紙の本
持ち運びに便利
2018/09/30 07:35
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投稿者:ny - この投稿者のレビュー一覧を見る
新書で持ち運びやすく、フィールドワークに適してます。内容もマニアックで興味深く、ビルド&スクラップを繰り返して形成された東京という都市が、より身近に感じられると思います。
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地域を東京に限定しているものの、鉄道遺産が体系的に整理されていて非常に読みやすく、なぜそのようなものが建設され、今日では遺構となっているのか理解が深まった。特に、多摩地区に存在しており、子供のころに何故このような無意味な路線がるのだろうと不思議に思っていた盲腸線のような路線の多くが、多摩川の採石用であったということについては目からうろこであった。
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二番煎じ本だと思ったが違った。四谷駅付近のいくつものトンネルの成り立ちをカシミール3Dの立体地図を使って解説したり、テキサス大学のHPで日本の地図にない軍用線を紹介したり、三鷹駅下の煉瓦アーチ橋を発見したり、初めて知る内容がいくつもあった。新書のため写真が小さいのがやや気になるが、初めて見る昔の写真が多数ある。
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感想未記入。以下引用。
●四谷見附に地点で、外濠には土を盛ったダムのような土橋が作られ、そこで外堀は真田濠 と市ヶ谷濠に分けられていた。四谷見付のこの土橋は、外堀の他の土橋よりとくに幅が広く、幅50メートルほどもあった。その上を甲州街道が通り、その脇には玉川上水終点の四谷大木戸から江戸濠や市中への水道幹線の樋が通っていた。この土橋を線路がくぐるために作られたのが四谷トンネルなのである。水道幹線の樋は、線路と交差する形でトンネル上部の地中に埋められた。樋の保護のためにトンネルを作らざるをえなかったようにも思える。(略)ここで注目したいのは、江戸時代に作られた上水道が通る地点に、それをくぐる形で短いながらトンネルが作られたという点だ。
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途中までは知っているところばかりで、通り一遍な遺構本かと思って呼び飛ばしに入ろうとしたところで、話がどんどんディープな方向に。
戦争遺構や日野煉瓦の話まで飛び出し、大変勉強になる、へぇ!の多い良本でした。
実はあまり自分の中で新書サイズでいい本に出会う機会がないのです。