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小学生の中級を対象につくられているためか、ちょっと話がはしおられている。あっというまの展開にちょっとついていけない。特に長女のメグはいつジョンを好きになったのか、またジョンはいつメグに惹かれたのかなど、この部分ははしおらないで欲しいと思った
若草物語で一番好きだったのはベスだなぁ。可愛いし愛らしい。
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実はまだちゃんと読んでいなかった名作のひとつ。講談社青い鳥文庫版(中山知子・訳)で読んだ為、ひとつひとつのエピソードが簡略化されているのでしょう、サクサクと進みますが少し展開が突拍子もなくも感じられたり。それでも四姉妹の魅力は伝わってきます。4人が4人とも、ある種の少女の憧れであり理想なのでしょうね。そしてお互いがお互いのいいところ悪いところを認め合い、相手に羨望の気持ちも持っているところが四姉妹の魅力なのでしょう。
一番地味な印象のベスに、現実的な理想像が当てはめられていることに驚いたり。4人の個性はその後の物語たちのヒロイン像に影響を与えていることも判りますね。
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12歳から16歳までの性格の違う4姉妹の物語です。舞台はアメリカ。留守にしている父は従軍牧師で、四姉妹も聖書を愛読していたり、天国に近づく道と見立てて勤労を尊んだりするところがあります。あまりキリスト教のエピソードが多いと子供に理解させるのが難しくなると心配したのですが、説明にてこずるようなエピソードはありませんでした。貧しくて苦労とか、親しい人の病気とか、小公女とも赤毛のアン(1)ともすこしかぶるのですが、目だって違ったところはかなり健全なものとはいえ、少しだけ恋愛感情と結婚の話題が入っていることです。ここが長男(年長)のつぼにはまり喜んでいました。医療や看護に興味のある娘(小二)はベスが「しょうこう熱」で死線をさまよう部分が気に入ったらしいです。二人とも十分楽しんでいました。読後は「自分は誰に似ていると思う?」とか「友達になるならだれとなりたい?」とかの質問で楽しみました。ジョーのエピソードが多く、エミーのが少ないのが少し残念ですね。子供たちは満足していた一方、大人の僕としてはちょっとインパクトに欠けた感がありました。
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原書のPartI。はじめ、自分の記憶していた内容とちがうのでびっくりしたんだけど、子どもの頃はたぶん抄訳で読んでいたのね。
今読んでみると、一家はたしかに貧しいんだけど、おばさんは裕福だったり、おとなりに大きなお屋敷があって目をかけてもらったり、ところどころ都合がいい(笑)。
でもけっして上流階級ではないわけなので、「おとうさま」「おかあさま」に始まる丁寧さというのが、原書由来なのか、作られたイメージなのかちょっと気になってきた。今の子に読ませるのだったら、もう少しだけこっちがわに引きつけてもいいかもね。
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まさに理想の家族像です!四人姉妹と両親の6人と大家族で、かつ貧しいながらも心が豊かな温かい家族の話です。特にマーチ夫人が素晴らしい方で、作中では悩める姉妹たちや父親のいない家庭を支えた強くて、心優しい、親切で温かな母だと思いました。
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貧乏な、暮らしでも四人姉妹仲良く暮らしているマーチ家は、いつもにぎやかです 姉妹ゲンカをしたり恋をしたり、楽しく読めちゃうお話です。私はベスが、病気になってしまうお話が好きです。愛が詰まっているお話です。
ジョーが髪を切ってしまうのは、悲しかったです