紙の本
オススメの意味がわかった。
2020/05/02 15:55
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ポアロ - この投稿者のレビュー一覧を見る
コロナ禍の今だから、多少の犠牲は仕方ないという風潮を消す一冊だと思った。やはり、人として思いやりと個人の尊厳を大切にしないとな、と思い直せた。今なお、使い捨て社会に傾倒する経営者に読ませたい。
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人は自信があるから行動を起こすのだと思われがちです。
しかしそうではないのです。
行動の積み重ねが自信になるのです。
行動が意識を強化していくのです。
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何かこの著者とは波長が合わない。
社会的役割としての「使い捨て」が、人の尊厳としての「かけがえのなさ」と同列に対置される感覚が分からない。
社会的怒りを否定するつもりはないが、外を変えようとするだけでは、平安は訪れないと感じる。
その覚悟をまるごと受け入れて、不完全な自分として容認できる自分をきちんと生きることの大切さを思った。
09-33
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前の「生きる意味」につづいてヒット。
社会のなかでどうしたらよいか教えてもらった。
励まされるという人が多いのもよくわかる。
未来の希望に向かって行動
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私たちは交換可能な人間ではなく、かけがえのない人間なんだ。
愛されることよりも、愛することからはじめる
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いろんな意味でとてもバランスが良い。ロジカルな部分とエモーショナルな部分の両方がミックスされていて、とても迫力があって面白い本だと思った。誰が読んでも、どこかで必ず”面白い”と感じるんじゃないだろうか?
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[ 内容 ]
愛されるより愛する人になる。
私たちは社会の交換可能な消耗品、「使い捨て」ではないのです。
自分のかけがえのなさを取り戻し、社会の信頼を取り戻す。
愛されるよりも愛する人になる。
すべてはそこから始まります。
[ 目次 ]
プロローグ 交換可能でない「私」
第1章 ダライ・ラマの愛と思いやり
第2章 私たちは使い捨てじゃない
第3章 評価が、生きることの最終目標か
第4章 ネガティブなことに大きな価値がある
第5章 愛されるより愛する人になる
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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人から愛されることより愛することが大切。
愛されることは楽。愛することには責任が伴う。
しかし愛されたいとばかり望む人たちは不幸である。
そこには常に愛されていないと不安な状態が付きまとっているから。
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働けど働けど、暮らしは楽にならない。
ワーキングプアと呼ばれる人達が増加しているといわれる現代、人々の心は疲弊し、自身の存在意義をも見失っているのではないか。
著者は、インド放浪、ダライ・ラマとの対談、自身の生い立ちに秘められた様々な出来事などを通して、人間のかけがえのなさ、愛と思いやりの大切さを説いていく。
人として大切にすべきことを再認識させてくれる本。
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新書だけど、どちらかと言うとエッセイを読むような感覚で気軽に読めた。ダライ・ラマとの対話の中で、ダライ・ラマが放つメッセージが含蓄があってやはり素晴らしいなあ、と感銘をうけた。
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「使い捨て」を助長する社会と、「使い捨て」を容認する人々。社会的不正に怒りを発しない人々に対する強烈な危機感。格差社会に対し、著者が提示するアンチテーゼが、「かけがえのない存在」としての個人の確立です。本書の半ばを占める著者の半生の紹介も、かなりのインパクトがあります。
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同じ著者の他の書籍も読んだけれど、こちらには著者の半生もかいつまんで書かれており、それが非常によかった。
作家と読者の関係性である以上、越えられないハードルが少し緩和されたような気がした。
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「かけがえのないない人間=他の人では代役にならないような人間」
というものを大切にしていこうと言う本。この本を読んで、他者を愛する人になろうと思った。
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「癒し」の上田氏が自身の半生を振り返りながら、「かけがえのない人間」についての自信の信念を述べている。ネガティブな面を肯定的にとらえ、愛されることを望む「お客さん」から愛する人になることの大切さを訴える部分には心に響くものがある。かけがえのない人間であるという意識と行動の関係などは身につまされる。意識を変えるためにまず行動に移すことに気を付けていきたい。
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最初は著者のダライ・ラマとの対談から始まり、なんだか少し読みにくい印象がある。
そのあとは日本の社会に対する考察、透明化している「使い捨て」の存在であるということと、自己中心的になってきているというよくある話です。
しかし、著者の幼少期のエピソードからこの本はぐんと面白さをもってきます。
最後の章で、この本の副題の意味(愛されるよりも愛する人になる)の意味がわかると思います。
最後まで読むと今まで書いてあったことがつながり、また最初から読んでみたいと思わせる大変良い構成になっていると思いました。