紙の本
美しいモノと暮らす日々
2020/09/09 00:10
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
編集者であり文筆家でもある松浦氏は、「モノを見極め選ぶひと」といえるだろうか。本書は、松浦氏は”モノと自分の関係”を、そして「美しいものっていったい何なのか?」「ひとは、それらとどう対峙すればいいのか」ということを淡々と語る。
美しいモノ=良きモノというスタンスで、モノたちは美しい写真と、選ばれたシンプルなフレーズで描かれる。それは、これらのモノたちが抱える特別な物語でもある。
電子書籍
著者のセンスの良さ
2016/11/14 01:13
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投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
松浦弥太郎氏のこだわりがよくわかる。
著者は愛用品というものを大事にする人。
紹介するgoods一つひとつに愛情を感じる。
物をチョイスする眼。大切にする心。見倣おう。
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読むと、ちゃんと生活せねばと背筋を伸ばしてしまいます。
端正な生き方のお手本…
物選びから違うのだなあ。
オーボンヴュータンの無花果ジャム、おいしいです!!
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編集者だからこそか、文章も写真もわかりやすい。
文章というよりも、ポスターを見ているような印象。写真もなんだかわざとらしいしね。
ただ物への愛情が感じられる。作りては手を離れればそれまで、使いてに任せるしか無いもので。ここに書かれた物たちは良い使いてに愛されて幸せだろうな。
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少し贅沢してでも、
自分が気に入った質の良いものに囲まれて暮らしたい。
そう思えるようになったら、
すこしは大人になったということだろうか。
学生時代はとにかく安さを求めていたが、
最近ようやく身につけるものにこだわれるようになった。
でも、まだまだ。
ものを愛し、毎日を丁寧に生きている人の本は、
癒しにもなるし、励みにもなる。
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松浦教徒の私(笑)
だんだん、自分が持ってる本かどうか分からなくなって本屋さんで困る
この本も「持ってたかなぁぁ?」と暫し悩んで購入(笑)
自分が持ってるモノは全てがスタメンであって欲しいってのが理想
自分がこの世を去る時、持ってるモノが
大きめのスーツケース2個くらいってのが良いなぁって(笑)
現段階では絶対的に無理なんだけどね(苦笑)
自分にとっては大事なモノでも、他の人にとっては「・・・」なモノだってあるし
自分が拘ってるモノだって、他の人からすると「?」ってモノだってあるし
「モノ」って難しいって思う
だけど、やっぱり日々一緒にいるモノだから、適当には選びたくないし、使いたくない
松浦教徒の私は、ちょっとストイックな松浦氏のモノとの付き合い方に憧れるのであります!
そんな松浦氏がお勧めしてるモノに心惹かれるのであります!
この本も100+3の松浦氏が愛するモノとその物語で溢れています
私も、私の100をピックアップしてみたくなりました
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文庫版で右ページに写真、左ページに文章という形式でまとめられている1冊。
文章は半ページ分のみだけど、そこにまとめられた文章から十分に情景が浮かんでくるからすごい‼
本当に、日々をていねいに生きてる方なんだなぁ。
誰の大切なものにも、そこにはエピソードがあるんだと思った。
自分の大切にしている、お気に入りはいくつあるだろう。
自分版の『日々の100』を作りたくなった。
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日々大切にした100のモノ。文庫になったので久しぶりに手に取った本だ。レシピカードボックスからはじまる一つ一つの私物。そのモノとの関係を丁寧に紐解いてゆく。なぜここにあるのか、自分と一緒に存在する理由は何か、そんなことを考えたエッセイである。この本は、自分自身の身の回りと人の事を考えさせられる良書だと感じた。それぞれのアイテムは、完全に個人的なものであり、それが欲しいとはならないものばかりである。一方で、自分自身の大切なモノ達をここまでやさしく大切にするというまなざしで見ているかと言われれば、うっとなって、もう一回大切にしなきゃなと思ったりするのである。現代であれば、松浦弥太郎さんのようにアナログを極める人は別にして、きっとipadとかが入ってくると思うけど、それでもいいはずだ。自分にとっては、john lobbの靴、ハワイの絵、草間弥生さんのかぼちゃのオブジェ、鎌倉葩の紙小箱、Delfonicsの手帳等々100もあろうだろうか。手入れをしっかりすること、感謝をすることを大事にしないと。
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引っ越しの準備はなかなかに憂鬱な仕事です。
引き出しの奥から出てくる懐かしい品々の中にはどうして買ってしまったのか…と頭を抱えるものもあって。
私なんかに変われたばかりに活躍の場を失ってしまったものたちに本当に申し訳なく思う。
この本の中に登場するのは、心底惚れられて毎日毎日大切にされているものたち。
好きな理由は1つ1つ違うけど、はっきりとした理由がある。いくらでも語れるわけです。
もういろいろ反省です…。
松浦さんの大切にしているものには必ずキラキラした憧れがある。
素敵な人やものとの出会いを心から喜んで、自分の中に迎え入れる松浦さんに憧れる。
この精神を真似したいです。
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松岡弥太郎さんの私物100+3。
モノにこもる思い出と愛着。
ほんと、毎日の生活を楽しんでらっしゃる。
私も100、あるだろうか。
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[ 内容 ]
アメリカ郊外の村で見つけた、アンティークのキルト。
古書店・カウブックスの開業時に揃えた、イームズのスツール。
何気ない日常のアイテムから、大事な宝物まで、『暮しの手帖』編集長である著者が愛用する、100の品々。愛すべきモノたちと真摯に向き合い、その出合いや記憶を、自ら撮影した写真とともに心豊かに綴る随筆集です。
100編の随筆に、新しく文庫版書き下ろし3編が加わりました。
[ 目次 ]
レシピカードボックスと5×3カード
ヒノキの漆椀と匙
ネイティブアメリカンのお守り
エンリーベグリンの財布
村上開新堂のクッキー
アンティークの定規
中村正常の『隕石の寝床』
ソローの机
ロレックス社の金だるま
おばあちゃん眼鏡〔ほか〕
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
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好きなものだけに囲まれた生活に憧れる一方で、どんどん物が蓄積されてくのが現状。
こだわりやストーリーが詰まった物だけを厳選したくなる一冊。
さて、今晩から綴り始めようかしら、私の100を。
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知識と思慮深さが秀逸。
自分の好きなモノたちに、
これくらいの愛情と物語を持ちたいものだな。
詩集、ブルックスブラザーズ、オリーブオイルに
特にグッときました。
あと、弁当箱。
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おしゃれな生き方をする上でのこだわりとダンディズム?
気持ちよく読めたけど反発する人もいるに違い無し。
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松浦さんのこだわりが感じられる一冊です。
性別が違うのでわからないな…と思うものもありますが、台所用品や文房具は素敵だなと思うものもありました。
松浦さんの穏やかな文章が好きなのですが、内面は少年のようだったり、意外と熱い方なのかな…と思いました。
わたしも、なんとなくで選ぶのではなく、こだわって選ぶようにしようと思います。