紙の本
日本のオヤジ達のためのエッセイ
2016/09/04 01:40
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投稿者:ヒロユキ - この投稿者のレビュー一覧を見る
デブとハゲはどちらが惨めか、今のゼリーはひ弱過ぎないか、缶詰の桃は白桃派か黄桃派か・・・
などなど、どーでもいいような問題からカラスとの死闘、取材先のホテルで知った衝撃の事実まで、作者独自の視点でクスッと笑えてちょっぴり元気になれるエッセイです。
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まさに同世代、関心も悩みもほぼ同じ。ラストの老眼鏡の下り(ずれ気味の眼鏡の上から上目遣いで見る目つきには訳がある!)には、先日ワタシもほぼ同じコトを発見したところだったので、ブルータスおまえもか;;と肩ポンな気持ちだった。しかしそれにしても、オヤジオヤジと卑下し過ぎじゃないの?40代前半はまだ全然守備範囲内って子多いと思うけど。あんまりへりくだるのは、実はまだまだ未練があることの裏返しなんじゃない?(意地悪)そういう意味では女性の方がもうなにもかも諦めた分、冷徹な視線を持ってるなあと思う。がんばれオヤジ、ワカゾーに負けるなヨ(笑)
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おやじの悲喜こもごもの出来事をほのぼのと書かれたエッセイである。
山科けいすけさんのイラストもいいな。
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買っちまった・・どうにもタイトルに惹かれて(笑)
帯のコピーも「オレ、いつのまにか中年(おやじ)になってた・・」だって。
重松清は同学年ゆえ、彼の小説は好んで読んでいる。
中年サラリーマンの悲哀、家族の愛情、童心に戻る感傷・・色々と面白い。
小説の端々にも、同世代だからこそわかるキーワードなどもちりばめられているのだ。
そして今回のエッセイ。
これは「夕刊フジ」に連載されていたものの文庫化だ。
どことなく原田宗典にも似たユーモアチックな内容で「プッ」と笑える。
「ああ・・そうだった。そうだった!」と感動したポイントをいくつか。
・昔の野球中継はバックネット裏のカメラが中継していた。
・LPレコードを聞く前にはスプレーをシューッとしてブラシで拭いていた。
・郷愁を呼ぶNSPの「夕暮れ時はさびしそう」
その他にも色々と面白い内容が満載。
でもこの小説って、若い人が読んでも何も面白くはないのだろうな・・^_^;
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2008.3.3読了。 重松 清のエッセイ集。 タイトルどおり、オヤジのオヤジによるオヤジの本。 今、オヤジと陰で呼ばれている人以外の人には、このエッセイは、わからない。
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「夕刊フジ」に連載されていたエッセイを1冊にまとめた本。
オヤジ世代の筆者が,同じくオヤジ世代の読者に向けて,
「ゆっくりがんばれ」のメッセージを込めたエッセイを書いている。
親しみを込めた口語体で書かれた文章に笑わされ,励まされる。
個人的には「ヤザワ記念日」,「ニッポンの優しさ」が良かった。
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夕刊フジに連載されていたものを単行本化したもの。
2〜3ページの短編集になってて、中には思わずプッと噴出しそうになるものも。
電車の中でおっちゃんたちは、こんな楽しいものを読んでるんだね。
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夕刊フジ に掲載されていた重松氏のコラム。
俗っぽい。親父臭い。
でもそれが良い。くすっと笑える話が多い。
鳩の被害からハト型社員の話のくだり、ギクッとしました。
後始末が自分でできる人になろう。
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内容紹介
夕刊フジの大好評連載エッセイが一冊に! いつのまにか俺、「オヤジ」になっている!40歳を過ぎたシゲマツが送る「中年の毎日」。昭和に、フォーク、懐かしい「あの頃」も満載。巻末対談・酒井順子氏。
内容(「BOOK」データベースより)
ある日、ふと気がつくと中年になっていたシゲマツが、その未体験ゾーンの驚きを語りつつ、同世代にエールを送った「夕刊フジ」の大好評エッセイ。オヤジの歓びと哀しみ、ココロの秘密や如何に?巻末に「元祖負け犬」酒井順子氏へのインタビューを特別収録。
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重松清さんの夕刊に掲載されてたエッセイ集。
重松さんってこういう人なんだ。
なんか人間って感じ。
こういうきれいなかんじの小説書くのに、こういう腹黒い所持ってるの?ていうか
私が描きすぎなんでしょうかね
等身大の小説家さんって感じでいいって思う人もいると思うしね。
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■重松清さんの全作品を感想文にしてブログで挑戦中です。
重松清ファン必見!
http://wwjdkan01.blog68.fc2.com/
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重松さんの別の一面が見れます。
こういう普通のオジサンだから、多くの人に共感を得る小説が書けるのだろうと納得しました。
元々連載エッセイだったということで、一気に読まずチビチビ読んでみるのもおもしろいかもしれません。
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“夕刊フジ”のコラムを担当したオヤジ重松の名作集?
夕刊フジは何度かセンセーショナルな見出しに惹かれて帰宅中に買ったことがある。
買ってから気付くのだけど、センセーショナルな見出しの最後に?が小さく付いており、内容も根も葉も無かったりする。
そんなこともあり、やや気持ちを引きつつ読み進めたのだが、そこはさすが重松氏。どこにでもある素材をおいしく料理してました。
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自虐的オヤジパワー炸裂。男のアイデンティティ立小便。ケツ入れの悲哀。エロ本の買い方。オヤジの「エア」。体温フェチ。
郷愁のホッケ。激しく同感させられる己に何ともそこはかとないペーソスを感じる。
オヤジであることを改めて深く自覚させられた。同時に大きな生きる活力ももらえた。開き直りのオヤジパワー全開である。