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紙の本
せつないけど優しい読後感
2016/11/23 17:52
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ペンギンママ - この投稿者のレビュー一覧を見る
視力を失った蒼が視覚障害者向けのソフトを学ぶため入った施設で出会ったのは一つ年上の友希という女の子。その後時折やって来る彼女にどんどん惹かれていくけど、ふと見せる行動や言動から、彼女の不安定さを感じ取り、恋人同士になった後も、結ばれた嬉しさより先の見えない危うさが際立って、せつなく感じられました。
蒼が手術を受け再び見えるようになった後の流れは、友希の心情が納得できるだけに、やるせなくて、このまま悲しい方へ話が進むのかとビクビクしながら読みました。なので、この先どんな未来になるかわかりませんが、この二人なら多分大丈夫と思える終わり方で良かったです。
作品の中で多数のオルガン曲が出て来るので聴きたくなりました。出来れば、大きなパイプオルガンの演奏を直接現場で。今すぐは無理ですけどね。
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