紙の本
セフレ関係
2019/03/30 16:12
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投稿者:黄龍 - この投稿者のレビュー一覧を見る
綺麗だと思った。同性に対して初めてそう思った。あの時から、始まっていたのかもしれない――。大学生の隆之はアルバイト先の美人編集長・沖屋とセフレ関係にある。甘え下手て実は寂しがりの沖屋さんが好き
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「犬と小説家と妄想癖」のスピンオフ。なのに先にこちらを読みましたが、全然問題ないです。
弱小出版社のエロ雑誌編集長・沖屋とそこにアルバイトしてる大学生・水梨の話。
菅野彰「毎日晴天」シリーズや「愛がなければやってられない」、金丸マキ「鉄壁トランクス」といった作家(漫画家)と編集の攻防戦が好きな自分にはドンピシャでした。
その上わんこ年下とクールで出来る社会人ですからね。
ビブロス(リブレ)の高遠さんは面白いけどイマイチ合わないかなと思ってたんですが、これは好みでした。
普段ははすっぱな沖屋の、胸を切り裂くような告白が、高遠節全開でいい。
そして水梨が社会人になっても、年の差は埋まるものではないことをはっきり描いているのがまた好印象。
恋愛歴が人生経験になっている人は素敵ですね。
日本人のエロはシチュエーションとイマジネーションだという意見には同意します。
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沖屋は個人的にとても好きなタイプ。クールで毒舌家だけれど、内面は脆く不安定。本当は誰よりも、愛すること愛されることを求めてるのだろうに、それを見せない強さも持っていて…。そんな沖屋をすっぽりと包み込んで安心させられるのは水梨しかいないんでしょうね。水梨の今後の成長に期待!
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これはいい年下攻めの王道。
淫乱受けはいいなあ。かわいい。トラウマ持っててさらによいですな。
高遠さんはじわじわ積んでってどーん!って萌える感じがする。
わかりにくい受けさんかわいい。
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真っすぐな年下攻めと繊細だけど意地っ張りな年上受け!!!こういうの大好き!!!
しっかり萌えを描いてくれてる安定感が良いです。
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年下わんこ攻め×高飛車なクール美人毒舌猫。
脆くて繊細な本心を見せないように自分の周りにバリヤーを張る、沖屋の高度テクなツンも見逃せなかったけど、隆之、年下わんこの見本みたいな性格の持ち主でしたね。
沖屋にすげなくされても、冷たい言葉を投げつけられてもブレずにまっすぐ愛し抜く潔さ。ただ、好きなだけじゃなくて、沖屋のデリケートな本質を見抜いていて、その上で強気で押し切っていくところは、タダモノじゃないなと。ものすごーく好みの年下わんこです。
俊之目線で話が進行しているので、頑なな沖屋の心情はますます見えにくくなってますが、そこも読んでいておいしいところ。俊之とともに、沖屋の一言一言に一喜一憂、ドキドキハラハラしちゃいます。
体は開いても、心は簡単には開かない沖屋の手ごわさも相当だけど、そこにどんどんハマって彼の気持ちをまるごと受け止めてさらに包み込むような隆之の器の大きさもすごい。
初めは互いの気持ちを手探りしながら体だけを繋いでいた二人が、沖屋の過去の男の出現や、隆之に心を寄せる女性の登場で、不安になったり、嫉妬したり。そこから次第に本音を見せ合って歩み寄っていく様はごく自然でむしろ潔さまでかんじさせます。
高遠センセはそういう微妙な心の揺れを描き出すのがものすごく上手い。
先生の作品の中では絡みシーンも大量で、萌え度もかなり高いと思います。楽しめました。
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☆犬と小説家と妄想癖のスピンオフ。
編集長の沖屋がバイトの水梨と軽く一夜を共にした後 の恋のはなし。
恋愛に臆病なツンデレ沖屋がか〜わいいのです(^O^)♪♪♪
前作の不破がマイペースワンコならば、水梨は忠実ワンコって感じ。
金さんの描くイラストや漫画も大好きなのでオマケのページは超美味しかった〜!! (*^^*)
個人的にワンコが欲しくなる一冊(笑)
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深く傷ついているがゆえに本心を見せない年上受けがままならない。
多分本人ですらままならないんだろうなぁと感情移入。
一心に愛してくれている水梨の存在が大切で『捨てたくない』思い一杯なんだろうなぁと。