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ある事情にて購入しましたが、データ分析というタイトル以上に多くのことを学べる優良本でした。エクセル能力、提案書の見せ方など学ぶこと多しで、ビジネスマンは一読の価値あり☻若手に回そ。
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データ分析(統計学)を通じてビジネス課題を解決するためのワークブック
プロローグ
データ分析にあたっての大切な心構えについて書いてある。
1章 データ分析を設計する
データ分析をする前にやっておかなければならない問題領域の設定、評価軸の決め方を説明してある。
2章 データを事前にチエックする
データの性質を知りクレンジングする
3章 分析方法を選ぶ
データの特性を表現する代表値(平均値、中央値、最頻値)の説明、平均値ばっかりではダメです。
クロス集計でデータ群を分ける
4章 ケース実習「新商品の配置問題」
ワーク問題 いままで習ったことで課題を解く
5章 標準偏差を使おう
標準偏差の基礎概念とエクセルを用いた計算の仕方。
6章 グループ間の差の確からしさを検証する
2つのグループ同士の平均値に差異(有益な違い?)が認められるかをp値で判断する
7章 分析結果の受け止め方と伝え方
データ分析の結果だけに囚われずに冷静になって判断すること
たぶん一番難しい
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・講座を聞いているような展開で、2時間くらいで終えられるのが良い。
・手を動かすよりも頭を動かす、という当たり前の点が学べる。
・意外に思考の癖があるなと思ったので、人の型に併せて考えてみる、という体験には良い。
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書籍サイズと図解の古めかしさが気になるが、データ分析手法そのものではなく、分析の”前後”の手法に着目した書籍。
ワークを解くことまでしっかりするべきだか、それをやると読むのにかなり時間はかかる。
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データ分析時の心がけ
1 何のために、何を知ろうとしたか
2 そのためにどんな仮定を置き、どの範囲を考えに入れたか
3 どんなデータを使って、どんな意味合いの数字を出したか
データ分析の手順
1 問題領域の決定
2 評価軸の決定
3 要因(各評価軸の構成要素)の列挙
4 分析
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データ分析初学者向けのワークショップ講義内容をほぼそのまま書籍化したど思われる。図表なども使用したパワーポイントやエクセル画面をそのまま貼り付けなので、書籍としてはところどころ読みにくい。一部エクセルの関数等の説明だったり、差の分析ツールなど中身を理解させないまま進む難点もある。
ただ講義を受けるコストを考えると、この一冊で簡単に手を動かしながら一連の作業を体験できるのでメリットはあるかな。(面倒なところはちょっとさぼったが)。
詳しいことはまた別途勉強が必要。