紙の本
芥川賞作品『スクラップ・アンド・ビルド』の著者でお馴染みの羽田圭介氏の純愛・青春小説です!
2020/06/27 09:33
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、、『黒冷水』(文藝賞)及び『スクラップ・アンド・ビルド』(芥川賞)などの傑作を次々に発表されるとともに、テレビ番組にも出演されている羽田圭介氏の作品です。同書の内容は、男子校に通う高校1年生の遠藤という名の少年が主人公です。遠藤は、自分が年下であることを隠して、女子校に通う高校3年生の彼女とつきあっています。しかし、純情な二人はすべてが「エアー」の中で繰り広げられるという恋愛をしています。まさに現代においては珍しい純愛を描いた青春小説の決定版です。
電子書籍
賛否両論ある感じか
2022/12/14 21:03
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投稿者:ちーかま - この投稿者のレビュー一覧を見る
ナオミとの絡み、特にSMならぬSS合戦のくだりは面白いが、男同士の会話部分はヤンキーのくだらない下ネタに付き合わされているような感じで正直読み飛ばした。
紙の本
妄想爆発
2020/02/15 08:08
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
男子校ならではの、下ネタの連発にはうんざりさせられます。年上の女子高生との友達以上恋人未満な、奇妙な関係は良かったです。
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ここまで男子の性を全開にされると、引くというよりいっそ清々しますね。少し話の展開が浅い気がします。もっとどんでん返しが欲しかった。
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性的コンプレックス産業に煽られて短小包茎を気にする高校一年生の話
年上の彼女はいるんだが
SMならぬSSのハードペッティングばかりで
なぜかまだセックスに至らない
それを知った友人たちが、何とか手助けをしようと考えたのが
文化祭にむけてのロックバンド結成だった
いいとこを見せて盛り上げてその気にさせようというわけだ
青春してていい話じゃないか
文学としてはやや消化不良だが…
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面白いと思えなかったのはわたしが女だから??でも、これが男子の頭の中だよ、って言ったら男たち怒らない?それとも、こうした頭の中と股間を隠してカッコつけることが男の美学??
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ただの男子校の下ネタ話と言えばそうになる。
確かにそうなんだけど読み終わったあとにその年代の男子の奥深さがなんとなーくわかった気がする。最後に童貞を卒業できるチャンスをあっさりと逃してしまう。卒業したら今までみたいな男子校生活ができなくなるんだろうな、主人公的には。まだこのままで馬鹿馬鹿しい下ネタで盛り上がりたいんだろうな。
「 ビデオって人の体温とか肌触りも感じられなくて、なんだかさみしくないのかな」
ドラマ見て感情移入とかするタイプだけどそれ言われたら終わりだよ(笑)
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有名な作家だったので試しに読んでみました。
同じ男として共感できない部分も多く読んでいて全く面白くありませんでした。不良とかいじめとかそういう描写がなかった点だけは良かったと思います。
賞を受賞した作品を読んでからこの作家さんを評価したいと思いました。
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何故本棚に入っているのか未だに謎。
ひたすら下ネタの応酬で、男子校の爽やかな青春ではなく男子校の生々しい生活がメインだと思う。
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元のタイトルだったら手に取らなかっただろうな笑
個人的には新しい物語でした。
これが男の子の日常なのかな。。
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羽田圭介の本ということで買ったが、男子校の生徒が包茎についてダラダラ会話するだけの小説に思えた。文化祭のライブなど青春ものっぽいエピソードもあるものの、基本くだらない面白くない下ネタのオンパレードで辟易した。爽やかさの欠片もないジュブナイル小説。最後は彼女と結ばれるかというところで謎のボイコット。それも包茎で自信が持てないからか?というような雰囲気で、少しでも応援しようと思って読んでたのがバカらしくなった。駄作。
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★4でもよいけど、あえて★3にしておく。
エロに興味が強い男子校に通う男子高校生の日常?純愛?を描いた
青春小説。
青春小説と書いてはみたが果たしてそうなのか、
確かにエロいことを考え下ネタを連呼し、
仲間たちと戯れる男子高校生は普通で日常という考え方も
出来なくはないが、男子高のリアルを知らない自分にとって、
これが日常として普通なことなのかは計り知れない。
先に書いた★の評価は、なぜ4にしないかは、万人受けしないだろうと、
個人的に思ったからの評価。
読み切れば、純愛な作品としての要素もあるわけで、
単なるエロにどん欲な男子高校生を描いただけの変わった青春小説
というマイナスなイメージは払しょくできるわけですが、
いかんせん、最初からずば抜けて、人を遠ざける可能性を秘めた、
描写が、読み手を遠ざけてしまうのではないかという懸念を抱かせている。
ここで、最初の一分を書きたいところだが、どうも下ネタが過ぎるので、
避けることにする。この避ける必要があるということがそもそも、
これを乗り越えられないと、純愛ともとれる青春小説を、
単なるエロ・下ネタ小説と捉えてしまい、遠ざけてしまう懸念を
抱かせているのです。
もしこの作品を読もう、芥川賞作家・羽田圭介の小説だから読んでみよう
と思った人、最初の1ページに負けることなく読み切ってください。
そうしたら、下衆な描写も薄らぐ小説と思えるのではないでしょうか。
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のちに芥川賞作家となる羽田圭介が2006年に発表した二作目の小説。男子校のノリで書かれた(らしい)青春小説‥‥自分には照度強めで馴染みづらかった。