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親の夫婦関係が子供に深い影響を与える。共依存とDV、ふつうの家族と暴力や虐待は地続き。危険性を認知していればこそ、安全な運転ができる。
世の中のオジサンを見る目がちょっと変わった感じです。
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身近な人が、この本のようなひどい目にあってても、わからないんだろうなぁ。「家庭は治外法権」。問題があっても、表に出てこないのが怖い。
DVやモラハラから脱しないのはなぜなのか?単に経済的な問題かと思ってたけれども、もっと複雑で、その辺の分析は読んでいて苦しかった。
しかも女の世界では、不幸なほうが結束を強めてくれる。一人だけしあわせなんで許されない。「みんな苦労してる、私だけじゃない」ってあきらめていくムードもあっただろうなぁ、私たちよりも上の世代ならもっと。
「愛がなくても妻を続けるために」、最終章は別れない場合の技術論も書かれています。結婚を続けるのも解消するのも、どっちも茨の道。結婚を夢見る乙女が読んだら、どう感じるかなぁ。
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愛する人と結婚して幸せな家庭を築くために日々を過ごす妻は多いが、結婚後もそう思い続ける夫は必ずしも多くなさそうだ。家庭に入り、経済的にも社会的にも不利な立場に置かれがちな妻の苦しみを、著者が熱く代弁する。たくさんの発見がある一冊。