紙の本
次期アメリカ大統領
2016/11/29 20:14
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投稿者:Hide - この投稿者のレビュー一覧を見る
選挙開票前までは、ヒラリーが次期大統領だと確信してたが、トランプに当確が出た瞬間「彼ってどんな人?」???が。
超一流のビジネスマンだとは知っていましたが、人種・宗教に対してかなり偏見があること、かなり攻撃的であることが知れた。
これから政治的思考が作られていくと思うが、日本が受ける影響はどのくらいのものか、興味がある
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白人の非熟練労働者が移民に敗れ、中高年男性の自殺率が急上昇している背景があり、恐怖心を煽って人心掌握を目指したという経緯がよくわかった。
読む時機を失したが。
1999-2014 年の自殺率が、全体で +24%、45-64 歳白人男性では +43% という数字は、重い。
結婚するたびに極端に自分に有利な婚前契約を結ぶ慎重さが、予想外。しかし黴菌恐怖症は哀れに感ずる。握手恐怖で選挙運動をするのは、大変だったことだろう。
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トランプ氏の人物像に主に焦点を当てている。ルーツ(祖父)から、子ども時代、政治の世界に身を投じるまで。劇画の主役としてのトランプに迫る。
【面白かったポイント】
・レーガン⇔トランプ、カーター⇔オバマ
単純化の威力の利用、演技力は共通
壁を崩す人、築く人の違い
・臆病さ(婚前契約、黴菌恐怖症)
・米軍駐留経費支払いについては1980年からの主張
・アメリカのワイマール化
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トランプ一族の「アメリカンドリーム」の本なのだがチャイニーズドリームの話と違って「夢」がない。むしろ「醜悪」と感じられるのは偏見なのだろうか。
本書の読後感は良くないが、トランプという人物についての知識は今後の世界にとっても必要だろう。アメリカの次期大統領選挙まであと3年半、早く時間が過ぎてほしいものである。
2017年読了。
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かなり批判的な書き方に思えるが、ドナルド・トランプ、その先祖を含めた伝記。人となりがよくわかる。お酒、カジノ、大学などホテル以外の事業も手がけていた事を知った。トランプが去っても第二のトランプを産む土壌がアメリカにはあるとの指摘が妙に納得できてしまった。