百済王、桓武天皇、高野新笠
と、好きな時代。
東日本大震災後2年、舞台は陸前高田市。
文化財修復や復興のための発掘調査など、興味深かった。
後編「悪路王の左手」が楽しみ。
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やっと4冊目読み終わったー!
今回の舞台は東北。平泉やら源義経やら流石に日本史に疎い私でも分かる人の名前が出てきておおっ!!?と思いながら読み進めていたらまさかの気になるところで前編が終了……。
これは気になる……怪しい人は出てくるし何やかんや色んなところで色んなことが起きているし、この話はどこに着地するのか全く分からないし!
今回はカンフーシーンがなかったけど後編では大活躍したり……するんだろうか?
今回は何となく雰囲気が横溝正史っぽいので怖くならないか不安を感じつつ後編を読もうと思います。